壱の章 アーマードコア



制作 FROM SOFTWARE
ジャンル アクションシューティング
対応機種 プレイステーション
シリーズ アーマードコア
アーマードコアプロジェクトファンタズマ
アーマードコア マスターオブアリーナ

さて、今回から始まったこのコーナー、第一回はとりあえず現役選手ということで
「アーマードコア」を紹介しますか。

このゲームは3Dのフィールド内で、ロボットに乗って戦うアクションシューティ
ング(早い話が走って撃って戦うゲーム)。俺はシミュレーターなんだい!と言い
たいけど、友達からは「ふ、あまいな」とか言われたので、まあ客観的評価として
そういう事にしておこう。

さて、そういってしまえば身も蓋もない反射神経ゲームのようだけど、「ようだけど」
ってとこで違う、ってことの含みなわけですぜお客さん(<何者だ)。

世界はなんだか荒廃しちゃった未来世界(ありがち)。そこでは既に国家はなく、
企業がその変わりとして台頭、企業間戦争が表でも裏でも行われていた(やっぱり
ありがち)。そんな感じなので危険を隣り合わせにしたような種類の仕事は色々
あり、それを請け負う便利屋のうち、汎用人型機械、通称ACに乗る連中は「レイ
ヴン」と呼ばれていた。彼らはコンピューターネット「レイブンズネスト」からの
依頼を依頼料をもらって請け負う。依頼者の顔も本名も何も知らずに。

設定はこんな感じ。ゲーム中ではレイブンズネストから送られてくるeメールで依
頼を受け、仕事をこなしていく。仕事内容はテロ組織の鎮圧、重要物資の護衛、反
抗勢力の壊滅、遺跡などの調査、など多岐にわたる。一つだけ共通してるのが「危
険な場所である」ということ。ゆえに戦闘が起こったりするわけだが、その時使用
する弾丸の代金やら、攻撃を受けたことによる損害は自分もち。すなわちこれは
どういう事かって言うと、「効率よく事をすすめないと、依頼に成功しても赤字に
なっちゃうよーん」ってこと。

そして自機となるACはパーツ毎にネット通販で買ったりして新しいものに換装す
ることが出来る。ここがキモ。すなわち自分の好みによって機体をいじり倒せてし
まうという。パーツは頭、胴体、腕、足、エンジン、ブースター、コンピューター、
腕武器R(飛び道具系)、腕武器L(レーザーブレイド系)、肩武器R、肩武器L、
と、こんだけ種類があって、それぞれに数種から十数種類の選択肢がある。組み合
わせでいったら一体何種類あるやら。

だけど機体には「上部重量制限」と「下部重量制限」があって、要は前のは胴体に
取り付けられる最大重量、後のは足が支えきれる最大重量ってのがある。また、
パーツ毎にエネルギー消費量が決まっていて、その合計がエンジンの出力を超え
てしまってもダメ。と、結構制約条件は多い。しかし限られた条件の中で自分に
あった機体(または依頼にあった機体)をつくることが楽しいのであった。

さらに機体は全身の各部、かなり細かいところまで指定して色が変えられ、肩には
自分のロゴマークを作って貼る事ができる。結構夢中になるんだこれが。

そして、ミッションより楽しいのが、プレステ2台とディスプレイ2台を使って行う
「対戦」。自分で作った機体を持ちよって人間同士で戦うのは楽しいよね。
もう既に何回かあちこちでこのような対戦を行っているんだけど、大抵飽きる前に
指がつかれてしまって出来なくなるんだよな。
とてもオススメ。

さて、まとめ。
ボタンをたっくさんつかうので、万人向けではないのは確か。だけどそれをのり
こえれば楽しいこと請け合い。シリーズ最初の「アーマードコア」は依頼が練習
のようになっていて、段々ステップアップしていく形式なので安心。一級の40%
はここから出ているんだよ(意味不明)。

それにしてもなぜ最新作「マスターオブアリーナ」は、早速「新品で」3000円
で売られているんだ・・・いい出来なのに(確かにかなり難しく仕上がっているけ
ど)


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