(Last update:)

作者覚え書き

 本コーナーは、ヘッダにもあるとおり、『偽’機械主義者〜SINE QUA NON』のためのブレインストーミングとか、そういったシロモノです。なるべく近いうちに本にしようか、とか思っていますが、なかなか進まないというのが素直なところでし。
 ンでもって、見て分かるとおり、本コーナーはLeaf社のヴィジュアルノベル『To Heart』をネタにしていますが、かなりオリジナル色が強い(毎度のごとく原作とはかけ離れつつある……)ので、『俺のマルチはこうだ!』というこだわりのある方は見ない方がよいかと思いまする。

 あと、銀河帝国書院のサイト全体に言えることなのですが、基本的に更新されても明示されません。各ページのLast Updateの日付を目安にしてくださいませ。ただし、ちょっとした修正でも反映されてしまうので、あんまり役に立たないかもしれませんが………

 また、このページは、基本的にガラクタが入っています。最終的に反映されるかどうかは不明です。


HD-CNS上の各プロセッサモジュールに関する基礎情報

 HD-CNSは、n≧5x10^7の処理単位からなる超並列複合処理システムである。
 MPUバスは、不正入力及び無限連想(暴走)トラップによって、一時的にパラレル配列からシリアル配列に変更されるか、バス開放禁止(ホールド)となる。この場合、低次プロセッサモジュールもしくは高次プロセッサモジュールのEPUである場合、高次プロセッサモジュールからのリセット、もしくはトラップ応答ホールド等がなされる。
 高次プロセッサモジュール及びそのバスには、最低二重の補償システムが用意されている。
 しかし、万一本体あるいは他の高次プロセッサモジュールのプロセスを極端に占有するようなリソース要求、割り込み要求が行われた場合(プロセッサモジュールの暴走、あるいは故障が考えられる)基幹動作システムの自己診断保全部からの緊急トラップがかかり、異常プロセッサモジュールの、バッファを介した物理的バス切り離しが行われる。
 その後、基幹動作システムからの監視バスのみが開放され、リセット信号が送られる。この時点で、リセット動作、あるいは初期化時自己診断に失敗した場合、自己診断保全部は当該プロセッサモジュールに対して、監視バスを含め全てのバスを物理的切り離しを行い、他のプロセッサモジュールの補償システムを用いて異常プロセッサモジュールの代行を行う。また、同時に、ステータストークンに安全率低下とプロセッサモジュール故障の情報をセットし、緊急トラップを解除する。


電源部

 構成
●スイッチング・レギュレータ(外部)
●バッテリ端子
●バッテリ本体
●アラーム回路
●変圧器
●予備バッテリ
 HMX-12/13の内部電源に対する充電(※)においては、スイッチング・レギュレータのVDD(+12V)のみの単純充電が行われる。また充電端子は、VDD、GND、情報端子の三端子から構成される。情報端子は、レギュレータ(外部電源)の情報を本体側に提供する光端子であり、他の二端子とは性質を異にする。

 レギュレータ側に異常が発生した際に出力が停止した場合、出力回復は以下の条件による。
1:ユーザーによる異常除去。
2:本体側からの強制リセット。
3:レギュレータ側の異常からの回復判断。
(優先順)

 量産型であるHM-1xシリーズ用のスイッチングレギュレーターは、簡易コンソールと一体化されたノートパソコン型のものが使用されている。
(※:HMX-13は燃料電池が搭載されているが、CNSの内容保持など、必要最低限の電源を確保するための非常用充電池が搭載されている。)


基幹動作システム

 基幹動作システムは、各部のインタラプトフィードバック及びHD-CNSの予測フィードバックによる自己診断保全/禁止動作監視システムの総体である。
●HD-CNSのダメージ予測によるインタラプト(負)
●感覚センサ類からのダメージ通知によるインタラプト(負)
●反射フィードバック通知によるインタラプト(正・負)
●A = FESPAM theoryに基づくHD-CNSからの不規則インタラプト(正・負)
●ユーザーによる強制インタラプト(負・ノンマスカブル)
●システムリセット(負・ノンマスカブル)