キ【キ】〔キャラ〕
 『ドラゴンマスター・シルク』に登場。漢字で書くと『危』。本名は下落合トメ(笑)。他のゲームだったら絶対に許されない、投げやりの極みともいえるネーミングセンスと、反則技連発のシナリオ、そして西原嬢の脱力必至な声のベストマッチングというか何と言うか。大破炎上、打ち首獄門ものの破壊力は、インパクトだけは絶大な本ゲームの中でも、他の追随を許さない。サターンでは、もっとも衝撃度の高いキャラの一人。人気は低めのようだから、これは筆者専用としておこう。俺のだ!〈新〉

き【気】〔関連〕
 マンガやゲームに登場するキャラクターが、必殺技(呪文、溜打ち等)を撃つ際に生じる二次的産物。ちなみにお湯からも出てくる。〈へ〉
 一人住まいをしている独身男性の室内に詰まっている。ムワっとな。〈す〉
 スエた臭い。〈新〉

キーボード【key board】〔用語〕
 ボタンフェチにはたまらない逸品。マウスもこれくらい根性を入れて欲しいものである。〈へ〉
 その人が好むキーボードの厚みと巾が、その人の人間としての厚味と巾に比例していることは、実はあんまり大きな声でいえない事実である。ノートパソコンでもないのに、わざわざ薄っぺらい、狭苦しいキーボードを持ち歩いて喜んでいるような輩は(以下削除:編)。〈新〉

きかく【企画】〔用語〕
 水のようにタダなモノ。いえ、オイラがそう思っている訳ではないよ。〈へ〉
 企画屋に金を出すと言って(実際に出すかどうかは分からない)、レバーを引くと出てくるモノだと思っている奴が多い。〈新〉
 な、泣けるダス……〈3〉

ギガフラッシュ【GIGA FLASH】〔兵器〕
 『エリミネート・ダウン』の自機、スティールパイロンに装備されている通常兵器の一つ。若い後家さんの熱く火照った心も身体も大満足。凄い兵器だ!〈新〉

きくちみちたか【菊地通孝】〔人名〕
 最近の氏の描くキャラは、異様な速度でウマ面化が進み、もはや「マジカルエミ」や「ボーグマン」の頃の魅力は見る影もない。自分でキャラ描き分けの幅を狭めているのは大笑い。今の絵では子供は絶対描けないぞ。その証拠に、「マジカルエミ」LDBOXに付いていた現在の絵柄で描かれた舞ちゃんやエミは、とてもじゃないが見れたもんじゃない。デッサンもどんどんおかしくなってきている。一時期はこいつをパッケージイラストに使えば、何千本か売り上げを伸ばせることもあったが、最近はマイクロキャビンにさえ見捨てられたようだ。そういえば、何でこの項あるの?あ、『デトネイターオーガン』のキャラデザやってたのか。〈顎〉
 麻宮騎亜と同一人物。いいかげん作風変えりゃいいのに…。昔は感心したけど、設定に凝り始めた頃からつまらなくなった。〈藤〉
 人間がモアイしている漫画を描く人。最近マックにハマったせいか、更に下手になったような気がする。〈へ〉
 「樹朽ち満ちたか」。う〜ん文節変換。〈新〉

きさい【鬼才・奇才】〔用語〕
 天才の項を参照のこと。〈新〉
 「おじいちゃん、お口きさーい!」〈へ〉
 …へいちゃーん…〈出〉

キザーン【キザーン】〔キャラ〕
 『ドラゴンマスター・シルク』に登場。自称『スーパーグレート(中略)ハンサムのキザーン』。容姿と服装はさておき、行動パターンが『でん介』その人の生き写しであることは、既に周知の事実である(笑)。普通のゲームだったら、登場から退場まで自分の世界に没入しっぱなしで、倒されても抜け出てこないタイプのキャラなのだが、こういう滅茶苦茶な奴ですら、更に一歩先を行き過ぎているシルク達には突っ込みを入れざるを得なかった。
 シルクの面白さというのは、こういうキャラやイベントに代表される、一歩間違えばシニカルにもアイロニカルにも陥りかねない瀬戸際の部分にあると思うのだが、どうだろうか?〈新〉

きしでんせつ【騎士伝説】〔MDソフト〕
 「ままぁ!たすけてー!てぃーさんじゅうよんが…ぼくの、ぱんてるぱんてる…ああ、もえている…。」第2次世界大戦時のドイツの武装SSの活躍を描いたリアルタイムシミュレーション。現在プレイ中。表面上にパラメーターが表われないので簡単そうに思われるが、実はなかなかにハードなシミュレーション。様々な要素(取説には記載されていない地形防御値等)が関連し、冷静に状況判断が下せないと即一発昇天あの世行き。最初から簡単に全員無事生還などという生易しいものでは無い。さあ、対戦車砲とT―34の影に恐怖するがよい。ふっふっふっふ…。〈へ〉

きしょうへいきアメダス【気象兵器アメダス】〔関連〕
 PS2のそれとは全く関係がないAD大戦略のイカサマ戦法の一つ。敵軍のターンでのみ、ヒトラー配下の謎の魔導士軍団の手により「天候ルール」が有効になる戦法(笑)。亜寒帯、寒帯の気候に異様に弱い我がドイツにはなくてはならない戦法である。〈新〉
 さらに強力な魔導軍団を召喚すると(呪文は、Cを三回押して左右左右)敵軍をマインドコントロールして操作することまでやってのける。鳴呼、素晴らしすぎるぞ第三帝国(爆笑)。〈藤〉

ぎじゅつりょく【技術力】〔用語〕
 技術力を誇るのは二流メーカー。技術力のなさを隠匿するのが一流メーカー。〈へ〉
 少なくとも、これのムダ使いが一番うまいのはセガ。〈顎〉
 ある数社に集中しているもの。現在分離不可。〈殺〉
 MDでは開発スタッフのCG技術、プログラミング技術がそのままゲームの出来に関わってくる為、隠匿することは出来ない。困ったことに他機種では許される「技術力の無さを演出でフォローする」と、言ったことも不可能であるために技術力のないメーカーはMD市場に食い込めずそのまま撤退する場合が多い。頑張れば光明も見えようが、会社側としてはその場の利益を生まないような投資をしたがらないからなあ。だが最近は骨のある技術屋がやってるメーカーが多く参入してくれているので嬉しいのだが、そこから出てくるゲームがどうも‥‥〈新〉

きすいしょうでんせつアスタル【輝水晶伝説アスタル】〔SSソフト〕
 良質という言葉を名画家に描かせて美術館に展示させた様なゲーム。今見ても美しい背景や音楽、目新しさはないが良く練られたシステムなど、旧世代で培われた様々な要素をサターンで存分に開花させたといえる。ゲーム内においてプレイヤーに違和感無くフィールドの拡大縮小を行い、敵や空間の巨大さを演出する手法や、闇や霧の演出、雲海の中の表現など、後のサターンのアクションゲームに全く受け継がれることのなかった様々な要素が実にもったいない。筆者は正確だが違和感のある3Dより、不正確でも柔らかみのある2Dの方が好きだ。〈新〉

きたい【期待】〔用語〕
 詭弁。〈新〉
 ゲームの製作が決定してから、プレイするまでの間、存在しているもの。〈殺〉
 MDを購入したばかりのユーザーの心理状態。後に、「信じたい」と変化し、最後に「MD売りたい」となる。〈へ〉
 山のあなたの空とほく、幸住むと人の言う…〈藤〉

きっか【橘花】〔兵器〕
 旧日本海軍初のジェット戦闘機。と、覚えている人が多いと思うが、これは大間違い。日本軍機は『桜花』等に示されるように、名称に『花』が含まれるものは全て特別攻撃専用機である。故に、この橘花も開発当初より武装を持たない特攻機として開発されているのである。特に、この橘花は、ほとんど同一設計の陸軍型『火龍』が戦闘機として設計されていることや、素人目には勘違いされることの多い『震電』が機首に機関砲を装備していることなどから、更に混乱が増す原因ともなっている。
 さて、コンパクトで大出力を得ることのできる第二次大戦時の『夢の発動機』ジェットエンジンであるが、実は、レシプロ機などに使われているガソリンエンジンなどに較べて、もう一つ、当時の日本に適した利点があった。それは『燃料を選ばない』という点である。ジェット燃料とは基本的に灯油(最近ではニトログリセリンを添加してある)なのだが、実際はエタノールだろうと、メタノールだろうと、植物油だろうとある程度の純度と流動性さえ確保できれば、そこそこ回って実用に耐えるだけの出力を確保できる。当時の日本は、石炭から石油を製造するのにも手間取っていたが、菜種油やら焼酎(エタノール)やら、植物起源のジェット代用燃料を相当量確保することができた。それ故に、もし、日本軍がジェットの開発に積極的であったら、あと一年早くジェットエンジンの試作に成功していたら……下手に戦争が長引いて、史実よりもっと酷い目に遭っていたに間違いないだろう。〈新〉

キッズギア【Kids GEAR】〔周辺機器〕
 安っぽいゲームギア。あっと言う間に廃て滅びた。後に、その死骸の下にあった墓穴からカラー版ゲームボーイが這い出てきたらしい。〈新〉

きどうせんしゼータガンダム(ぜん・こう)【機動戦士Zガンダム(前・後)】〔SSソフト〕
 つまんねーぞー、これも世間の付き合いか?。〈大〉

ギドサスゲドラ【Gid-Sus-Guedla】〔キャラ〕
 PS3に登場。愛と勇気のセクハラ魔人。ディムールがパワーアップしてレザムールになるのはまだ理解出来るが、最終的にギドサスゲドラなんて名前になってしまうのが、あまりに壮絶すぎる。座布団一枚。〈新〉

きべん【詭弁】〔用語〕
「俺はネイが嫌いだけど、売れる本を出したいから、取りあえずネイを剥いて、縛って、○○○○する漫画を描こう。それだけじゃつまらないから、ファーストを出してネイと○○させて、ついでにユーシスと‥‥」〈新〉
「よくここまでたどり着いたものだ。だがもう遅い!我らが魔王は遂に復活されたのだぁ」…とか、「奥さん!このキャベツちょっと傷んでるけど安いよっ」など。〈藤〉
 よくある展開。〈殺〉
 政治家や官僚の雲古〈へ〉
 この本のこと。〈あ〉

キナ・デビアス【Kina Dibiase】〔キャラ〕
 『バルクスラッシュ』に登場。正体不明の霊感少女だが、結局最後まで本当に正体が分からなかった(笑)。ミサイルを多数命中させるとゲラゲラと笑い出すのが恐ろしい。しかし、それ以上に恐ろしかったのが、こいつのエンディングで、結局主人公がこの幼女とくっついて子供までつくっていた。まあ、七年くらい待ったのかもしれんのだが……。〈新〉

きみつ【機密】〔用語〕
 ばらしてもばらさなくても価値がないもの。〈へ〉
 こそこそ三里私語千里、噂に乗って一万里‥‥‥‥ふっふっふ。〈新〉
 つまらねえ機密は下っ端から、面白い機密は上層部から漏れてくる。しかも最近、上層部の方が、口が軽い。お偉いさんは大変だ(笑)。〈す〉

キムタク【キムタク】〔用語〕
 バラタックの一種。〈へ〉
 『回れ、ドリル!、草薙、白○!』。〈新〉

キム・ラウシー【キム・ラウシー】〔キャラ〕
 『ハイブリッド・フロント』に登場。漢字で書くと、多分、金老師。通称『強化型航空爺ィ』もしくは『空爺い』。初期状態での間接攻撃修正値の高さが魅力、レベルアップすると対艦能力に特化した『宇宙型エグゾセ爺ィ』に進化する。しかし、文字通りミサイル一直線な能力修正値となり、宇宙空間にうっかり忘れてこようものなら、救命ポッドの中で恍惚の人になって帰ってくる。使いどころが難しいので、初心者は老人ホームの中にぶち込んでおいた方が無難。〈新〉
 スペースジジイ。〈3〉
 「キムラウ」って呼んでね。〈へ〉

きむらひでふみ【きむらひでふみ】〔人名〕
 本名も同じだったと思う。絵柄が絵柄だっただけに、一時期、故かがみあきら氏の妹、鏡味良美嬢ではないかとの疑いを持っていたのだが結局別人であった。この事実が判明したついでに、かつて彼が「エロの道爆進」というとんでもないペンネームでエロ同人誌を描いていたらしい。筆者は偶然にも、その本を持っていたのだが、本当にとんでもない本である。MDの御用達のイラストレーターであったこともあるが、家庭の事情からか、一時期マンガ家業から離れていた時期があり、かなり残念だった。しかし最近、何かのマンガの文芸協力か何かで復活していることを確認。またエロ漫画を描いて欲しい(笑)。〈新〉
 漫画家。筆者は一時、かがみあきらは生きてるんじゃないかと思ったが、どうやら別人だったよう。アシスタントでもなかったらしい。現在は此路あゆみとの区別がつかなくて混乱しています。MDでは、『E―SWAT』のパッケージと、他なに描いてたっけ?〈顎〉

ぎゃっきょう【逆境】〔関連〕
 セガのコンシューマーマシンのこと。あるいはそれを取り巻く状況のこと。セガ自身が毎度毎度自社の機械をあっさりと見捨ててしまうこの状況を、逆境と言わずしてなんと言えばよいのだろうか?〈新〉
 ゲーム発売日に金がないこと。同様に発売日に他のモノが発売されること。〈殺〉
 人を愛していれば、決して挫けることはない。ほら、よく言うじゃありませんか、「愛は逆境を越える」と。〈へ〉

キャッシュ【cash】〔用語〕
 cash memory。万年床、またはベッドの枕元にある本・雑誌の山のこと。〈新〉
 現金だろう!?〈介〉
 現金な奴だ。〈大〉
 キャッシュアイ!〈3〉
 先輩、古い。〈加〉

キャット【Cat】〔キャラ〕
 『宇宙船レッドドワーフ号』に出てくる、リスターが飼っていた猫が三百万年の歳月をかけて宇宙船内で進化した猫人類。黒猫だったので黒人になっている。食料より二十枚の鏡、三十着のスーツ、宇宙船がピンチのときは自分の命よりもダサイ宇宙服を着せられるのが心配という、常にお洒落の優先順位が一番の、げに恐るべき男。関係ないが(無いのか?:編)、〈介〉氏も猫人類の一種と呼ばれている。〈へ〉

ギャップ【gap】〔関連〕
 メガCDが付いているという違いはあるものの、『シルフィード』と『おそ松君』が同じマシンで動いていることを考えると、目眩にも似た感動を禁じ得ない。〈顎〉
 『アーネスト・エヴァンス』と、でもいいなあ。〈新〉
 君と僕との間にあるもの。〈へ〉

キャプテンアメリカアンドザアヴェンジャーズ【Captain AMERICA & The Avengers】〔MDソフト〕
 ビデオを見てキャプテンアメリカはバカと判明。レッドスカルのほうがかっこいい。ゲームはアメリカンだが、恥かしさもアメリカンである。サブマリーナーは勘弁してほしいな。〈介〉
 海パン一丁のサブマリーナと、股間に薔薇を飾る汝、どっちが変態?(笑)〈新〉

キャプテントッド【Captain Tod】〔キャラ〕
 『スライムワールド』の主人公。冒険家を自称しているが、実際はスライムの洞窟にすき好んで入っていく宇宙有数の大変態。大抵の場合、緑色に染まってはじけて死ぬ。〈新〉
 天下一のメガボム使い。史上最強のメガボムを手に入れるため、スライム惑星へと旅立つ。〈殺〉
 彼は恐れを知らない。それ以外も知らないが…。〈へ〉
 対戦で出てくるアイツらは誰なんだ?〈藤〉
 ドッペルゲンガー。〈出〉

キャラウェイ・ゴールデンロッド【キャラウェイ=ゴールデンロッド】〔キャラ〕
 仮面女。呪いで外せないので、たまにスカイハイする。外してくれる白馬の王子様募集中。〈介〉
 変な方言で喋りながら、ヨーヨーを振り回してくれるかと思ったけど、違った。〈新〉

ギャラクシーファイト【GARAXY FIGHT】〔SSソフト〕
 格ゲーの歴史の中でも異彩を放っているゲーム。さすがサン電子と言ったところダス。やっぱ、ロルフはかっちょえーダスね〜。〈3〉
 アーケードで登場する際、先輩から「狙いすぎるほど狙ったボケ猫娘の登場する格闘が出る」と聞き、ゲームセンターでは一度も見ることないまま、サターン版を購入した。まず閉口したのが、必殺技コマンドの難しさ。ショートカットキーが設定できるようになっていた為に、何とか遊ぶことが出来たが、これが無かったら、為す術無く打ち倒され続けていた事だろう。次に参ったのが、敵キャラの強さ。これも参った。色々あるが、BGMが結構良い出来になっていて、途中からゲームはせずに、曲をDATに落して聞くようになった。ルーミー面の曲には脱帽。〈新〉

ギャラクシーフォース2【GALAXY FORCE2】〔MDソフト〕
 さんざ文句をつけられている割にはまとも。まともすぎて何も言えない点もあるが。移植度としては、電波の『アフターバーナー2』にはかなわないにせよ合格である。洞窟面は、ゲームとして充分なスピードを確保する為とは言え、手抜きの香りがする。音楽は原曲を聴いた事がないので分からんが合格点だと思う。アナログスティックの有無でかなり難易度が変わる。AS時の操作感覚はアーケード版に忠実。必須ではないが欲しいところ。ハイパーチューブステージは悲しい。他に何とか仕様があったと思うのだが。全般にイマイチ感がぬぐえない。〈新〉
 アフターバーナー程ではないけど、完成度の高い3Dシューティング。スピード感もあるのでお勧め。〈殺〉
 音楽に、電気グルーヴの人が関わってたらしいけど、興味ないから調べてません。〈出〉

キャラゲー【キャラゲー】〔用語〕
 ゲーム自体の売り上げよりも、関連グッツの売り上げが見込まれたゲームのこと。要はキャラが売れれば良い訳で、ゲームなんかはボタンが押して何か反応が出る程度で結構なのである。こう書くとあまりにも酷い商売なんじゃないかと思われるかもしれないが、実はそうでもない。お金の大切さと浪費の愚かさを思い知らせてくれる、非常に有り難いゲームなのである。〈へ〉

ギャルゲー【ギャルゲー】〔用語〕
 女性のキャラクタ、若しくは女性声優の人気または潜在的人気の可能性に着目して企画され、それらキャラクタ、若しくは声優の挙動がプレイに対する報償として提示されるゲームの一区分。既存のキャラクタや、既に確固たる人気を得ている声優を企画の主体として取り上げる場合、販売本数の予測が付けやすくなる等の利点があるが、その半面、企画主体のファン層以外のユーザーに対するアピールが弱くなり、販売本数がすぐ飽和状態となる危険も高い。
 現況においては、プレイヤーに対してグラフィックや声優の声を閲覧・鑑賞させることに主目的を置いているものの、それを閲覧・鑑賞するために必要な過程(特にゲーム部分)が、報償として提示されるものの品質と折り合わないソフトが多く、結局この種のソフトをユーザーが敬遠する原因となっている。〈新〉
 かわいらしい女の子が、ポンポンと出てくるゲームのこと.最近は声も出る。〈介〉
 電脳的ダッチワイフ。〈へ〉

キャンセル【cancel】〔用語〕
 対戦格闘ゲームで発見されたバグの一種。アッパー昇龍拳などが有名。スト2発表後ほぼ半年で、方々のゲーマーが使い始めて明るみに出た。理論はこうである。「戻りぎわにスキのある技を出した時に素早く必殺技のコマンドを入力することにより、必殺技を優先に処理させてスキをなくし、連続で攻撃を行うこと。」開発者も気付かなかった現象であるが、結果的に良かったのか悪かったのか…。ゲーマーにはキャンセル好きな奴が多い。講義をキャンセルしたり、貯金をキャンセルしたり…〈藤〉

きゅうきょくがんそギャル6にんアドベンチャーまーじゃん・ダイヤルきゅうをまわせ【究極元祖ギャル6人アドベンチャー麻雀!ダイヤルQをまわせ!】〔MDソフト〕
 「ディバインシーリング」と共にセガ未認可のX指定ゲーム。ゲーム自体はイカサマ技ありの脱衣麻雀。しかしエンディングを見ようとするとイカサマ技ぬきの麻雀もしなくてはならない。コンピュータのアルゴリズムはイカサマが出来るときは易しく、出来ないときは難しい。しかし上がれるかどうかのチェックが少し甘く、泣きを見ることもある。かんじんの脱衣グラフィックは全体的に色が暗めでアニメ絵調とは感じがかなり違うのでPCエンジンのグラフィックみたいな感じを求める人はやめた方がいい。〈ち〉

きゅうきょくタイガー【究極タイガー】〔MDソフト〕
 東亜プランではなくトレコの移植だけにパッと見はそこそこ良く出来ているように見えるが、やってみると縦画面をむりやり横画面に圧縮しみたいにしか見えないわ、所々不親切な所が見えるわで、どうも手抜きな部分が目について仕方が無い。とてもじゃないが出来栄えは『達人』よりも数段劣る。ゲーセン版を知らない人ならともかくやり込んだ人になればなるほど嫌になってくると思うぞ。〈ち〉

きゅうごぼうえき【九呉貿易】〔サードパーティー〕
「スーパー・エアウルフ」の一本だけで撤退。昔、アーケードでも「エアウルフ」出していたんだそうな。〈新〉
 あ、アーケード版のエアウルフなら1コインクリアしたよ。私。一週間で近所のゲーセンから消えちゃったけど。〈藤〉

きゅうじつ【休日】〔関連〕
 日本人は、仕事のために休日を休む。アメリカ人は休日のために仕事をする。ゲーム開発者は、休日は同人誌の即売会だから仕事を休んでいる。〈へ〉

キューティーすずきのリングサイドエンジェル【キューティー鈴木のリングサイドエンジェル】〔MDソフト〕
 ほとんどギャグで買ったのだが、遊べてしまう妙なゲーム。何かと出てくるバニーガールが妙に滑らかに動いて笑える。レスラー自体のキャラパターンも結構切ってあって更に爆笑。プレイすると分かるが、基本的に連射ゲーム。タイミング次第では返し技も出せる等、面白い部分もある。対CPU戦は相手が的確に攻めてくるため、ハメ殺ししか対抗手段がない。悲しい。対人戦は双方が連射パッドを使わない限り、燃える。しかし、ゲーム時間が長いためダレてしまう可能性もある。技術力は高いが、キューティー鈴木である必然性は、全くない。〈新〉
 2Pで対戦すると1回戦目でへとへとに疲れてしまう。妙に燃える。握力増強にどうぞ。〈へ〉
 バニーガールの動きに500円ぐらいの価値がある。ひざまずいたポーズが好きぃ。〈藤〉
 ………………………〈出〉

キューブ【CUBE】〔集団〕
 MDソフト御用達の音楽作曲集団。詳細は良く分からんが、『ジノーグ』をはじめ多くのMDソフトの作曲を手掛けている。とはいえ、その質はピンからキリまで。もらった銭によって変わるようである。商人。現在はスタジオツーファイブと名称を変更しているらしいが、筆者が仕事をもらったことのある会社と名前がそっくりでビックリした。〈新〉

きゅうひゃくはちじゅうえん【九八〇円】〔用語〕
 MDソフトの標準価格。〈新〉
 消費税加算で一〇二九円也。〈藤〉
 最近は消費税込みの所が多くなってきて嬉しい。〈出〉
 心ときめくこの数字…ああ…〈へ〉

きゅうてんかい【球転界】〔SSソフト〕
 テクノソフトのピンボールゲーム。メガドラ版の『デビルクラッシュ』思わせるような画面作りと操作感、そして可愛いキャラデザインなので、評判がいいかと言えば、そう言う訳でもないらしい。考えてみれば分かりそうな話で、そもそも、普通のゲーマーはピンボールはやらないし(これはゲームセンターを見ればわかるだろう)、逆にピンボールをやる人は基本的にマニアが多くなるので、こう言ったソフトは邪道な物と見なすだろう。しかし、ピンボール風味のゲームと割り切れる人間にとっては、充分に面白く、また市場価格もかなり安いので、かなりお買得なソフトだと思う。でもダブルフリッパーはどうも苦手じゃ…。〈へ〉

きゅうてんちょっか【急転直下】〔用語〕
 RPG等が、だしぬけに終る事。原因は、提携先の都合やROMの容量不足。〈新〉
 実例、『デトネイター・オーガン』等。〈出〉
「さーて!アナログジョイスティックも買ったことだし、アフターバーナー2に燃えるか!」
「ねぇ、新田陸士長…このアナジョイ認識されてないよ…。」
「なんだ、へい。モードをMDにしてアナログモードにしたのか?」
「してるよ…」
「……」
「わー!」
「…どーしたへい。」
「僕のはスロットルが接続されてなくて、しかもレバーが変!」
「2人共初期不良か…。」
 ………プルプル……
 (編注:実話である。)〈へ〉

キュラ【キュラ】〔キャラ〕
 貧血吸血鬼、の割には、非常に肌のツヤが良い。ドーラの方も、動けなくなるほど空腹なのに、お肌は艶ツヤである……あ、ちょっと待てよ。そもそも、こいつら吸血鬼なのに、なんで肌が艶ツヤなんだ?〈新〉
 そりゃ、女の魔性ってやつじゃ御座いません事?オホホホホ。〈3〉
 実例も多いしな、実際(笑)。〈す〉

ぎゅわんぶらあじこちゅうしんは げきとう!とうきょうまーじゃんらんどへん【ぎゅわんぶらあ自己中心派 激闘!東京マージャンランド編】〔MDソフト〕
 今までに発売された「ぎゅわんぶらあ」シリーズの中では一番の出来栄え。マージャン部分もかなりまともになっているし(フリー対戦ツキ有りモードを除く)、各キャラクタ毎のミニアニメーションや、アトラクションの説明アニメーションはかなり力が入っている。特に各キャラクタの反応は、原作を知っている人間にとっては笑える。(反対に原作を読んでないと笑えないかも)ゲームも3種類あり、それぞれ主人公やメンツが自由に変更できるので、末長く遊べるお買得の一本だろう。〈殺〉
 サターンでも同タイトルで出てるらしいけど……〈出〉
 タイトルが長い。〈新〉
 ニャーニャーいうBGMがにゃいす。〈へ〉
 ほっとけ!〈介〉

きょういく【教育】〔アイテム〕
 企業がこのオプションを装備すると、たちどころに法的に優遇されるぞ。〈へ〉
 税金面でも優遇される。〈新〉
 あくまでもオプションなんだな。〈す〉
 一定時間だけどね。もう、優遇措置期間は過ぎているんじゃないの?。〈出〉

ぎょうかいじん【業怪人】〔用語〕
 我らの友人、知人に多い。同類のものとして、怪社員等がいる。〈新〉

ぎょうかいじんプレイヤー【業界人プレイヤー】〔用語〕
 最近、急速に増加しつつある、特殊な形態のコスプレの一種。業界人との接触を多く持つ人間が、自分も業界人の端くれ、もしくは業界人の意見を集約していると勘違いして行動を起こすこと。行動や周囲に与える影響は、コスプレとなんら変わらないが、下手に普通の人っぽい業界人的ファッションに身を包んでいるので、うっかり接触した際のダメージはこちらの方が大きい。
 尚、「コスチュームプレイ」の「プレイ」は「play」(真似をする、詐欺などを仕掛ける)とする説と「pray」(信仰の対象とオカルト的交流を持つこと)とする説の両方があるが、どっちにしろ、マトモでないのは確かであろう。〈新〉
 ……自爆ネタ?〈出〉

ぎょうかんをよむ【行間を読む】〔関連〕
 この本の主たる取材活動の一つ。MD関連誌の隅から隅まで読みつくし、文章の行間に隠された執筆者の意志まで読み取り、色々な状況、ウワサなどと組み合わせて考えることで、ここまで突っ込んだ記事ができる。行間からだけでなく、各MD関連誌同士の同じ事柄について書かれた文章のごく僅かな差異から、顕在化しないような情報も引き出せる。大袈裟な例えだが、衛星写真に写ったトラックの荷台に載っている物資と地熱分布のデータから核プラントの建造を発見するのと、やってることは同じ。この本についても同じ事で、読者の方には、書いてある以上の事を読み取って欲しいもんです。……とか言って、本気にしないように(笑)。〈顎〉
 行間や必要な情報の読み方は意外と難しい。大抵のゲーム雑誌(メガドラ誌であっても)は偏見や意図が組込まれていることが多い。メガドラを擁護することで客を引きつける雑誌も同様だ。資料批判を行なうことによりこれらを排除していくのだが、なかなかに難しい作業。しかし、ゲームをプレイすることよりも楽しい場合があることも事実。最近は資料批判の出来ない人間が多いお陰で、一般ユーザーに知られていない面白いゲームが、安価で数多く埋もれている。故に、メガドラのゲームの質が悪いといわれるのは、メーカーだけが原因ではなく、あなたもその一端を担っているのだ。無論、考えようによっては私も含まれる訳だが。〈へ〉
 文面と同様に、グラフィックのドットやBGMの間からもそのソフトの開発環境を知ることができる。ウルフチームのソフトが読みやすい。〈藤〉

きょしんこうりん【巨神降臨】〔武器〕
 この策略によってガンダムより強いガーディアンを降臨させることが出来る。〈へ〉
 イデの巨神ではないらしい。〈新〉
 再提出を食らったレポート。〈出〉
 わーい、3体もうちにはいるぞ。強ぉーい。〈藤〉

きょりゅうベルフレイム【巨龍ベルフレイム】〔キャラ〕
 PCエンジンなら如何にもオタク好みの可愛い龍人美少女になるであろうドラゴン族の女王。大抵の場合、バストラルに殺されて死ぬ。訓練風景が笑いを誘う。〈新〉
 PCエンジンなら巨乳ベルフレイムか?でも、姿形はまさに龍。でも龍の名の割には強くない。部隊調略を使われると哀れ。〈へ〉
 移動速度が高く、魔法が使え、ブレスの範囲が広い。雑兵を一気に薙ぎ払うのが気持ちいいぞ。〈藤〉

きょくろん【極論・曲論】〔用語〕
 本辞書の事。〈新〉
 一種の宿便。普通は酒等の下剤を飲むと出てくるが、陸士長殿は素面で出す。〈へ〉
 きゃははは。〈出〉

ギリウス・サンダーヘッド【ギリウス=サンダーヘッド】〔キャラ〕
 『ゴールデンアックス』に登場するやたらに身軽なドワーフのじじい。魔法は弱いが、リーチと破壊力を持つ。アーケード版の続編ではついに足腰が立たなくなって盲の大男に寄生している。〈藤〉
 絶対無敵最強ジジイ。〈殺〉
 必殺「いーもーむーしーごーろごろ」〈へ〉
 名言「それでもぢぢいは回っている」〈出〉

キルババしょうぐん【キルババ将軍】〔キャラ〕
 やな将軍。〈新〉
 快便的将軍。〈へ〉
 辻切り将軍。〈3〉

キルマート【キルマート】〔キャラ〕
 『西暦一九九九』に登場する最終ボス。最後に出てくるわりには、中ボスより弱い。おまけに、決戦場となる空中フィールドから出てくることができないので、フィールドへと降りてくるエレベーターの出口から狙い撃ちしてやれば、ほとんどノーダメージで撃破可能。海外産ゲームの最終ボスとも思えぬその情けなさは、哀れみと笑いを誘う。〈新〉

キルマートのセプター【キルマートのセプター】〔アイテム〕
 『西暦一九九九』に登場。セプターが何を意味しているのか、さっぱり判らないが、装備するととりあえずバリアを無効にできる。通称『みんきーステッキ』。高校時代の先輩が何故か二本も買ってきて、部室の中で振り回していたのが懐かしい(笑)。〈新〉
 「空を自由に飛びたいな!」
 「勇者よ、キルマートのセプターだ!」
 「ラムセス王、これには関連性がありません。」〈へ〉

ギレンのやぼう【ギレンの野望】〔SSソフト〕
 「ギレンの野望」の生立ち。もともとの企画原案はプロデューサーの友人のモノだっだ。当時企画が挙がったときは売れない企画として判断されてお蔵入りだったが、その企画を貰ったプロデューサーは、バンダイに移り、うまくお眼鏡にかない世の中に出たそうだ。その友人は、いまは別の会社でゲームの企画をしている。自分の作品が何時どこで出てくるかわからないと考えるとなんだか複雑な気分ではある…。〈介〉
 自分の手を離れた企画は、何処でどうなるか見当もつかないものである。金融機関のイメージキャラの企画が、冷凍食品のCMに流用されたり、清酒のCM用に立ち上げた企画が、仕上がりの段階で何故か別の商品のPR用に変わっていたり……それはそれとして、ゲームそのものはガンダム世代にはたまらないシチュエーションのシミュレーションゲーム。兵器の性能や特性が現行兵器と全然違うので、慣れるまでは苦戦を強いられるだろう。敵国の開発プランが入手できるのは愉快。何故か宇宙に出るより、大西洋横断をする方が難しいマップ構成になっている。〈新〉

ぎんがおじょうさまでんせつユナ【銀河お嬢様伝説ユナ】〔SSソフト〕
 サターン上で動くPCエンジンエミュレーターを開発したハドソンが、その動作チェックに使用したのがこのソフトらしい。俺はこの手のは、いまいちどうもなので敬遠。そーいや、ソフトに内蔵されたカレンダーが、一年限りの代物だったんだが、有効期限を過ぎたら本当に無用の長物になっちまった。実用本意じゃないのはわかんだけどな(笑)。〈す〉
 ぬう、南無八幡大菩薩、願わくばこの精神修行、成就させたまへ。どりゃー!〈へ〉
 あ、倒れた。〈出〉

ぎんがおじょうさまでんせつユナ3・ライトニングエンジェル【銀河お嬢様伝説ユナ3〜ライトニングエンジェル】〔SSソフト〕
 ユナなのだが、きちんと遊べる。これは、恐るべき大進歩と見て良いだろう。キャラ重視のシュミュレーションRPG。旧作がベストと思うファンには薦め難いが、ユナ好きなら買って損はしないだろう。シナリオや声優の声への耐性が弱い筆者は最後までプレイできなかった。〈新〉

キングファイター【キングファイター】〔キャラ〕
 『クルードバスター』に登場。異常な筋肉の発達により猿に近くなってしまったいかりや長介。いいのか、おい(笑)〈新〉

きんゲーム【禁ゲーム】〔関連〕
 禁ゲームは簡単である。事実、私は7月の定期試験期間にもう百回以上もやっている。〈へ〉