コアデザイン【CORE DESIGN】〔サードパーティー関連〕
技術力のあるイギリスのソフトメーカー。この会社のゲームはビクターエンターテイメントを経由して販売されている。日本でのゲームにおける意見も聞いてくれるそうで、日本に対する積極性がちらりと見えるところである。妖しい『ワンダードッグ』からバリバリの『サンダーホーク』まで、あらゆる「技」を使いこなす両刀使いである。(笑)〈介〉
コア・デザイン社がはじめてワンダーメガの開発に携わったとき、開発者がCDの蓋の明け方が分からずに、わざわざ日本に連絡してきたと言う逸話がある。しかしながら、ここの関わったゲームは、いずれもイギリス臭をぷんぷんさせる癖のあるものであるが、「メガCDの機能を前提とした」ソフト設計やその技術力など、注目すべき点が多い。最近の『トゥーム・レイダース』などを見ても、目の離せないメーカーであることは確か。こういうメーカーは大切にしなきゃいけないんだが、結局、社内のサターンソフト開発ラインは無くなってしまったんだそうな。〈新〉
こうえい【光栄】〔サードパーティー〕
「提督の決断」と「ヨーロッパ戦線」だけは思いっきり褒めてあげよう。後はいいです。ちなみに筆者は、光栄のMDソフトの「withサウンドウエア」版を見たことがない。本当に売っているのであろうか?〈新〉
ソフトの値段がつりあがる元凶。最初信長遊んだときは確かに面白かったけど、ほとんどゲームシステム変更せずにポコポコ高いの出し始めたころから嫌いになった。買う方も買う方だぞ、まったく…。最近、映画とかでも「光栄です。」とかいうセリフが出ると馬鹿にされたような気がしてしまう。ただメシ喰いのシナリオライターがのさばる余地のないのが、会社の成長の秘訣です…とか。〈藤〉
光栄のソフトは何故高い?ふっふっふっ…それはね、ソフトの中で乱数発生に小人さんが神のサイコロを振っているからなんだよ。〈へ〉
いくらなんでも高すぎるわい。〈殺〉
SFC開発用のクロスCコンパイラを開発したんだって。ライセンス料は四百万円なんだそうだけど、やっぱりサウンドウエアがつくと五百万円になるのかな?(笑)〈出〉
こうかいめーる【公開メール】〔用語〕
パソコン通信における特定人物に対するメールであるが、不特定多数の人物にも読めるように通常の書込み部分に書かれたメールのこと。どのような意図・動機があったとしても、大抵後で後悔するメールでもある〈へ〉
こうがどうスタジオ【工画堂スタジオ】〔サードパーティー〕
そんな所もあったなあ。〈新〉
こうこく【広告】〔関連〕
消費者がソフトを手にする前までは夢と期待を与えつづけ、ソフトを手にした後には憎悪の対象となるもの。あ、最近は誰も広告なんか信じてないからそうでもないか?MDのサードパーティーは、総じて雑誌広告がアカ抜けておらず、アピール力に著しく欠ける。小さいメーカーが多いから、しょうがないと言えばしょうがないんだけど、セガの雑誌広告がいちばんデキ悪いってのはなんとかならんのかね。〈顎〉
「CM」の項を参照のこと。〈新〉
こうじょうちょう【工場長】〔キャラ〕
『ジノーグ』における最高の人気キャラ。鬼のような攻撃と、鉄壁の防御を誇る愛の使徒。人見知りが激しいために、興奮して出血し、恥ずかしさのあまり心臓を投げ飛ばすシャイな一面も持っている。ぷりちい。〈新〉
ジノーグに登場するボスキャラ中でも非常に存在感がある。ジャイアントロボと戦ってもたぶん工場長が勝ちそうな気がする。〈藤〉
うむむ、彼と真っ向に勝負するときはエナジーボールしかないだろうな。〈介〉
プレーヤーの君と、腹どころか胸まで割ってつきあってくれるぞ。〈へ〉
‥‥‥いやだなあ。〈出〉
こうしんこうりん【光神降臨】〔武器〕
『エレメンタルマスター』の主人公ラディンの最強の攻撃。通称『溜め撃ち怒張棒』。これで撃ち殺される奴等はむくわれんなあ。あ、サロメは別ね。〈新〉
こうせいとりひきいいんかい【公正取引委員会】〔組織〕
N天堂の言うところの『最大のライバル』。つまりセガは歯牙にもかけられてはいないのである。〈新〉
SCEは『最強の敵』って事かしら?〈出〉
こうだんしゃそうけん【講談社総研】〔サードパーティー〕
『ブルー・アルマナック』『騎士伝説』『魔天の創滅』。これが、MDにおける講談社総研の全てである。いずれも、一般受けするとも思い難いし、また『騎士伝説』以外のソフトの完成度は高くない。素直なところ、この様なラインナップをして、よくぞここまで耐えたものだと思っている。
出すゲームの目の付け所や、そのストーリー、システム面での冒険は決して悪くないし、演出や音楽はMDサードパーティー中でも常に平均以上であることは間違いない。しかし、見た目の弱さは如何ともし難く、それが売れ行きに悪影響を与えてしまっているのもまた事実である。この様になってしまったのは予算の都合か、はたまた他の理由かは分からないが、求人広告を関連各誌に載せるなどして人材の開拓をもう少し積極的に行っていれば、或はもっと良い結果が得られたかも知れない。
撤退は残念であるが、これをレベルアップの為の休眠期間と好意的に受け止めて、静かに次回作を待つ事にしよう。〈新〉
92年のおもちゃショウで「騎士伝説」のデモの前で立っていたドイツ軍装のおね〜ちゃんは異様にきれいでかっこ良かった。一人ください(爆)。〈3〉
ドイツねーちゃん(仮称)にはこんどサインをもらってこようかな。バハムート戦記の続編を出して欲しい。〈藤〉
こうてつていこく【鋼鉄帝国】〔MDソフト〕
HOT・Bの快作。レトロチックとスチーム・パンクを融合させた雰囲気がたまらない。映画を意識した、と言うよりは、映画を作るつもりで開発したのが見てとれる。ゲームの物語性と演出は素晴らしいものがある。スタッフのノリも良いと思われる。とことん突き詰めた細部へのこだわりもたまらない。画面の少しセピア掛かった色調がレトロな雰囲気を更に醸し出している。音楽のこだわりも捨て難い。あくまでBGMに徹しながら、手を抜いていない。最終面への演出は、エリメスの『月世界旅行』を連想させてよい。ただ、知らないと爆笑。〈新〉
HOT・B曰く空想科学未来シューティング。映画を思い切り意識した画面造りは、プレイヤーをドップリとゲームの中に引きずり込む。これほど世界観を前に押し出したゲームも珍しいだろう。制作者は「『スティールエンパイア』という小説の映画化」というフリをしながら作っている。クラシカルな雰囲気を漂わせるグラフィックのレベルは、明らかにトップクラス。演出と一体になった画面設計は、目を見張るばかりか感動すら覚える。一面の鉱山上空、浮遊城攻撃、飛行潜水艦の出現、自軍空母の轟沈。数え上げれば多数の見せ場が浮かんでくる。ゲームは多少冗長で単調な部分もあるが、このゲームの魅力を損ねるほどのものではない。処理落ちがしやすいのがちょっと気になる。〈顎〉
私が書きたいことはだいたいみんなが言っちゃったので、簡潔に。値段が高いし、その割にはシューティングとしての完成度に疑問が残るけど統一された世界感は良し。〈藤〉
近未来スチームパンクシューティング。背景が明るくて画面が見にくいのが欠点だが、ゲームの出来は凄く良い。演出も良く出来ていて、自機が宇宙に飛び出すシーンは圧巻。〈殺〉
ホットビィの最後っ屁。スティールエンパイアでは単葉プロペラ機も気球船も宇宙での戦闘にも耐えられるのだ!どうだ!でも、雰囲気は十分出ており満足できる。〈介〉
なかなか価格が下がらない…とか思っている間に、プレミアが付いた。鳴呼……〈へ〉
僕は空を飛びたかった。鉄と油を使い、歯車がきしむ‥‥‥。夢は‥‥‥エトピリカと言った。〈3〉
こうほう【広報】〔関連〕
営業と同じで、分かっている人ほど不幸になる。ちなみに分かってない広報は単なる嘘つきでおわる。〈新〉
そんなもんそんなもん(笑)。〈へ〉
ごうまでん【業魔殿】〔用語〕
元々は『女神転生』の悪魔同士を合体させて新しい悪魔にする場所の事を指すが、我々の間では鈴木三号氏(28)の自宅の事を指す。彼の部屋には多数のガチャポンフィギアが散在し…散財しているとも言えるが…盛んに二身合体、三身合体実験を行っている。〈へ〉
業魔殿へヨーソロー…。何をお望みかな?:休憩:一泊:前に戻る。〈大〉
イヨぉ〜!、今日は君と君に決めたダス〜ッ!〈3〉
はいッ!〈加〉
わッかりましたーッ!〈曽〉
こうりゃくぼん【攻略本】〔用語〕
そのゲームを解くヒント、あるいは攻略するコツ、場合によっては解法が掲載されている本の事。面白いことに、攻略本がないゲームはあまり売れないという話がある。これは、解答がない問題なんかを解く気にはならない、と言うゲームユーザーの無言の主張を示唆しているような気がしてならない。ゲームを数多く解く事が目的のなんてつまらん考え方だ、とは言わない。それも一つの楽しみ方であるからだ。ただ、支払った金以上の物が得られるような遊び方ではないというのは確かだと思し、また、そういった人間がゲームを開発したところで、算数ドリル程度の物しか作れないだろうし、そんなゲームをやるくらいだったら算数ドリルを解いている方が、まだ実用的で得られるものが多い。〈へ〉
コーキチ【コーキチ】〔キャラ〕
ドドバタ翁さん。〈新〉
『シャイニング・フォース』のウィングナイト。背中の飛行機械の振動のため、全身が○○○で皮膚が白い。〈へ〉
航空機○チガイの略。目がまわらないのだろうか。〈藤〉
ゴーストカー【ghost car】〔関連〕
深遠なる闇の底から降臨した暗黒の使者。バックアップRAMカートリッジ内を爆走し、内容を破壊しつくして去っていくナイスな奴。主に『セガ・ラリーチャンピオンシップ』に憑衣している。〈新〉
ゴーストバスターズ【Ghost Busters】〔MDソフト〕
難易度はやや高く、コミカルな映画だった筈だが、ゲームのほうはやってて全然楽しくない。〈藤〉
ゴート(シャイニングフォース)【ゴート(シャイニングフォース)】〔キャラ〕
じじい魔戦士。戦士系統はアニメーションが長いので、攻撃が外れると腹が立つ。〈藤〉
ゴールデンアックスに出てきそうなドワーフのぢぢい。あまり役に立たない。〈新〉
年の割には固く、耐久性もあり体力もある。〈へ〉
ゴート(ドラゴンマスターシルク)【ゴート(ドラゴンマスターシルク)】〔キャラ〕
正気じゃない世界を創り出した魔神。この世界においては、唯一正気を保っていたのかもしれないが、しかし、『無理を通せば道理は引っ込む』という諺の通り、無理が服を着て歩いているような連中が団体でやってこられては、さしもの魔神も滅び去るしかなかった(笑)。鳴呼……〈新〉
『どらまたシルク』の中では、最も哀れな役どころ。哀れ過ぎて、もう声も出ない。もしかして、一番人がいい奴だったんじゃねえのか?〈す〉
コーリン・ド・ベルネックス【Corint de Bernecs】〔キャラ〕
くるくると引っ張られっぱなしのチンクシャ王女と思いきや、結構面白い動きをしてくれる。特に放蕩息子が戦闘中に先に倒されたときの演出は仲々に面白い。が、他のキャラクタのあまりの暴走ぶりに隠されてあまり目立たないのは残念。マリロほどの活躍をしろとは言わないが、もう少し動かして欲しかった。〈新〉
ゴールデン・アックス【GOLDEN AXE】〔MDソフト〕
MD初期の移植モノの秀作。アーケード版に忠実なゲーム本体の他に、新たな要素としてデュエルモードなどが追加された。難易度が高いのはアーケード版そのまま。エンディングはかなり変更されている。ちょっと残念。また、エンディングそのものは相当に長い。ぬめるような操作感もそのまま。ダッシュが使えなければ、勝ち目がない。ティリスの最強魔法の派手さは、その当時としては仲々のモノであった。デュエルモードは、相当に燃える。元々が仲間割れして殺し合いを繰り広げる殺戮ゲームだった故に尚更である。希少価値高。〈新〉
強引な言い方をしてしまえば『ファイナルファイト』などの格闘アクションの源流と言えるかもしれない。そこそこ面白いんだが、なんとなく爽快感がない。キャラが剣や斧で敵を斬り付けたときの感触が軽すぎるんだよな。その点、カプコンのゲームは殴ったり斬ったりの感触がしっかり感じ取れるから、人気があるんだと思う。まぁ、それはそれとして、このゲームは「倒す」ゲームではなく、「落とす」ゲームだということは頭に入れておいたほうがいい。敵が結構汚いので、まともに相手をしていたのでは腹立つ部分も多いから。それにしても、何で背景の立体感がここまで希薄なんだろう?〈顎〉
アーケードからの移植作品。MD初期の作品だが完成度は高い。ゲームはほぼアーケードと変わらない出来で、難易度自体は少し易しくなっている。ダッシュ攻撃、回転攻撃の使い分けが重要なキーポイントになるのだが、ダッシュ攻撃はメガドラパッドに慣れていないと出しにくい。(慣れたら余裕だが)魔法の派手さもアーケードに劣っていない。当時としてはよくここまで出来たものだと感心してしまう。これ以降のセガのゲームに付けられるデュエルモードもよくできている。仲間同志の殺し合いを、「対戦」の一言で正当化してしまった。〈殺〉
でも海外版では、デュエルモードを含む二人同時プレイが出来ないのだけど……。〈ち〉
仮面ライダーも土下座するティリスキック。〈へ〉
ゴールデンアックス2【GOLDEN AXE2】〔MDソフト〕
魔法がパワーアップした分、背景がパワーダウンした。〈新〉
地味な主人公アックス=バトラーが地味にパワーアップしていてもやっぱり地味だった。〈へ〉
MDオリジナル作品。前作に比べてあまり代わり映えがなく、これと言って際立った点がないのが残念。個人的な意見としては、ギリウスのローリングアタックが無くなってしまったのが残念だ。アックスやティリスの攻撃がパワーアップしている分、何か物足り印象を受けてしまう。パッケージのギリウスがゴージャスで良い。〈殺〉
ゴールデンアックス3【GOLDEN AXE3】〔MDソフト〕
展開が派手で、技が豊富で、キャラが多くなって、魔法が派手になって、つまらなくなった。〈藤〉
ゴールデン・アックスシリーズの中では一番易しくて遊べるような気がする。以前からのファンならともかく、これを最初にプレイするユーザーにとってはそこそこの佳作と言える。コマンド入力型の必殺技が追加されているが、入力判定は初心者にもだせる範囲に甘くなっている。しかし、新しい要素を詰め込みすぎたうえに練り込み不足。盛りだくさんの内容に対しての容量不足がそのイマイチ感に拍車を掛けているような気がしないでもない。個人的にはシリーズ中で最も好きなだけに余計悲しい。〈新〉
断言しよう。これはゴールデンアックスではない。無理やりゲームの要素を増やしたため、全体的に変な印象を与える謎ゲーになってしまっているのだ。なによりもジジイ…ギリウスがいない!旧ゴールデンアックスのファンが草葉の陰から泣いているぞ!〈殺〉
ゴールデン・アックス・ザ・デュエル【GOLDEN AXE the DUEL】〔SSソフト〕
セガサターン初期において販売された対戦格闘ゲーム。ゴールデンアックスと謳っていても、メガドラ版と違い、ジャパナイズされ癖がない。平均的な対戦格闘ゲームとなっており、価格もかなり安くなっているので、好きな人は買ったとしても損はしないだろう。オイラの場合は、何となく買って、何となくやって、何となく放置してある。ただ、友人が来たとき、サターンで出来る対戦ゲームを持っていないので、接待用に使用している。〈へ〉
こおろぎさとみ【こおろぎさとみ】〔人名〕
この声でお願いされたら抗らう術無しの、少女声(ごえ)声優。サターン絡みでは、ジャレコの(正確にはスーチーパイスタッフの)キャラものゲームにほとんど出演。もと保母さんでダンナ持ち。あの声で毎朝起こされることを考えると……むふっ、ハァ。〈顎〉
そげな熱い吐息出されても……ああ!旦那、そりゃ『ぶーばーがー』でんがな!〈3〉
わくわく動物園。〈新〉
こおろぎ75。〈出〉
コギャル【コギャル】〔用語〕
(『超電磁ロボ・コンバトラーV』の節で)
V V V! ビクトリー
コギャル 12345出撃だ
世間を揺るがす 超電磁ロボ
性技の戦士だ コギャルV
超電磁 携帯
超電磁 ポケベル
超電磁 メール
見たか電磁の 必殺の技
怒りを買って 嵐を呼ぶぜ
我等の 我等の
コギャルV〈へ〉
(号泣)〈3〉
う〜わ〜。泣ける。〈新〉
こじきにびんぼうなし【乞食に貧乏なし】〔用語〕
乞食にまで落ちぶれたら、それ以上貧乏することはないという諺。同義のものに「開発者に気○がいなし」「評論家に盲目なし」「上司に鬼なし」等がある。無論、皆褒めているのである。(筒井康隆説)〈新〉
「これが最低」なんて言ってるうちはまだ実際のどん底なのではない。(シャイクスピア/リア王)〈藤〉
「平野に女日照りなし」「新田陸士長に非常識なし」「ちみー先輩に単位不足なし」「でん介に糸目なし」「長井先輩は顎長し」「出口はケツでかし」が我々の常識…うわー御免なさい。〈へ〉
………ぶつわよ。〈出〉
ごしゃ【誤射】〔用語〕
大戦略シリーズ名物。敵ユニットを狙ったはずの遠距離攻撃を、スッポ抜かして味方、或は同盟軍に命中させること。「クリティカル大はずし」とも呼ぶ。誤射した味方ユニットに対して、膨大な経験値が与えられるので、場合によっては、味方の処分予定ユニット等で敵の弱小ユニットを取り囲み、そのユニットに対して攻撃を行うことで誤射を誘発し経験値を稼がせる、と言った悪魔の所行にも応用することが可能である。アドバンスド大戦略においては、運がいいと敵軍の誤射によって、敵軍の内ゲバ等を見ることも可能である。これは恐ろしく楽しい。ただ、SSのWAD大戦略以降、この『誤射』の要素が排除されてしまった。残念である。〈新〉
誤射ひでお。〈へ〉
吾妻ひでお。〈3〉
ゴジラ・れっとうしんかん【ゴジラ〜列島震撼】〔SSソフト〕
世間では、ガメラが熱いと言われているがなんのその。このサターン版ゴジラの熱きシナリオの前には、さしもの日本SF大賞受賞作もその影を薄めるに違いない。基本的に『ちょっかいを出して喧嘩させる』ゲームではあるが、実はそれだけに収まらない。操作性等、幾つかの点に難がないと言えば嘘にはなるが、このような『ゴジラ』『ガメラ』を題材としたゲームの中では出色の面白さと完成度を誇っている。知らない人にもそれなりに楽しめて、知っている人はもう涙なくして見れない演出も良い。さあ!君も六四式戦車でヘドラ三体と戦うのだ!〈新〉
リアルタイム傍観シミュレーション。うっかりすると、未来にむかって脱出させられる。〈大〉
ゲームオーバー時のゴジラの舞は、ありゃ、イヤミの『シェー』だ。今日びの若い奴は知らないかもしれないが、映画館でアレを見せられた俺は、ショックだったんだぞ。〈す〉
こしろあやの【古代彩乃】〔人名〕
古代祐三氏の妹さん。キャラデザなどで名前を見ることが多い。昔、彼女のプログラムした(らしい)PC88か何かで『落ちてくるイチゴを握りつぶしていくゲーム』というのを見たことがある。だからなんだと言われても困るけど……〈新〉
こしろゆうぞう【古代祐三】〔人名〕
一時期MD御用達であった作曲家。エインシャントの役員たる古代氏と、社長たる母親のやり取りはいつ見ても漫才にしか見えない。凄い。少なくとも、CDのジャケット写真から見るイメージとは……。なお、関係者の話によると、「ローアングルからのポーズがタブー」なんだそうだが、その理由はまったく分からないままである。〈新〉
すぎやまこういち氏より明らかに若くてかっこいい。この世界では珍しい、さわやかな笑顔と輝く目の持ち主。CDにいつも変なポーズの写真がついている所からも、自己アピールの上手さがうかがえる。メガCD用ゲームでかっこいい音楽作ってくれないかなぁ。〈藤〉
スキームのCDジャケットで華麗にデビュー後、次々と神々しい姿を我々に見せてくれていたが、ついにアクトレイザーで極まった感がある。その後は交響曲アクトレーザーで斜め下30度から見上げるタキシード姿など、「普通」の姿が多い。全身から放出するレーザー&スモークにより、空中を高機動可能という噂が密かに流れているらしいが、私はアクトレイザーのアクリル状の物体が怪しいと睨んでいる。〈殺〉
変なディスコの黒服のお兄さんみたい。〈出〉
コズミック・ファンタジー・ストーリーズ【COSMIC FANTASY STORIES】〔MDソフト〕
PCエンジンからの移植。グチャグチャな操作系もメチャメチャなゲームバランスも、納期がくれば未完成でも親を殺してでも発売する日本テレネットの商品と思えばそれほど気にならない。むしろ、こっちの方が謝罪したくなるような、前人未踏のストーリーにはこれ位がふさわしいのかもしれない。しかし、オープニングはメガCDのソフトの中でもトップクラス、アローフラッシュに肩を並べる出来で、MDには少ないスピード感あふれるヴィジュアルと音楽を見せてくれる。ゲームは一回クリアしただけだが、オープニングは何回も見ている。〈新〉
オープニングに1000円、はらたいらさんに全部。〈藤〉
こだわり【こだわり】〔用語〕
達成された理想。〈新〉
こっきしんけいすいじゃくくるりんぱ【国旗神経衰弱・くるりんぱ】〔MDソフト〕
3WWに付属。アンビション・オブ・シーザー2以降、すっかりおなじみになった感のあるマイクロネットのおまけゲームであるが、危険度・完成度が共に高いため特に取り上げた。内容は至極単純。3人の女の子と神経衰弱をして、勝ったら絵が見れる。というものであるが、よくぞ事前チェックを通過したものだと思う程の危険なCG(尚、どんな意味で危険なのかは永遠の謎とする)。女の子の思考ルーチンはちょっち間抜けであるが、まともに考えさせたらこっちに勝ち目は無いのでこれぐらいでいいだろう。負けたときの雰囲気が異様なまでにシュール。〈新〉
ちゃんと独立したエンディングがあることを知っている奴は、一体何人いるんだろう?俺は見せてもらった(笑)〈す〉
コットン2【COTTON 2】〔SSソフト〕
ショットの打ち方がコマンド入力によって変るコットン。ティータイムでは湯飲みが跳ね返ってプレーヤーに湯飲み返しを披露する。拡張RAMカートリッジを差すことによって、ボイスが増えるという話だが、すぐに判るほどでなない.売りにするならせめてどこが 増えるか書いて欲しかったぞ。なんなら、もっと増やしたり、インターミッションを もっと動きのあるものや声を吹き込んでもよかったのでは?〈介〉
ごとうよしお【後藤喜男】〔キャラ〕
「後藤喜男は誰?」と全く知らない人の事を問われれば、何事かと注目するのが人間の性。その性を突いたセガの広告戦略。「後藤喜男は誰?」と言う命題に取り付かれた人間は、やがて夜も眠れなくなり、酷いドリームキャスト購買欲求にさらされると言う。こうなると根治させるのは難しく、購入するしか手段はなくなってしまう。げに恐ろしい、人なるモノが考えたとは思えぬ戦略ではあるが、そういう人間はまだ見たことが無い。〈へ〉
ボークノナマエヲ知ッテルカイ?〈矢〉
誰?〈新〉
こども【子供】〔関連〕
ゲームに対する妙な偏見がないため、どんなゲームでもしっかり感情移入して遊ぶ事が出来る。このへんがお子様と決定的に違う。ある意味では一番幸せなのかもしれない。みんなもクソゲーとか何とか言ってないで素直にゲームを遊んでみようよ。〈ち〉
昔はゼンマイ式でよく外を走ったが、最近は電気式だがモーターが付いていない。〈へ〉
公開するとワイセツ罪で逮捕される行為でできる。キャベツ畑やこうのとりが運んでくるわけではない。〈介〉
子供はフェティッシュな感覚が強く『ジャラジャラしているもの』『キラキラしたもの』『色が沢山出るもの』『音が出るもの』を非常に好む傾向にある。SFCやPSのユーザー層の中心が小学生近辺に中心があることを考えると納得行く点が多い。また「好きなもの」に対しての子供の集中力と根気が、所謂「中途半端」なゲームの好調なセールスを裏打ちしている原因の一つかもしれない。また、最近人気のある女性キャラやロボットが大抵装飾品を多く身に付けていたり、スポンソン(張り出し)が多い事等を考えると何か意味深なモノがある。また、極論かもしれないがRPG等でシナリオの人間物語よりも『ジャラジャラした』演出や設定が注目されることを考えると‥‥‥。〈新〉
(削除:編)〈す〉
こばとまゆみ【小鳩真由美】〔キャラ〕
『虹色町の奇跡』登場ギャル。学校の先生だが、修行にきていた魔法使い。大人な見た目にそぐわない幼い性格と天野由梨の声でかなりイケると思うのだが、彼女のストーリー自体にちょっと盛り上がりが欠けるのが残念。アーケード版名字は東鳩。〈顎〉
……オイラ、好き好き魔女先生のファンだったんダス……。〈3〉
こばやしもとふみ【小林源文】〔人名〕
ドイツ軍服を着込んで作業をする怪しい漫画家。姿形はヤクザだが、原稿を落としそうになって、サイン会の会場でペン入れをしている辺りに漫画家としての哀愁が漂っている。で、何故こんなところにこんな項目があるのかというと、こいつも『AD大戦略』にハマって原稿を落したことがあるからである。
んでもって、先日、娘さんが結婚したということなのだが、この娘の旦那というのが、よりのよって、あの『中村クン』であったりする。どうやらアシスタント時代に手を出して、それが尾を引いたらしいのだが、もう腹を抱えて笑うしかあるまい。〈新〉
通常は「こばやしげんぶん」と呼ばれることが多い。この人から「黒騎士百冊買え!」と剃刀レターを貰った知合いがいる。(実際は、小林源文氏本人からのものではなかった。後に脅し主は逮捕されて新聞に掲載される。)〈へ〉
コナミ【KONAMI】〔会社〕
どうも、コナミの弁護士です。(声:大平 透)〈?〉
このよのはてでこいをうたうしょうじょユーノ【この世の果てで恋を唄う少女YUNO】〔SSソフト〕
PC98版。最後にプレイしたエルフのいわゆるシナリオ重視のゲーム。剣乃ゆきひろフリークな人には意味深い作品。シナリオは後半、突拍子もないところへ行ってしまう。プレイする時間はめちゃくちゃ長くって一息では出来ない。サターン版では宝玉の数を増やしてセーブできる数を増やしたが、その分シナリオも変わっているのかな?同じモノを機種が違うとはいえプレイする気にはあまりなれませんでした。しかし、日本国民法じゃ禁止されているけど、現実でなければ近●×△はOKだ!自由な表現万歳!〈介〉
げ、げんちゃん、すげえぜ!やっぱ、熱いぜ!〈3〉
長いタイトルは嫌いです。編集しにくいから。規制は嫌いです。問題解決の先送りだから。『YU-NO』の項を参照のこと。〈新〉
こまったときのかみだのみ【困った時の神頼み】〔関連〕
締切直前になっても誰も原稿を出さない状態にある編集者が叫ぶ台詞。しかし役にたったためしはない。〈新〉
自社より技術力のある会社へソフトの開発を依託すること。〈殺〉
ぬ、サンダーフォース4が九八〇円!…う!五百円しかない…おお!あそこにいるのは新田陸士長だ!
「新田金融にようこそ。利子は…。」
「くく…貸してくれ…」
「毎度あり…。(にやり)」〈へ〉
ゴミばこ【ゴミ箱】〔用語〕
『シャイニングフォース』シリーズにおける本陣、『PS2』におけるユーシスの家など、目障りで役立たずなキャラを叩き込んでおくところの総称。〈新〉
「ゴミ箱を空に」のコマンドは…ないね。〈へ〉
こらえしょう【堪え性】〔用語〕
退屈という文明病に対する予防薬の一つ。特に趣味が無ければ、せめてこれくらいは持ってないとやばいですよ。〈へ〉
陸士長殿が全然持ってないモノ。〈出〉
あいさがその概念を知らないモノ。〈す〉
(泥沼にて、以下削除:編)
ごらくがすくない【娯楽が少ない】〔用語〕
「いやあ、『グラ○○○○』プレイして、感動に打ち震えたっスよ!」
「お前、本当に娯楽の少ねェ奴だな。」
〈へ〉
コラムス【コラムス】〔MDソフト〕
ゲーセンそのままの移植のモードに、ある特定の1個の宝石を消すモードを付けたソフト。本当にそのままの移植であるが実はゲーセンの基盤自体がMDと同じな為当然と言えば当然である。しかしゲーセン版だと「魔法石」なのにMD版だと「魔宝石」なのは何故?〈ち〉
多分大学生の生活をゲームにするとこんな感じであろう。〈へ〉
三号くんの精神状態。ちょっとした衝撃で崩壊するから。〈出〉
コラムス3 たいけつ!コラムスワールド【コラムス3〜対決!コラムスワールド】〔MDソフト〕
コラムスが好きではなかった私が、何故か大学時代、部室でやり狂っていたゲーム。基本的にコンピュータや人間との対戦がメインとなっているので、ずーっとだらだら続くコラムスより減り張りがあってなかなかに面白い。最近の落ち物パズルの演出に較べれば非常に地味で有名な声優さんが喋るわけでもないが、それ故に何度やっても目障り耳障りにならないのが良い。特に視覚に頼らない相手のダメージ表現、「ふんぎゃ!」「ぎゃ!」等の効果音はなかなかの逸品で、夢中で宝石を積み上げながらもニンマリとしてしまう魅力がある。(関係ないことだが落ち物パズルで、ゲームを一時中断させるほどのど派手な演出って本末転倒だと思うのだが……)マルチタップを使った多人数プレイも可。〈へ〉
多人数プレイで熱くなったのは、PCエンジンの『ボンバーマン』以来だと思うが、このコラムス3も人数が多くなればなるほど熱くなれるゲームだった。『左右の任意のプレイヤーにいつでも嫌がらせができる』という、まったくもって人に対する嫌がらせを心得た設計で、ゲーム開始時は誰だかわからない左右のプレイヤーが、嫌がらせの頻度や対応で次第に明らかになってくるのは大笑い。プレイ時間も、対戦時なら一回2分以内でほとんど決着がつくのもマル。セガタップ対応のソフトの中でもかなり上位にランクされて然るべきソフトだと思う。しかし、このソフトが発売された時点で既にメガドライブの衰退は決定的なものとなっていて、ほどんど話題になることすら無く消えていった不運のソフトである。〈新〉
ゴリアテ【ゴリアテ】〔兵器〕
脅威の無人誘導対戦車爆雷(爆笑)。AD大戦略には何でゴリアテがないんだろう。〈新〉
座布団一枚ィィィィィィ!(爆笑)〈介〉
AWWで、ロドリゲス大佐が載ってきた変な小型座布団戦車。〈す〉
(編注:一時期、このゴリアテの項が『ハイブリッド・フロント』に自爆ポッドを登場させる要因になったのではないかと噂されていたのだが、開発関係者の方から「貴書からの影響ではない」との回答を得た。う〜む、残念である。)
コリアンダー・ウォータークレス【コリアンダー=ウォータークレス】〔キャラ〕
恋心一直線な女性。さっぱりしている。〈介〉
コルディ【コルディ】〔キャラ〕
バトルファンタジーに登場。コボルトだそうだが、それにしては背が高すぎるし、カッコ良すぎる。どーみても、ワーウルフである。魔王Xダークにさらわれた妹コニーを救うため戦うのであるが、その戦いの結末は涙なくしては見られない。余りに悲惨すぎる最後である。筆者はこいつのエンディングを見てパッドを落とした挙げ句、その日一日の記憶をなくしてしまった。哀れすぎる。〈新〉
これがしょうりのカギだ【これが勝利のカギだ!】〔用語〕
勝利の決め手になるもの。〈介〉
……こ、皇帝!そのまんまであります!〈新〉
コレクション【コレクション】〔用語〕
『コレクション(collection)は質より量である』。これは、あらゆるコレクターが最終的に行き着く真理であるが、コレクター仲間にとっては、これは危険窮まりない、自らの存在意義を否定されかねない究理である。よって、この言葉を得たコレクターは、主に仲間のコレクターによってコレクション(correction)される。
コロン・スタイナー【Colon Steiner】〔キャラ〕
『バルクスラッシュ』に登場するニセ外人。オペレーターとしての腕はともかく、ウイットに富みすぎた発言の数々でプレイヤーを恐怖のズンドコに陥れてくれる。エンディングも何だか死にそう。〈新〉
こんきょ【根拠】〔関連〕
『この企画の根拠はどこにあるんですか?』
『俺の勘だ!。』
〈新〉
ゴング【ゴング】〔キャラ〕
ち、ち、ちんぽ
チンポ頭のぼうず
後家さんそれ見て
腰抜かす
(C)吉田戦車〈新〉
スキンヘッドで筋肉質。格闘戦が強い上、僧侶魔法まで使えてしまうのだから始末におえない。言うなればシャイニングフォースの超兄貴である。やっぱり「守りのミルク」を飲むときは腰に手をあてて飲むのであろう。〈藤〉
コントラ・ザ・ハードコア【魂斗羅〜ザ・ハードコア】〔MDソフト〕
ハードでキッチュで頓珍漢。漢気とパワーとドーパミンを、全身の毛穴から毎秒五でリットル吹き出しっぱなしの、ハイパーアクション・シューティング。撃って、走って、回って、跳んで、果ては宇宙か白亜紀か。チーム機知GUYのグレートなセンスが炸裂御免でプレイヤーの脳髄を直撃する。突っ走るだけ突っ走った、そのハイソな内容は、好き嫌いこそあれ、賞賛されてしかるべきであろう。だが、高次面のボスは強すぎるぞ〜。〈新〉
コンパイル【COMPILE】〔サードパーティー〕
気合いを入れて作った良いソフトは何故か自社販売しなかった謎のメーカー。MDでの初ソフトは『武者アレスタ』。このソフトの完成度についてはここで述べるまでもないが、これは東亜プラン販売。最近出たパズルゲーム『ぷよぷよ』はセガ販売、んでもって初の自社販売ソフト『電忍アレスタ』は凄まじい出来(笑)。MD最終期に数本のソフトを発売しているが、これについては未プレイであるためにコメントできない。
さて、『武者アレ』までの作品とそれ以降、特にSFC版スーパー以降の作品群を比較するとゲームの質が相当に変化している。明らかにゲームバランスが変化し、敵の攻撃や演出などが単調化し、難易度を引き上げるために「単純な陰険配置」を行なったり、「レベル変化はボスの堅さのみ」、といったかつてのコンパイルとは思い難き所行を行なっている。また、このころ発売された『ぷよぷよ』のマニュアルには、開発部の人事に何か大幅な変化が起こったことを示唆するような表記がある。
MD版『ぷよぷよ』以降、特に顕著になったコンパイルの版権攻勢に関しては改めてここで書くまでもないが、あのころコンパイル社内で何が起こったのかは、かなり興味を引くところである……とか言ってたら、和議申請……。シャレになってなっすよ、旦那。〈新〉
早く『魔導物語ARS』を作って欲しいが、制作チームが解散したとの噂も聞くのでせめてメガCDに『魔導物語123』を移植して欲しい…とか思ってたらGGに移植だし…。企画担当者は飛び込み大パンチ餡パン醤油ラーメンの刑である。ああっ、ケロルお前は出てくるなぁ!!〈藤〉
武者アレスタ、電忍アレスタに続き、百姓アレスタ、天皇アレスタを発売予定か!?〈殺〉
そのうち『帝アレスタ』でも出してくれそうだ。バンザイボンバーとか…〈へ〉
しゃれになってないよお。〈出〉
コンパイル【compile】〔用語〕
英語での元の意味は「編集する・まとめる・蓄積する」などであるが、プログラム用語としては、「C言語、MMLのソースなど、プログラマが解釈可能な形態ものを、機械語・中間言語等のバイナリなど、ターゲットが解釈可能な形態に変換する」という意味で使われる。〈新〉