ベアナックルいかりのてっけん【ベアナックル・怒りの鉄拳】〔MDソフト〕
 古代祐三作曲の音楽にのってやってきた正体不明の格闘アクション。ゲーム内容はファイナルファイト以外の何者でもないが、完成度は高い。同類の他のゲームを見ても、1、2を争う出来であることは確実。特殊攻撃がパトカーからの援護射撃と言うのもよい。ゲームバランスも良好。私ですらエンディングを見れた程である。このゲームでの一押しのキャラは、やはり女王様。あの格好で街をうろついていると考えると、結構来るモノがある。最近は、ビザール・ファッションが流行っているから現実でもそれほど奇抜とは思われまい(本当か?)。〈新〉
 最終ボスでの演出や、エレベータの面がよくできている。もう少し難易度は高くてもいいと思うが・・・。敵の出現パターンがやや単調なので、ファイナルファイトに見られたような「ザコどうしのコンビネーション」をもっと見せて欲しかった。(好きなゲームなだけに、少し評価が辛いが)〈藤〉
 MDのアクションゲームの中ではトップクラスの作品。古代氏の音楽は当然として、キャラクタの動き、必殺技の派手さなども気合いが入っている。ゲームも比較的簡単な部類に入っていて、中級者なら数回でクリアできるだろう。この頃のゲームのパターン通り、最終ボスがお約束のようにサギな攻撃をしてくる。どうでもいいけどアクセルが使えない。〈殺〉
 91年は発売本数が増えたこともあるが、良作ソフトが増えてきた。殴りものアクションで満足なものがなかったMDに、やっとまともなものが出た。パッと見はキャラの小さい『ファイナルファイト』。でも、ゲーム性はわざと変えてあり、遊んでみると違った面白さが見えてくる。仲間キャラとの協力技、一撃で皆殺しの同僚の援護射撃等、差別化を積極的に行なってる。曲に関しては言うまでもなくよろしい。なんせ、あのかた作曲ですから。ただ、メモリの関係上効果音にPCMが使えなくて、殴り音はしょぼい。まあ、4Mでここまでやってればたいした物。〈顎〉
 Hardestで雑魚が虫けらのように湧いてくるのを、バズーカでふっとばすこの快感。たまらん。〈へ〉
 個人的にはこのタイプは好きじゃないけど、出来は良いよ。〈出〉

ベアナックル2しとうのレクイエム【ベアナックル2・死闘の鎮魂歌】〔MDソフト〕
 16Mの大容量を引っ提げて、再びやってきた格闘アクション。キャラがデカくなって、難易度はお手軽になった。音楽は持っているオーディオ機器の価格に比例して良くなって行く。モノラルでは音が貧弱すぎて、なんか笑える。援護攻撃がなくなった代わりにスト2じみた必殺技が使えるようになった。大変便利。相変わらず完成度や演出は良い。前作にあった、ハードボイルドな感覚が薄れているのは、かなり寂しい。MDのゲームにあるまじき派手さ。好きなら買う事。〈新〉
 MD最強の格闘ゲーム。更に増したアクション性とキャラクターの動きがゲームをより奥深いものにしている。原曲がいかに良くても、MDの内蔵アンプがナニなのであんまし良いBGMに聴こえないのがはがゆい。対戦モードは一瞬にして勝負がついてしまうのでもう少し奥深さが欲しかった。シバを使ってみたいのだができないのかな。買って絶対に後悔しないゲームのうちの1つであろう。〈藤〉
 「セガの続編に傑作出ず」のジンクスを打ち破ったソフトと言われるが、セガ自社で作ってないんだから、当然と言えば当然(爆笑)。開き直って『ファイナルファイト』スタイルにしてしまったのが効を奏しているんじゃないかな。システムも良く練られているし、演出も無難まとまってる。何よりキャラの性格付けがしっかりしてるのがいい。必殺技も気持ちいいし。ウラ技使ってマックス二人でプレイして、敵がゴミ屑のようになぎ倒していくのがお勧め。音楽は何がなんでも、高性能のオーディオ機器で聞くように。ぜーんぜん音数が違うし、MDからこんな音出るのかって驚くこと請け合い。14インチRF入力だけのTVって人は、己の貧乏を呪うしかないっス。〈顎〉
 評判の高かったゲームの続編。前作に比べ、システムが洗練され、より格闘性を高めたゲームになった。ゲーム難易度は更に簡単になっていて、中級者なら初プレイでクリアしてしまえるだろう。前作のような派手な支援攻撃は無くなったが、その分キャラクタを増やし、技も増やしているので、よりアクションゲームらしくなっている。しかし、前作との最も大きな違いは、アクセルが非常に使えるキャラクタになってしまったことである。〈殺〉
 スト2全盛の中、あえて対戦格闘物を出さずアクションゲームにこだわったのは、良かったと思う。実際、アーケードのアクションゲームと較べても、遜色はないくらいの出来である。だが、MDらしからぬ派手な必殺技を見たところ、やはりスト2の影響の大きさを痛感せざろうえない。もっと地味に決めてくれた方が、ゲームのハードなイメージが崩れなかった、と思うと残念でならない。〈へ〉
 ちなみに、発売されているBGM集の中には、古代氏が編み出して、めずらしくも悦に入っていた「うなりによる増音法」を使った曲が収録されてないのよね。知らなかった人は、中古屋にレッツゴー!〈出〉

ベアナックル2のただしいあそびかた【ベアナックル2の正しい遊び方】〔関連〕
 正しい遊び方。最低難易度でマックスでプレイ、全員アトミックドロップで粉砕。「お前は今日から廃人だ!」ガツーン!「はふぅ!」。所要時間2時間。〈殺〉

ベアナックル3【ベアナックル3】〔MDソフト〕
 ぶちキレたを音楽引っ提げて、三たび登場した格闘アクション。キャラは更に正体不明に、難易度は更にお手軽になった。現代音楽を強く意識したようなBGMが、筆者の心を強く捕らえて離さない。ゲームの出来は言うまでもないが、音楽の為だけにでも買う価値は充分ある。前作と同じく、オーディオ機器はなるべく良いものを揃えておきたい。6Bパッド、3Bパッドのどちらも使用可能だが、6Bパッドでの操作はなんとなく取って付けの印象を与える。しかし、Bボタン溜め攻撃や背後攻撃がボタン一発で出せるのは嬉しい。次回作は果たして?〈新〉
 ロボコップみたいな破綻しかけたストーリー、イロモノ続出のキャラクター、古代節からちょっとズレてる癖の強い曲、変な必殺技に中間デモと大容量。…ベアナックルが壊れていく…面白いからこのまま見ていよう…。個人的には曲ならベア1、内容ならベア2、笑いに走るならベア3といったところか。〈藤〉
 前作に比べ容量が格段に大きくなっている。隠しキャラ3人を加えたり、キャラパターンを細かくすることによる増加ということは解るが、勧進のゲーム性が進化していないためあまり好感が持てない。少なくとも「2」にあった壮快感が無くなっているのが痛すぎる。そのため、可や良ばかりで優の少ないない作品になってしまっている。個人的にはマックスがいた前作の方が好き。〈殺〉
 この音楽に関しては色々反響があるみたいだけど、私は「楽しんで」作ってる様な気がするこのBGMは好き(CD出ないかなぁ?)。古代氏自身は「実は一番苦労していなかった」って言ってたみたいね。このゲームの為だけかは判らないけど、百曲くらい作ってたそうだし。なんでも、新しいMMLコンパイラか何かを開発したから「楽できた」そうだけど、そこのところはトップシークレット(笑)とかで教えてもらえなかったのよね〜。でも、どんなコンパイラなんでしょね?〈出〉

ペイル【ペイル】〔キャラ〕
 ガケから落ちたら普通這い上がれないぞ。ましてや馬のひづめなんかじゃ…〈藤〉
 使い様が無い上に、存在感皆無。しかし強制的にパーティーに組み入れられるという許す事の出来ない存在。初っぱなに殺して後はほっぽらかし。〈新〉
 ごみ箱(本陣)で「ぱからんぱからん突きーっ!」と言い残し息を引き取りました。〈へ〉

ヘヴィノバ【HEAVY NOVA】〔MDソフト〕
 オープニングの歌声がインパクトの90%を占める。お互いにルールを決めてプレイすると燃える。バックアッパー許すまじ。〈新〉
 メガCD初期のゲーム。読み込み時間が長い、方向転換しにくい、座るあるいは飛行中は無敵になるので対戦がつまらない等の欠点が指摘されているが、実際は結構遊べるゲームである。技が多彩だが私はまだ使いこなせていない(涙)。カルトな歌声も賛否両論あるがOPの雰囲気は良い。これ以降のマイクロネットの作品は非常に向上しつつあるのでとても嬉しい。〈へ〉
 メガCDと同時発売。当初、ROMで発売予定のものをセガからの要請があったのかCD発売に切り替えた。そもそもCD用に作られていないせいか、ソフトの最適化などが施されていないためロード時間が異常に長い。これではメガCDの高速アクセスも台無し。『スト2』との差別化を図るため、格闘シーンに入る前に敵基地内を探索するステージがある。ところがこれが、冗長なだけであまり面白くないんだな。肝心の格闘ステージも、あまりに大味でやっぱり面白くない。キャラパターンはとても丁寧に切ってあるんだけどね。しゃがんだり飛んだりすると、当り判定がなくなるのが致命的なミスかも知んない。〈顎〉
 オープニングの歌を歌っている女の人ってば、カラオケボックスで歌ってたら、歌のうまい人を探して一週間カラオケボックスに通い詰めてたマイクロネットのプログラマーの方にスカウトされたんですって。何だかすごいわあー。〈出〉

ペーパーボーイ【PAPER BOY】〔MDソフト〕
 この少年が新聞を配るたびに通り道にけが人が並ぶあたり、恐怖新聞の配達員のポルターガイストに通ずるものがある。マニュアルがコロコロしていてかわいい。〈藤〉

ベガ【VEGA】〔キャラ〕
 超電磁ロボ。〈へ〉
 破裏拳ポリマー。〈出〉
 長井顎。〈新〉
 ソニー製平面ブラウン管。〈す〉

へきへき【へきへき】〔人名〕
 『椎名へきる』の項を参照のこと。〈新〉
 うわーん!へきへきだぁ!はぁ〜ん、もう、へきへきへきへきへきへきへきへきへきへきへきへき…〈す〉
 辟易。〈3〉

ヘクセン【HEXEN】〔SSソフト〕
 『へっくせん!』(加藤茶・談)。〈3〉

べっさつふろく【別冊付録】〔関連〕
 何かのゲームの資料を探そうとすると、必ず見つからないもの。記事類は本誌の方に全部まとめて欲しい。〈新〉
 いらん物をつけて価格をつり上げるテクポ○許すまじ!ある程度以上はさむ厚みが増えると書店店員である私が苦労するので、やめてね。手切れるし。〈藤〉

ベニート・ムッソリーニ【Benito Mussolini】〔人名〕
 イタリアの政治家。愛称は『むっちー』。一八八三年生。初めは社会主義者であったが、一九一九年にファシスト党を組織、二二年にファシスト独裁体勢を樹立。軍の慰安に力を注ぎ、ファッショ・モデル、ファッショ・ヘルス。ファッショ・マッサージなどの制度を確立した。各種健康法の研究にも尽力したが、一九四五年、北イタリアでぶら下がり健康法の実験中に事故で死亡。〈新〉
 ワタシニ電話シテクダサイ、ドゾヨロシク。〈大〉

ヘビーユニット・メガドライブスペシャル【HEAVY UNIT・MEGA DRIVE SPECIAL】〔MDソフト〕
 東宝の、MDでの最初で最後の作品。KANEKOの同名ゲームの移植。内容は、酷い酷いと聞いていたわりには、出来がよかった。アーマード形態になると、アーケード版以上に巨大化するのは勘弁してもらいたい。オプションで、色調調整まで出来るが、これをパスワードで行なわせるのには意味がないような気がする。変形すると自機が巨大化するが、当たり判定の大きさは実は変化していない。実際の移植はどうもKANEKOが行なった気配。版権関係か何かで東宝ともめたのであろう。思い入れがあるだけに、問題になったのは残念である。〈新〉

ペペログゥ【ペペログゥ】〔キャラ〕
 青いカービィ。〈藤〉
 青いオパオパ。〈新〉
 青い珊瑚礁。〈へ〉

ベリー【ベリー】〔キャラ〕
 『魔法使いになる方法』に登場。三人の中のプレイヤーキャラ中の主人公格と思われる。活発で元気な行動パターンは見ていても愉快だが、背負っている過去は暗め。筆者は女王様にお目通りがかなわず、その直後にサターンが故障して、それっきりになってしまった。〈新〉

ベリーヌ【ベリーヌ】〔キャラ〕
 『港のトレイジア』に登場。ピッチピチの黒いタイツが目に眩しい、北の山の魔法使い。後ろから抱きつきたくなるタイプのキャラである。なお、一部に、マゼランがベリーヌにエプロンだけ着せて後ろから眺めているんじゃないかという噂があるが、多分真実であろう。〈新〉

へりくつ【屁理屈】〔用語〕
 相手の意見を理解する程頭がよくない人や、理解するつもりがない人が、その意見を否定する際に特に使う言葉。我々の理論そのものでもある。〈新〉
 弁論的地団駄。〈へ〉
 屁理屈も理屈。〈出〉

ベルセルク【ベルセルク】〔漫画〕
 巨人帽冠らされて阪神電車に乗せられた男の話。〈へ〉

ヘルツォーク・ツヴァイ【Herzog zwie】〔MDソフト〕
 つくって、運んで、ほっぽり投げて、たまにちょっかい出しに行くゲーム。パソコン版にあった、陰険地下ミサイルが無いのは残念だが、充分に遊べる。ちょいと気を抜くと単調作業の繰り返しとなるが、充分作戦を練ることで回避できる。勝利の秘訣は対空車両。敵の基地近辺に死ぬほどバラ撒いておくと、補給に戻ると撃墜され、以後、復活した瞬間に死を見ることとなる。後はゆっくり他の基地を占領すればよい。古いゲームだが、二画面独立自由方向スクロールなど、今見ても驚ける処理がある。ゲームバランスがいささか悪い。希少価値大。〈新〉
 燃えた。友人達とサルのようにやり狂った。最強パターンとして、ゲームが始まると自分の基地を無敵の対空砲台に仕立て上げ、蟻のように造ったバイクと歩兵で牽制する。怒り狂った敵機が基地の近くまでモノを運んでくると、数十発のミサイルを食らって「ドカン!」てなわけなのだが、対戦相手も同じ事をするので膠着状態が続く。対コンピュータ戦は面白い。シミュレーションゲームとして十分に遊べる内容。買い。〈殺〉
 対地対空両用砲台がなければ、そこそこのゲームバランスが取れる。初期の作品にしては出来が良く、BGMも髣髴するものがある。コントローラのボタンが一つでも調子が悪いと苦戦する。〈介〉

ヘルファイヤー【HELL FIRE】〔MDソフト〕
 腹に響く東亜節が気持ちよい男のハードシューティング。オプション、バリア等、多少オリジナルな要素が入っているとは言え、汗の臭いがプンプンする癖のあるゲーム感覚は不変。非常によい。難易度は、もとがもとだけに高すぎるほど高い。壮快感とも縁遠い。格闘に近い感覚である。移植度は、恐ろしく高い。完全移植と言ってもいいだろう。音楽は最高。敵が堅いために、撃って撃って撃ち捲る必要がある。そのため、連射パッドは必須。有る無しで、難易度が随分変わる。後発のPCエンジン版「ヘルファイヤ・S」はただの(以下検閲:編)。〈新〉
 これも東亜プラン作品の移植作。販売はメサイヤだが、制作は東亜プラン自ら行なっている。自機のショット方向が4パターンに変えられるのが特徴。うまくそれに合わせた面構成になっている。アーケード版の難易度はかなり高かったが、MD版はオプション兵器やバリアの導入によって、やりやすいものになった。それでも難しいけどね。音楽は凄くやかましい。でも、好き。連射パッドがある場合、目いっぱいパワーアップせず、二段階目の劣化ウラン弾(物騒だねぇ)でいったほうがいいと思う。最終ボスも半安全地帯あり。〈顎〉

へんあい【偏愛】〔関連〕
 ビアズの「悪魔の事典」によれば「幻滅への予備段階」であるとされているが、MDを偏愛するユーザーや開発者のほとんどは、とっくの昔にMDに幻滅して、更に絶望までたっぷりと味わい、今ではそのほとんどがニヒリストと化していたりする。ふっふっふ。〈新〉

へんけいがったい【変形合体】〔用語〕
 男のロマン。〈新〉

へんしゅうさぎょう【編集作業】〔用語〕
 正しくは変臭作業。校了間際にはタコ部屋全体がヤニ・汗・インスタントラーメン・コーヒー・各人の体臭が混合したおぞましき臭いがする事がら、この名が付いた。〈新〉
 そう、まだ「は」行なんだよ!「は」行!わかるか?この苦労!きぃきぃ!〈へ〉

へんしゅうちょう【編集長】〔用語〕
 悪魔よ、悪魔!。〈出〉
 職場にばれるぞ(笑)。〈す〉

べんじょまち【便所待ち】〔用語〕
 AD大戦略などのシミュレーションゲームなどで、補給サイクルを見誤って、補給拠点の周囲にユニットが密集してしまった状態を、特に女性便所の周囲に女性が列を作っている状態に模していった言葉。一部では、サラミの配給とも言われる。〈新〉

へんたい【変態】〔関連〕
 こっそり撮った、ちっちゃな女の子の写真をアルバムに貼って、夜に眺めていること。〈あ〉
 砂沙美ちゃんのリカちゃん人形買ってきて、プリティーサミーに改造すること。〈出〉
 セガ製のじゃなくて、ツクダ製の『サクラ大戦』人形を買ってきて、GIジョーの服を着せること。お前よ、あの真道寺さくら、スケール違うから、GIジョーの服じゃつんつるてんになるだろうが(笑)〈新〉
 …………お前らな……〈す〉

ペンティアム【Pentium】〔関連〕
 インテルのCPU。正式名称「80i585.999999999985625815636」。〈へ〉

ペンティアム・エムエムエックス【Pentium MMX】〔関連〕
 ペンティアムに補正回路をつけたCPU。正式名称「80i586|+1.0E-10」。〈へ〉

ペンティアムツー【Pentium II】〔関連〕
 ペンティアムの上位CPU。正式名称「Pentium1.99999999999999952678」。〈へ〉

べんとうをひろげる【弁当を広げる】〔用語〕
 AD大戦略などのシミュレーションゲームなどで、空母などに収納していた航空機、あるいは輸送トラックなどに変形させていた牽引砲などを発進、もしくは兵器形態に変形させることをさして言う。〈新〉

ヘンリーチェイサービンセント【Henry Chaser Vincent】〔キャラ〕
 装備は天から降ってきました。馬は弟が持ってきました。女房は向こうからやってきました。精霊は勝手についてきました。船は叔父から貰いました……〈大〉
 『エアーズ・アドベンチャー』の主人公。普通のRPGではれば『困っても、黙って待てば解決する』というパターンが多いが、こいつの場合、そもそも『困るような状況が発生しない』という、恐るべき強運の持ち主。ここまで豪快に好き勝手に活躍する主人公は、サターンやMDでは初めてではないだろうか。
 しっかし、オープニングでの死刑直前のシーンでのセリフ『俺の首は細いんだ、仕損じるなよ』には笑った。永野護キャラで、この発言は絶対にマズイと思う(爆)。〈新〉