サージング・オーラ【Serging Aura】〔MDソフト〕
 ゲームショウ版からずいぶんと変更されてしまったが、一番変更されたのは詠唱される呪文が、日本語ではなくなった点。ちょっと残念。自閉症的に念仏を唱え続ける主人公ムウを二人の戦士が守って戦うという斬新で面白いシステムだが、キャラの役割が完全に固着化してしまう点が残念と言えば残念。あまりに特殊性の高いものだったせいか、未だに類似システムも続編も出ていない。自らの意志で過去を修正しに行くのではなく、時の精霊に過去を修正しに行かされるという点が面白い。シナリオ上何だか危険な点が見受けられるが、多分気のせいに違いない。〈新〉

サード【third】〔キャラ関連〕
 確か、SPEC誌で、こんな名前の奴が出ていたような?〈新〉
 ネイ・サードの事らしい。〈出〉
 わしの事ですな。げしゃしゃしゃしゃ。〈3〉
 女子高教師は黙るにゃ!〈介〉

サードパーティー【third party】〔用語〕
 ある基本ハードのソフトや周辺機器を発売している会社をこう呼ぶ。なぜセカンドやフォースで無いかというと…。まず、ハード(MDやメガCD)を出している会社がファースト。つまりセガがこれに当たる。その直系の会社がセカンド。ソニック、シムス、ガウ・エンターテイメント、トレジャーなどがこの分類に含まれ、そしてそれ以外の独立したメーカーがサードパーティとなる。〈顎〉
 ハードメーカー側の、特に上層部から見ると塵屑・屎尿未満の存在。しかしながら、否定すると結局ハードの売り上げに支障を来たすために、辛うじてその存在が認められている。『このマシンは俺が作って売っているんだ。貴様らは、畏れ多くもその恩恵に与っているだけだ』って訳である。無論、逆も真に近いが、立場ゆえにそれが表面に出てくることは少ない。ハード屋がソフト屋と手を取り合って何かしようと言っているコンシューマーマシンは、どこにもない。〈新〉
 ドパーティー卿(英 18??-1920)英国の鍛治屋。英国でのメガドラ開発の基盤を作り上げた功績により王室から騎士(サー)の位を排領する。セガCDソフトをメガCDで動作させる実験中爆死。ちなみに、現在のサードパーティーという単語はこれに由来する。〈へ〉

サーバー【server】〔用語〕
 ネットワーク上でクライアントからの要望をさーばいてくれるコンピュータのこと。〈へ〉
管理者を置かずに放っておくと、生き腐れする。〈新〉

サイオブレード【サイオブレード】〔MDソフト〕
 うおおおおおおおおおおおおお、表示が呪いもとい鈍いっ!却下だ!〈殺〉

サイキ・サ・リーク【サイキ・サ・リーク】〔キャラ〕
 PS3に登場するケインの父親。一本とられることを人生の生きがいとする癇癪爺い。〈新〉
 マルチエンディングシステムの隠されたエンディングで大活躍!ロマンスグレーもさわやかに、今日もひたすらナイスミドル(意味不明)。〈へ〉

さいさん【採算】〔用語〕
 どのゲームにも絶対不可欠の要素。これがとれなきゃ、どんなすばらしい効果も演出も物語も全然意味がない。が、逆に、制作者内部の会話であっても、これを前面に出して主張するようになったら、そいつはゲーム開発者として終りである。〈新〉

サイザンス【サイザンス】〔キャラ〕
 『クルード・バスター』に登場。何の気なしにマニュアルをひっくり返してみたら、トンでもない名前のキャラが目白押し。こいつも、文字通り、サイの半獣人でサイザンス。この貧血確実のネーミングセンスに脱帽。『ドラゴンマスター・シルク』のキャラも、いいかげん、無茶苦茶な名前の付け方だとは思っていたが、やっぱりDECOの方が一枚上手だった(笑)。〈新〉

さいせいし【再生紙】〔用語〕
 再生パルプの漂白のために石油を大量に消費し、その産業廃棄物で環境汚染を増長する地球に優しい紙。ちなみにセガのゲームマニュアルとセガ社員の名刺は再生紙である。〈へ〉
 毛が入っている。〈新〉

サイドポケット【Side Pocket】〔MDソフト〕
 データイーストのビリヤードゲーム。密集した球々に的球を当て、弾け散らせる快感にやや欠ける点がちょいと残念。おそらく、多量の弾道計算によりCPUの演算処理に負荷がかかるためであろう。それ以外のビリヤードの再現度は文句なしに高いと言ってもよい。個人的に面白いと思っているのが2Pの9ボール。友人と缶コーヒーを賭けての勝負は、正に気分はハスラーだ(ちと貧乏臭いが)。トリックゲームは難しいのも多いがデモを見ていればなんとか解けると思われる。また落ち着いたBGMも良い。プレイした後、プールルームへ行くのもまた一興。無論、ゲームが上手くいったからといって、実際に頭で考えたように体が動いてくれるとは限らないが。〈へ〉
 玉の動きにやや違和感があるが、非常に高い完成度の作品になっている。ゲームも9ボールだけでなく、ポケットゲームがあるのを評価したい。後半面の難易度はかなりのものだが、スーパーボールやゾーンボーナスなどを活用していけばクリアは楽。トリックゲームも頭を使う物が多く、非常に楽しめた。〈殺〉
 下手なマッセも数うちゃ当るってね。ジャンプボールも面白いぞ。〈藤〉
 ポケットゲームもトリックゲームも出来ちゃったー。わぁー、うれしいなっ。〈介〉
 最近、プールバーでナインボールのやり方を習った。これは面白い。と、同時に、このゲームの完成度の高さとアレンジのうまさを思い知った。これは凄い。〈新〉

サイバード【サイバード】〔キャラ〕
 バトルファンタジーに登場。通称「サイ蔵」。カタくてイタくてデカくてカッコいい。ん〜、渋い。〈新〉
 でも、サイ。〈出〉
 太陽の勇者。〈3〉

サイバーブロール【CYBER BRAWL】〔32Xソフト〕
 巷じゃクソゲーと呼ばれているスーパー32X対応の格闘ゲーム。必殺技を叫ばなければ、有名声優が喋るわけではない。おまけに乳がブルンブルン揺れるわけでもなく、カワイイキャラがいるわけでもない(まったくいない訳ではないが…)。あるのは、足が吹っ飛び、頭が爆発、手がもげる。更に操作感がもたっているとなりゃ、そりゃ普通の人は見向きもしないだろう。しかしオイラには、独特の鉄を擦るような感覚に参ってしまい、格闘ゲームはストリートファイター2ダッシュで腹一杯だったにもかかわらず、かなりやり込んでしまった経歴がある。ここでよく誤解されるのだが、オイラは決して他人の受けを取りたいが為にやりこんだというわけでは無く、純粋にこのゲームを楽しんでいるということをご了承して欲しい。あまり知られていないが、このゲームにはグットエンドが存在している。グットエンディングを見るには、敵を倒したときの残り時間の合計がある値以上あれば見られるらしいのだが、オイラにはその値がわからない。(蛇ねーちゃんで一度だけ見たことがある)〈へ〉
 残酷な描写とホラーの定義をそれぞれ勘違いして、さらにB級スプラッター(決してZ級ではない)の要素を加えた対戦格闘。爆発寸前の宇宙船、生き残りは八人、脱出ポッドは一つという、これ以上にないくらい緊迫したシチュエーションの筈なのに、何だか馬鹿っぽい珍妙なイメージが付きまとうのは何故だろう。操作性が悪いわけではないし、ゲームとしても十二分に遊べるがキャラで勝敗が決定してしまうのが難点。手足飛び散りの頭爆発は嫌。不必要なまでに拡大縮小するキャラアクションは、スゴイと思うか、笑えるかの、どっちかだろう。〈新〉
 (削除:編)〈す〉

サイバーボッツ【CYBER BOTS】〔SSソフト〕
 デビロット姫に始まり、デビロット姫に終わるダス。ああ…(恍惚)〈3〉
 あ〜あ(虚脱)。〈新〉

サイバーポリス・イースワット【CYBERPOLICE E-SWAT】〔MDソフト〕
 妙にクリアなサンプリングが笑える。アーケード版の微笑み警官でなくなったのは多少寂しいが、ゲームの出来は『ジュエルマスター』程度には良い。メタルダーの様に変身前はひたすら耐える必要がある事と、例によって高難易度である事が評価を落としている。バーナーを使った飛行や戦闘にはかなりのテクニックを要する。「普通の玄人」好みのゲーム。エンディングは仲々に良い。バリエイションが少ないのに、それぞれの面がパズルじみた要素を持っていて、根気のない人はプレイし難いのはどうも頂けない。箱絵はきむらひでふみが描いている。〈新〉
 同名のアーケードゲームからの移植となっているが、パワードスーツを着けて戦うところ以外は、ほぼMD完全オリジナル。MD関係誌での評価はさんざんで、読者のウケも悪いが、なかなかどうして、かなりの傑作である。各ステージは変化に富んでメリハリあるし、MD版になってパワードスーツに付いたバーナーの使わせ方も秀逸。また、エンディングのカッコ良さも特筆すべきだろう。指摘されている通り難易度は高いがコンティニューが用意されておらず、評価を落とす原因となっている。実は筆者自身このソフトを九八〇円で買ったのだが、このソフトがこんな値段なら、これ以下の値を付けねばならないMDソフトを山ほど持っている。このソフトのスタッフには気の毒としか言いようがない。〈顎〉
 九八〇円で買ったにしては恐ろしく遊べる。曲はいいし、動きも速いし。〈藤〉
 こういった硬派な渋いゲームが、無くなりつつあるのは非常にさびしい。バイオハザード面で未だ苦戦中。〈へ〉
 ゲーセン版の続編として作られたこのゲーム。実は結構面白い。九八〇円なら絶対に買いである。でもやっぱり、あんなの着て恥ずかしくないのだろうか。〈ち〉
 非常に良い出来のゲームだ。これで難易度さえ低ければ、九八〇円という宿命を負うことはなかっただろう。〈殺〉
 隠れた名作。本当に面白い。なぁんで、みんな分かってくれないんだーッ!。スーパー忍より拙者は良いと思うぞ。本当に、マジで。〈3〉

サイファー【cypher】〔武器〕
 特A級ストライダー飛竜の股間にぶら下がる(以下略)。〈新〉
 特A級ストライダーにのみ所持の許される武器。カンフー映画などに登場するトンファーの原理で刀身を振る。先端から極高温のプラズマを放電して(使う場面を想像すると…)猫も杓子も両断する。はぁはぁ振りすぎて勢い余って体を両断しそうで恐い。原作によれば、水中では使えないそうである。〈藤〉
 サイファーは、振り回して使用する。なお、「采は振られた」と言う格言は、「サイファ振られた」に由来するものである。―K.G.O.B.刊「蟹江敬三の逆襲」より〈へ〉

サイモン・クウ【サイモン・クウ】〔キャラ〕
 『ハイブリッド・フロント』に登場。朴正仙とであった際に、彼女に言語中枢の機能の八割を奪われたため、あの様な無口になったといわれるが、よく分からない。地面に置いておけば無類の強さを誇るが、空ものは攻撃も防御もメロメロ。戦闘力は高いのだが、的を外す事も多いのは玉に瑕。通称『髭付き戦闘タコ』。〈新〉

さいようしけん【採用試験】〔用語〕
 ゲームを作るのが大好きで、四六始終ゲーム製作に打ち込んで、即売会で自作ゲームを売り歩き、大学の単位もろくに取ってない三流大学の学生と、ゲームをやるのが大好きで、大抵のゲームは所有する一流大学の学生。さてゲームメーカーに開発者として採用されるのはどっち?。答えはゲーム売り場で考えてね。しかし話は突然変るけど、最近つまらんゲームが増えたなあ。〈へ〉

サイレン【サイレン】〔キャラ〕
 正式名称、サイレン0889型。PS3にはありがちなパターンであるが、こいつも誤解と無責任の塊である。アインの章では最終ボスとなるが。銃すら持っていないため、ただの雑魚でしかない。こいつも死ぬと宝箱に化ける。〈新〉
 下半身一族の創始者オラキオが連れて歩くくらいだから、女性型でしょう。〈へ〉

サイレントユーザー【サイレント・ユーザー】〔用語〕
 MD関係雑誌類やゲームのアンケート葉書類を一切投函しないユーザーの事。それ故、『サイレント・ユーザー』の意見は雑誌への投稿等によってソフトハウスなどにフィードバックされることがない。しかし、実際問題として、MDユーザー中の『サイレント・ユーザー』の比率はかなり大きいものと考えられる。彼等はまた、『コンシューマー(消費者)』に徹しない傾向が見られる。つまり、気に入らなければ『自分で解決してしまう』のである。(だから、投稿などする必要がないとも言えるが。)
 こんなのを書いているくらいだから筆者達はこれに該当しないと考えている人が多いと思うが、さにあらず。この本は『サイレント・ユーザー』たる筆者だからこそ書き得たと信じている。〈新〉
 …………私はサイレントユーザーです………あっ、喋っちゃった。〈へ〉
 私は全部投函してるよ。90円で買った惑星ウッドストックにも50円切手を貼って…。でも直接メーカの人と話す機会があればそんな必要はないんだけど。雑誌の投稿欄は、MDにどのようなユーザ層がいるのか知るいい手段だよね。ちなみに、サイレントユーザーの比率は男性の方が多いです。女性は筆まめなので、ユーザサポートは大変…。〈藤〉
 葉書じゃ言いたいこと何にも書けないんだもん。私は筆不精だから、こーゆー機会がないと全然書かないのも確かなんだけどね。〈出〉

ザイログ【zilog】〔社名〕
 MDのCPU、Z―80を作った偉い会社。実はZ―80の後もZ―8000など、かなり凄いCPUを出し続けていたのだが、結局それ以降のCPU市場には食い込めなかったようである。現在はCPUではなく、周辺チップで圧倒的シェアを確保したらしいのだが、どんなチップなのかは調べてないから全然分からない。〈新〉

サウンドノベル【Sound Novel】〔用語〕
 紙に印刷して小説として出版すれば返本必至のシロモノでも、TV画面にゲーム機で出力すれば素晴らしいゲームと評価される新しい形態の書物。〈へ〉

さえきたかお【冴樹高雄】〔人名〕
 お前な、普通、順番からいえば『○○○○郎』とか『○○京○』とか『り○○○ん○○○』の項目が先にできるもんだぞ。百歩譲って『○っ○こ○ん』程度で止めておくもんだ。何で突然これが来るんだ?〈新〉
 うお〜!うるさい!黙れ!俺はファンだ!〈す〉
 一体、なんの辞書なんダスか、これ?〈3〉
 …………。〈あ〉

さえづきげんのじょう【冴月玄之丞】〔キャラ〕
 『ハイブリッド・フロント』に登場。HFの面白さを一人で体現するバイオレンスハイパー戦闘爺ィ。歳を取っても、これぐらいアクティブな活躍をしたいものである(本気)。序盤ではオーバースペックと云える程の能力値を持っているために重宝するが、レベルアップしてもほとんど強くならないために後半は老人ホーム入りになる場合が多い。平均的な能力値配分だが、対空に僅かに優れ、対艦に弱い。〈新〉

ザエモン【ザエモン】〔キャラ〕
 グロウナイトよりは役に立つな。かっこ良いんだか悪いんだかわからん。〈新〉
 竜巻攻撃が役に立つんだか立たないんだかわかんないところがよい。でもなんか臭いそう。〈へ〉
 ゲーセン版最終兵器。以外と使える(と思ってるのは私だけ?)。〈殺〉
 未来面でしか使えないのでは?〈出〉

サクセス【SUCCESS】〔サードパーティー〕
 ずっとオセロばっかり作っていたのに、突然「コットン」なるゲームを作って周囲を驚愕させた。サターンでは『コットン2』を出しているが、次回作はどうなっているんだろう?。ちなみに、「トントン」なる子供向けコインゲームを作っていた。ここも買収されるのされないのって噂が……え?違うの?〈新〉

さくらえみ【咲良絵美】〔キャラ〕
 虹色町の奇跡登場ギャル。写真家やってる正統派お姉さんキャラ。見た目はまんまスクープハニー。普段は積極的に事を運ぶ人が、時たま弱気を見せて頼ってくれたりしちゃうと、結構クゥっ〜と来るだす。アーケード版名字は佐久間。〈顎〉
 スクープ・ハニーって、旦那……。〈新〉
 だから、メガディクは『ネタが古い』っていわれるのよ。〈出〉
 もう少しイベント欲しかったよネ。〈3〉

サクラたいせん【サクラ大戦】〔SSソフト〕
 タクティカルRPGに恋愛シミュレーションの要素を加えて、それに大正スチームパンクと藤島康介を混ぜたらこうなった具合、というゲームだす。戦闘は多少タルい程度で、問題はないダス。でも、面構成に工夫が無いのでつまんない。途中の制限時間付きの選択はすごく嫌ダス、作ってる側としては、決断の難しさみたいなものを表現したかったんだと思うんダスが、拙者には別に引き受けなくていい責任まで押しつけられているような気がして、やってて腹の虫の居所が悪くなってきたダス。CD二枚組みだけど、絵を取ったら4メガROMカセットに収まるハズ。高値で中古屋にトリャァ!〈3〉
 ある雑誌によると一番人気のあるゲームらしいが……面白いと絶賛の声も……。どうやらオイラはそういった人達と違う文化圏に属している人間なのかも。〈へ〉
 名前の通り、サクラが多いんだろうよ。まあ、太鼓持ちも同じくらい、いそうだがな。〈す〉
 陸士長殿の漫画が、面白かったです。〈あ〉
 だってさ、どうする?〈出〉
 ……………………ごめん。〈新〉

ザサードワールドウオー【THE 3RD WORLD WAR】〔MDソフト〕
 パッケージからして激しく怪しいこのソフト、93年のおもちゃショウ以来、深く静かに狙っていたのだが、発売日当日に買った瞬間から激しくハマり、久方振りの徹夜ゲームと相成った。操作性やシステムは言うに及ばず、笑えないシナリオや周到にセレクトされたプレイヤー国、冗談にならないゲームオーバー、超兵器、どっかで見たようなファイル名、死にそうな裏ゲーム等など、この作品の魅力を語る事は容易ではないし、筆者如きではとても語り尽くせるものではない。「その筋」のマニアを自認するなら、買わなければならない逸品である。〈新〉
 う〜ん、マウスに対応してくれていたら、もしかしたらマウスごと買っちゃったかもしれないな。リアルタイム戦闘時の操作性もマウスだったら大幅に改善されたのにね〜。軍備を増強してガンガン攻めようとすると、軍事費が嵩んですぐに経済が逼迫しちゃうから、経済的占領が中心になっちゃうのがちょっと……。三国志みたいに知ってる武将(指令官と呼べ:新田)も出てこないし、名前付けられないし……。〈出〉
 正義のカダフィが指揮する『よいリビア』は、国際貢献度が50%を越えている。しかし、次のターンでイスラエルに占領される運命。ああ、これじゃ、まともに戦いたくなくなるよな。〈3〉
 日本の場合、安い部隊を部隊を増やすより、少数精鋭に撤すれば、軍事力による世界制覇も充分可能だ。注意すべきは、宇宙艦隊の動向だろう。特に上陸戦を行う場合、下手をすると全滅の憂き目に合うから要注意だ!〈大〉

サザンアイズ【3X3 EYE'S】〔MDソフト〕
 「聖魔伝説サザンアイズ」の項を参照のこと。〈新〉

ザジャスティスファイアー【ザ・ジャスティファイアー】〔MD周辺機器〕
 『リーサルエンフォーサーズ』に同梱されている専用銃。通常一人でプレイする場合は銃を2コン側に接続し、さらに二人とも銃を使う場合は、SCSIのディジーチェーンの様につなぐ。仕方ないたぁ思うが、命中精度の悪さは泣けてくる。間にセガタップが介してあると正常動作しないので注意。現在2P用銃はSFC用しか見掛けないが、MDでも使用できるのでご安心を。〈顎〉
 姉妹品に、ジャスティスパンチ、ジャスティスキック等がある。〈へ〉

さじょうのろうかく【砂上の楼閣】〔諺〕
 マニア、あるいはヲタクの作った会社の事。笑い事ではない。〈新〉
 本当に笑い事じゃないのよ。〈出〉

ザスーパーしのび【ザ・スーパー忍】〔MDソフト〕
 一歩下がってよく考えると、これほど恥ずかしいタイトルもあるまいが、これでも、MD初期の名作。「女を奪われたので取り返しに行く」と、身も蓋もないストーリー。敵も、なんで女を奪って行ったのかよく分からない。秘密犯罪組織なのに空港で大立ち回りをしたりして、目立ってしまっている。思考回路は、秘密結社「D」程度。そのうち、幼稚園バスを爆破したり、水源地に毒を流してくれるだろう。期待したい。主人公にしても、いつも忍者装束で迂路ついて、挙げ句「最後まで正体不明の変な奴」と戦う。忍者じゃないのか、お前らは。〈新〉
 序盤の面は面白いと思うのだが、港の面のシビアすぎるジャンプでやる気がみるみる失せる。これでめげるといつもすぐ次にシャドーダンサーをやりたくなってしまう。浮身の術で飛距離が延びてくれないのがつらいところ。手裏剣をゼロにして、日本刀だけで敵をずばずば斬るのが楽しい。〈藤〉
 八九年も終わりに近づいて、セガのソフトにはいっそう期待できなくなってきた時に、まさに彗星の如く現れた名作アクションゲーム。古代祐三氏が曲をやると聞いたときは、音楽に負けてしまうゲームだろうな思ったが、これがとんでもない誤解。オリジナル作品でこれだけ完成度の高いソフトが見れるとは、ついぞ思っていなかった。スタイル自体は『忍』からの継承で、敵の攻撃方法やボスキャラ、面構成で緩急を付けている。冒険している部分は特にないが、「押さえ」のソフトとしては一流だろう。このソフトは現在2バージョンある。初期バージョンは敵キャラにランボー、スパイダーマン、バットマン、ゴジラらしきものが登場していたが、流石にヤバかったようで、スパイダーマンは版権取得、他のものはキャラ変更されている。〈顎〉
 ゲームはよくできている。が、主人公が忍者のくせに泳げない。そのため、港面では1ドットの見極めが出来ないと落ちて死んでしまうのが難点。ここさえなければ良いゲームなんだけど。〈殺〉
 君のは肉付かな?骨だけかな?〈へ〉
 私のは海外版だ。〈ち〉
 難易度が職人気質。〈出〉

ザスーパーしのび2【ザ・スーパー忍2】〔MDソフト〕
 丁寧に作られた『エル・ヴィエント』と言っては失礼か?。ゲームバランスやキャラクタの動き、音楽などが高いレベルでまとまってはいるが、残念ながらゲームをプレイさせる上で重要な何かが非常に希薄。続けてプレイする気にはなれない。最近のMDソフトに共通して言えることなのだが、ソフトの表面的な質は向上しても、かつて有った『粗野な魅力』が失われてしまっている。確かに優生学的な美しさはあろうが、それがユーザーの心を本当につかむとは思い難い。MDは、這い上がろうともがき苦しんでこそ輝く逆境のマシンなのだから。〈新〉
 MDソフトのカルトな魅力を抹殺し、MD2と共にセガが本腰を入れたと提示してくれた作品。操作系が良い、キャラパターンが多いので動きが滑らか、演出が派手等、売れるゲームのコンセプトは満たしていると思う。もし私がこういうゲームを求めプレイする人間ならば、MDを買わずにSFCを買っていることだろう。例によって、友人には勧めるが自分は買わないゲームである。〈へ〉
 最終面の難易度は相変わらず凄い。グラフィックも前作の雰囲気を残しつつ、綺麗にまとめられている。ゲーム内容は…退化しているような…。良い意味か、悪い意味かの判断は個人に任せるが、なんにせよ「現代風」になっている。でもまあ、買いだな。〈殺〉

サターン【Saturn】〔関連〕
 セガのコンシューマーマシンの開発コード。結局、正式名称も『セガ・サターン』になってしまった。最近、同名の自動車会社が日本に進出してきたが、何となく貧乏臭く思えるのは、気のせいか?(笑)。〈新〉
 他のマシンの追随を許さない平凡なスペック!積木のようなリアルな画像!ぬるま湯の興奮が君を襲う!それがサターン!〈へ〉
 マーキュリーの方が売り上げが伸びると思う。〈E〉
 いやーん、ばかーん、さたーん。〈藤〉
 縁起物。〈殺〉

サターンファン【Saturn Fan】〔雑誌〕
 後ろの発売予定表しか見ていないので、詳しくはわからないが、サターンのゲームの事と開発者のインタビューとゲーム以外のちょっとしたことが書いてあるようだ。〈へ〉

サターンマガジン【Saturn MAGAZINE】〔雑誌〕
 後ろの発売予定表しか見ていないので、(以下、『サターンFan』項参照)〈へ〉
 実はサターンの前の『SEGA』の文字が、どんどん小さくなりつつあるそうな。未確認なので誰か調べてください。〈新〉

さたけまさあき【佐竹雅昭】〔人名〕
 ゲーム誌のライター兼詩人カラテカ(柵に当ると即死)。怪獣好きの調子のいい兄ちゃんで、ジョー・東に似ている。波に乗るとむちゃくちゃ強いが、調子が悪いとあっさり負ける。数多くの必殺技を持っているが、実戦ではあまり使わない。本人曰く、波動拳が出せるそうな。〈藤〉

ザッパ【ザッパ】〔キャラ〕
 『シャイニング・フォース』のキャラ。がるるるるー、ヤクくれ!ヤクゥー!はあはあ‥‥‥〈へ〉
 森林の国、バストークの王。狼人族である。強く、足が速くてかっこいい。転職後が弱いが…〈藤〉
 同人誌では大抵の場合、チップを犯して果てる。(あ、みんなそうか。)〈新〉

さとうまさし【佐藤雅志】〔キャラ〕
 『トゥ・ハート』に登場。浩之用○○○。〈新〉
 せ、先輩……〈加〉

さとり【悟り・覚り】〔用語〕
 鈴木三号氏が、周囲の迷惑も顧みずバックリと開いているもの。そして、中からドロリと……〈へ〉
 おチャクラ全開!悟りでGO!〈大〉
 よおーし!今日も悟るぞぉーッ!〈新〉

ザニンジャウオーリアーズ【THE NINJA WARRIORS】〔MDソフト〕
 メガドライブ十八番の忍者アクション。なんとメガCDだ。アーケードからの移植作品。もちろん、タイトーの移植だから移植度は良い。アーケードの大味なゲーム性も忠実に移植できている。ゲーム内容は単純明快。斬って斬って斬りまくる。まさに忍者装束のターミネーター、というよりそのものである。ZUNTATAのアレンジバージョンのBGMも良いが、オリジナルのBGMは本体音源でやってほしかったな。〈へ〉
 タイトーのメガCD初作品。このソフトも他のタイトー作品の他聞にもれず、ゲーム内容の移植度は高い。…が、画面比率と色数以外は完全再現可能なので、ここではアラ探しをする。まず、キャラパターンが少ない。あまり気にかけられていないが、アーケード版は飾りが少ない分キャラの動きに力が注がれていたので、これは大きなマイナス。背景の描き込みはパレットの設定共々、どうも不十分。画面がMDモードじゃないのもいけない。画面を小さくせざるを得ないんだから、ドットを細かくしてやんなきゃ。メガCD版に追加された、ズンタタ出演スペシャルプロローグは、バカバカしくてそこそこ見れる。購入時にシングルCDと、ゲームセンターのプリペイドカードのくじが付いていた。〈顎〉
 どうでもいいけど、アレンジハージョンのBGMがオリジナルのBGMより情けないのはどうにかならなかったのか。〈ち〉
 いまどき、こんな忍者いない。走れよ。もとのゲームも、「ダライアス筺体の再利用」以外に印象がないのでどーでもいいが。〈藤〉
 昔、X68Kの同人ゲームで、看護婦さんを主人公にした「患者ウオーリアーズ」ってゲームがあった。メスを「くない」替りに突き進む凄まじいゲームだったが‥‥‥。たしか最終ボスは(途中削除:編)。え、いや、思い出しただけです。〈新〉
 この違和感のある忍者の動き、敵のやられる様、音楽。全て満足。ファン必須のアイテムです。〈殺〉
 忍者装束のウゴウゴくんとルーガちゃんが街を闊歩するゲーム。〈出〉

サ・ピーナッツ【ザ・ピーナッツ】〔謎〕
 南海の孤島から田中角栄が呼び寄せる双子のチャーリー・ブラウンの事。〈新〉

ざぶとん【座布団】〔用語〕
 AD大戦略における装甲列車、或いはそれを用いて都市の防衛に専念する持久戦法のこと。装甲列車の項を参照。〈新〉
 日本古来から伝わる高品質・高水準な冗談・洒落に対する報償。〈へ〉

サフラン=ジプシーワード【サフラン・ジプシーワード】〔キャラ〕
 キャピキャピな女の子って感じ☆でも、ノリが良いので許す。泳ぎがうまい。〈介〉

サポート【サポート】〔魔法〕
 シャイニングフォース2にある間接魔法の一種。防御と素早さを一時的に引き上げる。恐ろしいのは、キャラクタが狂ったように身をふるわす視覚的効果である。その上にコンフューズなんかかけられて異性同士でやり合った日にゃ、もう大変です。あああ。〈介〉
 I/Oポートの一種。どうしても必要な時にBUSYを送り返してきたり、首が回らないときに限って、アップデートの申込書類を送りつけてきたりする。〈新〉

ザホード【THE HORDE】〔SSソフト〕
 不毛の大地に木を植えて、緑の沃野を取り戻せ!と言っても誰も信用しないであろう開拓型シミュレーション。金銭の許す限り木を植えて開墾可能な地面を増やして行くのが冗談のような勝利の鍵だ。しかし、海外ゲームに相応しく、ゲームバランスと言ったものとは程遠い部分がある。それが『ジャイアント・ホード』と『雪ホード』である。こいつらさえ、もう少し弱くなっていれば、かなり楽しめるゲームになっていたのに……。インターミッションで見れるムービーはどれも無茶苦茶。『モンティ・パイソン』が楽しめる人には最高に愉快だろう。〈新〉

サミー(ベアナックル2)【サミー(ベアナックル2)】〔キャラ〕
 主人公の一人。アダムの弟なのだが、どう見ても怪しいガキにしか見えない。ついでにどうあがいても使えない。しかし、腕白折檻は仲々に笑えてよい。〈新〉
 ゲーム中では明るいが、おそらくベアナックルのキャラ中では一番精神的に大人なんじゃないだろうか。〈藤〉
 イラストが「ヘイ!ブラザー!」って感じで嫌だなあ。〈殺〉
 寒そうだ。〈へ〉
 プリティー。〈3〉

サミーこうぎょう【サミー工業】〔サードパーティー〕
 なんかソフト出していたような気がしないでもないが、記憶にない。多分、間違いだろう。トレコ時代のソフトはあんなに面白かったのに………。日本有数のパチスロ・メーカーらしい。で、最近ここはセタ、ビスコと結託してシステムSSVなる中途半端に高価で中途半端に高機能の基板を開発・販売している。その対応ゲーム第一弾が、かの「スーパリアル麻雀P4」と言うわけなのである。しかし、その後のSSV基盤対応ゲームのことを聞かないのだが、どこ行ったのだろう?〈新〉
 ビューポイントを移植して欲しい。地味だがいいゲームだったのだ。〈藤〉

サムライスピリッツ【サムライ・スピリッツ】〔アーケード〕
 米国人が格闘ゲームをジャパナイズして製作したように見せかけているが、アイヌ人のキャラを見るとああやっぱり日本人が作っているんだなあと思わせる日本製のアメリカナイズジャパンチックな実にややこしい雰囲気を醸し出す格闘ゲーム。袴がスカートの形状のキャラがいるが、それは演出なのか、それとも本気で間違えているのかどうかはよくわからない。〈へ〉
 バランスが劣悪だが、キャラの魅力には計算されたうまさを感じる。〈藤〉
 王虎とタムタムを使わない奴は許さん。〈殺〉

サムライスピリッツ【サムライ・スピリッツ】〔MDソフト〕
 出たらしいけど、結局誰も買っていない。このソフトが発売された時期は、各員、公私共に無茶苦茶忙しかったためか、取りこぼしが多い。かと言って、今さらプレミアの付いたソフトや探すのに苦労するソフトを買い漁る気もないし……〈新〉

さめ【鮫】〔キャラ〕
 007〜死闘に登場。天下の情報部員ジェームス・ボンドを主食とする軟骨魚類。残念ながら、これ以外のゲームでの生存は確認されていない。以外と美食家なのかも知れない。〈新〉

さめさめさめ【鮫!鮫!鮫!】〔MDソフト〕
 かつて『達人』のサンダーレーザーには驚かされたが、こいつの最強状態ファイア、通称「ラジオ体操第一」には更に驚かされた。不必要なまでに重低音の効いたBGMや、雑魚であろうが何であろうがバカスカと薙ぎ倒す快感は正に東亜節である。爆煙が饅頭にしか見えないボムも健在。各ランク毎に異なるエンディングが用意されているが、全てが少しづつ変。特にイージーのエンディングを見ると死にそう。何じゃありゃ。それはそうと、このゲームのストーリーは国名等の設定が何故か非常に危ない。作った人間が、その筋だったのだろうか。〈新〉
 このワイルドで下品な曲がいい。リベット止めの敵や自機もいい。パッケージのおっさんもムサ苦しい。「ロープレとか難しいのは苦手だぜ。ゲーム機はとりあえず撃つモンあればそれでいい!」という硬派な貴兄に最適。〈藤〉
 まさに東亜。〈殺〉

サラ【サラ】〔キャラ〕
 バトルファンタジーに登場。犬の師匠のかたきを打つために旅を続ける格闘女。技が多彩すぎて、なんの気なしに行動したつもりでもそのまま必殺技に移行してしまう。飛び道具発射後の硬直時間は他のキャラと比較すると、かなり短い部類に入る。ただ、いまいち動きに「愛」がないのが悲しい。EDは、なんだか笑える。〈新〉

サラのししょう【サラの師匠】〔キャラ〕
 文字どうりの「犬(ケン)」。しかもハゲ。なんだかな‥‥〈新〉
 確かに、「俺は死ぬ」とは、言ってなかったわね〜。〈出〉

サリア【サリア】〔キャラ〕
 幼女。〈新〉
 世の中の男は2通りにわけられる。父性本能を抱くか、性欲を抱くかに…。〈へ〉
 あなたは後者よね‥‥‥。〈出〉

サルゲッチュ【サルゲッチュ】〔PSソフト〕
「コミケで同人誌買ってくださる?」
「コミケ?サル?」
「サ……エロゲッチュー!」〈へ〉
 エーロエロエロ、エロゲッチュ。〈新〉
 エーロゲッチュー、エロゲッチュ。〈3〉
 ゲッチュー!〈加〉

サルベージ【salvage】〔用語〕
 「友人に貸したものを返してもらう」の意。部屋の魔境を探索する事になる。すると、大抵意外な事実(主に趣味)を知ることになる。〈へ〉
 発見困難な場所に埋まっている目的物を回収し保護すること。〈介〉
 無くしたものでも、行方不明になったものでも、探すのには多くの手間と費用がかかるのである。〈新〉
 サルゲッチュ!〈3〉

サロメ【サロメ】〔キャラ〕
 骸羅王ロキの腹心。妖しい美しさをもつ巨乳のねーちゃん。好きものに違いないだろうから、ラディンの怒張棒で突き倒されてさぞかし幸せであったに違いない。〈新〉
 ロキが素直に骸羅王になったのもうなずける。変形すると更に美しくなる。〈へ〉
 ストーリー上何の説明もないのに主人公に横恋慕しているような感覚を受けてしまうの。何ででしょね?〈出〉

ザン【ザン】〔キャラ〕
 謎の放射性物質ラクシンを開発したバイオレンスでサイバーなじじい。世界一ローラーダッシュが似合う老人。料理をしようと包丁を持っても、野球をやろうとバットを持ってもすべてエネルギー弾に変わってしまうミダス王状態。脳味噌はおしりに入っている。〈藤〉
 「ラクシンでラクチンじゃあ!」と、スパークして研究にはげんでいたに違いあるまい。〈へ〉

さんあんこ【三暗刻】〔病名〕
 開発関係者がよく罹患する病気の一種。ロリコン、セラコン(或いはユニコン)、メカフェチに同時に感染した状態を言う。別名『三ちゃん役』。この状態から更に二次コンが加わると四暗刻となり役満。この他にも九連宝燈や国士無双などがある。〈新〉

さんごう【三号】〔執筆者〕
 〈3〉。メガディクではイラストも寄稿してくれた。神聖大銀河エロ帝国二代目皇帝。信じられない冗談のような経緯で女子校教師になったが、その結果、心の奥底で大切に守ってきた理想の女性像を、実在する女子校生の言動によって、完膚無きまでに打ち壊された冗談のような事実も、また見逃せない(笑)。先日、理事長がサイドビジネスに失敗したとばっちりで給料の据え置きが決定したらしい……今のうちに職場変えた方がいいぞ。
 電気コンロをつかって二時間もかけてチャーハンを作る、周富徳も割腹する超絶料理人。冷蔵庫に常備されている、加熱解凍するだけのラーメンと安酒の山を見て涙しないものはいない。
 座右の銘は『Love and peace......and Die!』。〈編〉

さんこうしょ【参考書】〔用語〕
 受験勉強用のものに限らず、大抵の場合、自分の実力より1ランク上の本を買ったり借りたりして、解説の内容を全く理解できず、無用の長物と化す場合が多い。〈新〉

さんごうとつげきほう【三号突撃砲】〔兵器〕
 通称、『三突』。AD大戦略では反撃しか出来ないドイツのサナギマン。但し、進化・改良してもイナズマンにはなれない。やはり鉄の棺桶。〈新〉

さんこうぶんけん【参考文献】〔関連〕
 自分はこれだけの難しい本を読んだのだ、と誇示せんが為のもの。〈へ〉

さんじげん【3次元】〔関連〕
 縦・横・高さの事。ちなみに四次元とは、縦・横・高さ・低さ。〈新〉
 線型数学。ポリゴンのプログラムをしていると理解が早い。〈出〉
 大・中・小。Aボタン・Bボタン・Cボタン。次元移動・次元破壊・次元大介。〈へ〉
 ランドストーカーには無いもの。〈殺〉
 外に出よう!〈藤〉

さんじゅうてん【三重点】〔用語〕
 メガドラ・PCエンジン・SFCを全て持っている状態のこと。こーなったら末期症状。家族を呼んだ方がよい。〈ヘ〉

さんじゅうはちとんせんしゃ【38t戦車】〔兵器〕
 AWWで、これをヘッツァーに進化させることが出来るようになるまで、ずっと前線で使っていたら、先輩に笑われた。考えてみたら、確かに、役に立った試しはなかった(笑)。〈新〉

ざんしん【斬新】〔用語〕
 対象とするものが与える印象、または趣向が際立って新しいこと。本辞書においては、本義の他に『素晴らしい』『優れている』『面白い』『ついて行けない別の世界に行ってしまってはいるが評価に値する』『グレート』『理解不能』『いや〜ん』等の意味で使われる。
 例:「あのゲーム、斬新すぎて誰もついて行けないぞ」〈新〉

サンダーホーク【THUNDER HAWK】〔MDソフト〕
 うーむ、かっこいい。こんなのをセガ本社が作れるようになったら世も末だな。でもゲームが難しすぎるよ。ハードでクリアできるなんて信じられないぞ。〈殺〉

さんだんろんぽう【三段論法】〔関連〕
 普通、大前提、小前提、及び結論からなる。ただしMDソフトの発売日に関しては大予定、小予定、及び無期延期。〈新〉
 大パンチ・中パンチ・足払いからなる。〈藤〉
 食う・寝る・遊ぶ。〈へ〉
 「開発遅延、テスト不足、バグる」も存在する。希に「俺は天才だ、テストの必要なし、超バグる」というのもある。〈殺〉
 GGKさんは大きな墓穴を掘っています。〈出〉

サンダーストーム・エフエックス【Thunder Storm FX】〔MDソフト〕
 メガCD発売当初は移植不可能と言われていたLDゲームの移植作品。表示面積は画面の3/5程度で、秒5〜6コマを再生。ヘッドホンバイノーラル対応。『ソルフィース』の時からから、メガCDでのアニメーション用プログラムの出来の悪さは、目を覆わんばかりのウルフチームだったが、何故か大幅に改善された。LDゲームの移植度は、どの程度アニメーションを再現できるかに集約されるが、その意味で移植度は高い。が、許せない部分もある。曲の版権だけ取れなかったため、ウルフが自ら曲を付けているのだが、これが元の雰囲気ブチ壊しでどうしようもない。バルカンとミサイルの効果音も、PCMから鳴らせばいいものを、ご丁寧にFMだかPSGだかわからない極めてチンケな音で鳴らしている。できることをやっていないのは許せないのだ。〈顎〉
 たしかに中身は良く出来ている。止め絵で見た限りでは今一良くないが動いている画面を見ていると十分満足出来る。判定も良く出来ていると思う。ただし、デモが最悪である。画面は良いが曲があまりにも腐っている。ゲーセン版のデモに感動していた私にとっては激怒ものである。残念だ。余談だが、やはり「FX」とタイトルに付け足したのはなんか「鉄人28号FX」みたいで恥ずかしいぞ。〈ち〉

サンダーソード【Thunder Sword】〔武器〕
 TF4における最強の攻撃。通称『お楽しみ一発棒』。テクノソフトの人間は何かいかがわしい最終攻撃が好きなようである。〈新〉
 発射するときは「てぇぇぃっ!」とか「どっせいぃっ!」と気合いを入れよう。〈へ〉

サンダーフォース2エムディー【Thunder Force II MD】〔MDソフト〕
 筆者がセンター試験一週間前にMDと同時に買ったソフト。このソフトで筆者はMD地獄に両足を突っ込む事になる。当時、FCとPCエンジンしか知らなかった筆者はこのソフトを家で見て、途轍もない衝撃を受けた記憶がある。SFCのどんなソフトを見てもこれほどの衝撃は受けなかった。テクノソフトコンシューマー参入第一弾だが、それにも関わらず完成度は非常に高い。ただ、今になって見ると流石に古さが見えてしまう。また、難易度はMDのTFシリーズでは最も高いような気がする。筆者はいまだにエンディングを見たことがない。〈新〉
 サードパーティー一番乗り、テクノソフトの記念すべき第1作目。このソフトの出現で、セガがいかに腑抜けたソフト作りをしているかが白日のもとにさらされる。基本的にはX68Kからの移植で、評判が悪かったところ(つかえない武器があった等々)は改良され、X68K版の殺人的難易度も多少低めに抑えられていた。シューティング好きにはたまらない一作だと思う。MDソフトで始めて「スピードショック!サウンドショック!」を実現したのはこのソフトだ。余談だが、スタート時のボイスが「ディス・イズ・クソゲデェス」に聞こえてしょうがない。〈顎〉
 あの栃木なまりのPSGの「さん〜だぁ〜ふぉ〜すぅ」の絶叫が懐かしい。このソフトが発売された当時はどこのパッドも発売していなかったため、多くのMDユーザは純正パッドの操作性の悪さに泣いた。と思う。〈藤〉
 たしか、サンダーフォースシリーズって、タイトルを『サンダーボンバー』にするか、別の名前にするかモメて、社長さんが『サンダーフォースで行く』って決めたって話があるのよね。〈出〉

サンダーフォース3【Thunder Force III】〔MDソフト〕
 難しい。途轍もなく難しい。2ほどではないが、難しい。タイマー落ちはしないは、弾はボロボロ吐くわ、挙げ句スクロールが狂ったように速いと来たもんだ。で、さんざ苦労して、エンディングまで行った。隠しコマンドがなければ、私如きの腕ではクリア不能であったろう。ゲーム自体はテクノだから心配無用。バリバリ撃って、ガンガン倒すゲームとはちょっと違うが、壮快感が無い訳ではないので、この点も問題はない。この頃からテクノは拡大縮小の技術を研究し出したようだが、いつになったらゲームそのものに活用してくれるのだろう。〈新〉
 ザコを撃って撃ち負けるようなソフトウェア連射ならつけないほうがいい。バランスが取れているのは良いのだが、いまいち破壊の快感を味わえないのが残念。〈藤〉
 友人がBGMを替え歌にしたのが、妙に気に入って手に入れた作品。ジノーグで訓練されていなければ、きっとクリアできなかったであろう。ハードになるとまた別ものになってしまってムズい。やっていて尻圧で椅子の車輪を破壊してしまった。〈介〉
 MD横スクロールシューティングの一つの頂点といっても過言ではないだろう。画面の描き込みも凄ければ、MDの機能の使い方(ラインスクロールの効果的な使い方、エンディングの拡縮など)も上手で、SEも含めた音楽は、発売当時、他に例を見ない気合いの入り様だ。とにかく全てにおいて高レベル。よくこれだけのものが4Mに収まったと思う。パターン学習型のゲームだが、難易度を変えると、まるで別のゲームの様になるので、意外と長く遊べる。しかし、他のメーカーが似たようなスタイルのゲームを出しにくくなっただろうなぁ。〈顎〉
 ステージ1の替え歌。
   苦労の割には売れないぞ同人誌
   親もあきれる在庫の山ァ〜…
                  〈へ〉

サンダーフォース4【Thunder Force IV】〔MDソフト〕
 テクノソフトの底力を見せつける、おそらくは現在全コンシューマー・マシン中で最強のシューティングゲーム。音楽に関して言えば、FM音源では決して出せないと言われたディストーション・ギターを鳴らしまくって気持ちがいい。とにかく口で言うよりやった方が早いので、購入をお勧めする。強いて苦言を呈するなら、テクノのゲームに出てくるボスメカは平面としては良いのだが、いざ絵に描こうとして図面を引くと、とたんに破綻してしまう。3D化できないのだ。今のうちにこの点の改善をお願いしたい。所で、エレ・マス2はまだ?。〈新〉
 『TF3』をアーケード版に移植したのと期を同じくして、『3』のスタッフが殆ど抜けてしまったという話を聞いていたので、『4』に関しては、おもちゃショーで実際に動いているものを見るまでかなり不安だった。ソフトが発売された今では、それが杞憂で終わった事は解るはずだ。メリハリの効いた展開、無駄なく効果的な演出。前作の倍になった容量が有効に使われている。BGの分割スクロールとプライオリティ設定などの「画面設計」は、芸術と言ってもいいほど見事。ヘビメタをメインとしたBGMも、ゲームのテンポをより良い方向へ導いている(PCMまわりにやや不満が残るが…)。前作ほど極端な学習型シューティングではないのも良。しかし、ボスは前作の10倍は強い。シューティング嫌いでなければ、絶対買いのソフト。良く考えると、シリーズもののシューティングで、4作以上出ているものはこれしかないね。〈顎〉
 敵が異常に堅いのはなんとかしてほしい。技術力やグラフィックの美しさはさすがに秀逸だが背景がハデなせいで敵や弾が見えなくなることしばし。難しいが、MDユーザでシューティング好きなら買いであろう。〈藤〉
 「ずぎゃぎゃんぎゃぎょんぎゃぎょんぎゃぎゃぎゃどぎゃぎゃん…」うーむ言葉では音楽の良さが表現できない(涙)。〈へ〉
 『サンダーフォース3』を越える、怒りの超ハードなSTG。武器を使い分けることは3と同じだが、4では加えてスピードの使い分けもしなければならないところがニクイ。それに装備で難易度がバンバン変って泣ける。エンディングを見てひとしおな気分に浸ってしまった。ああ‥耽美。〈介〉
 でん介さんと顎大先生はノーミスでクリアするの。すごーい。〈出〉

サンダーフォース5【Thunder ForceV】〔SSソフト〕
 このソフトの賞賛されるべき所は、美しいグラフィックでも、イメージを膨らませる音楽でも、ストレスを快感に昇華させるバランスでもない。「意志」の継承がなされている、なによりこれがとてつもない。TFをTFたらしめている形のない意志、前作までのスタッフやプレイヤーが築いてきたイメージをカバーし、さらに新しいTFを見せてくれたVのスタッフには「ありがとう」の言葉を贈りたい。所謂次世代機への移動以降、著しく精彩を欠いていたテクノソフトにこのシリーズの継続は無理と確信していただけに、MD時代からのおつきあいで買ったVがまぎれもなく『サンダーフォース』になっていたときは、舌が渇くほど感激したもの。武器の選択とオーバーウエポンの使いどころさえ心得ればクリアは楽なので、必ずバッドエンドを見てからグッドエンドクリアしてみること。感慨深さが数倍変わるから。〈顎〉
 待ちに待ったTFシリーズの第五弾、TFシリーズに愛着がある人なら、絶対に買いだし、それ以外の人にもお勧め。なのだが、どうにもこうにもTFとは思い難き練り込み不足と表現の甘さが目だって仕方がない。様々なところに慌てて付け加えたような効果や処理が目立つし、ボス登場デモなども客観的視点と主観的視点がグルグルと入れ替わって気持ちが悪い。恐らくは先発のプレステ版『レイストーム』との差別化を計る為だとは思うのだが、結局、敵に塩を送ってしまったような気がする。これをテクノの奢りとは思いたくないのだが……。〈新〉
 一見、格好良い演出が山盛りなのはいいのだが、TFシリーズの丁寧な演出を忘れている。タイミング調整が甘すぎる為、折角の演出もはずし気味。肝心のゲームは、TFシリーズの伝統を守っているのものの、演出や高難易度のため遊びにくくなっており、悪い意味で非常にマニアックになっている。なんか期待が大きかっただけに、落胆も大きい。〈へ〉
 面白いんだけどよ、面白いんだけどよ。途中の変形ロボットの中ボス、強すぎるよ。なんとかならないのか?。〈す〉

サンダーフォックス【THUNDER FOX】〔MDソフト〕
 MDには箸にも棒にもかからないソフトは数多いが、棒はおろか丸太や屋久杉の大木を持ってしても、このソフトは引っ掛かるまい。8Mの大容量をもって、ここまで凄いゲームを作るタイトーの技術力は、なんか凄まじいモノがある。ボス以外は飛び蹴りで、ボスはハイジャンプキックさえ繰り出していれば何とかなってしまう。警備ロボットをナイフで切り殺す事が出来るのは何かシュールなものを感じる。音楽は、ちょっと間延びしているが、雰囲気は出している。結局のところ、「やっぱり、タイトーだなあ……」と、思わせるソフトである。〈新〉

サンダープロレスリングれつでん【サンダープロレスリング烈伝】〔MDソフト〕
 即死を通り越して、アンデッド化確実。これは凄い。凄すぎる。緻密なデーターに対するあくなきこだわりと、神をも恐れぬ低技術力の驚異のミスマッチ。しかも、このゲームには開発者の自負と言うか、自信じみた得体の知れない何かがウニウニと滲み出てきている。恐るべし、ヒューマン。ゲーム自体も一見、箸にも棒にも掛からないが、一度のめって仕舞うと抜け出す事あたわない。キャラはショボいし、操作性は最悪だが、技の種類と戦略性の高さはブチ切れ。しかし、見た目はPCエンジンの同名ゲームよりナニなのは認めざるを得ない。〈新〉
 充分技の出しかたに熟練した連中がやればきっと楽しい対戦ができるのではないだろうか。このゲームに熟練する時間があったら私はそのぶん眠っているほうが幸せだけど。いくらデータが細かくてもゲームがこれでは全くの無駄。ポーズ音に300円ぐらいの価値があると思う。〈藤〉

サンでんし【サン電子】〔サードパーティー〕
 驚異の名作『へべれけ』を世に送り出した亜空間からの毒電波メーカー。MDでは「TelTelまーじゃん」が出世作。ゲームの作りは極めて丁寧でよろしい。MD参入初期の頃、ここだけがカセットの箱の大きさが違ったために、並べるのにえらく苦労した思い出がある。最近は、シアンのソフトにご執心のようで、『ミスト』や『リヴン』の制作・販売に積極的に関わっているようである。日本にも、まだ眼がちゃんと二つ付いている経営者もいるということか。〈新〉
 面白いソフトを開発する実力をもっているのに、メガドラ用では無難なセンのソフトしか出してくれない…へべれけは面白かったのにぃ。〈藤〉
 「へべれけ」が売れたせいで、へべのキャラで売るようなゲームが増えてきたのが、はっきりいって気に入らない。「ぺったんピュー」を移植してくれたら嬉しいのに、といってもこのゲーム誰も知らんか。〈ち〉
 やっぱりメガCDで「へべれけ」やるんだったら、へべの声は森本レオがいいな。〈へ〉
 賛成!。もちろん、おーちゃんの声はもちろん松井菜緒子にきまり!〈出〉

さんてんリード【三点リード】〔用語〕
 『…』の事。本来は台詞中のニュアンス、時間経過を示すものとして使われていたが、最近のシナリオライターや演出家、漫画家達は、台詞を思いつかず、困ったときに多用する。〈新〉

さんにんしょうしてん【三人称視点】〔用語〕
 プレイヤーキャラの行動をプレイヤーが見ることのできる視点の事。ウルティマを基として発展した形態で、日本のメジャーなゲームは、ほとんどこの形態を取っている。客観視点とも呼ぶ。プレイヤーはキャラと別の視点を持っているために、物語のドラマ性、立体性を表現しやすい。
 三人称視点は、およそゲームというものが登場した時点で既に採用されていた表現手法であるために、蓄積されたノウハウは実に多彩で高度に体系化されている。また、物語の展開を表現しやすく、ドラマティックな演出も行いやすい。自キャラも含めた全てのキャラクタの設定がシナリオライターに委ねられ、自由にそれを決定することが可能である。しかし、実際のゲームにおいては、プレイヤーキャラのあまりに極端な行動や意思決定は、プレイヤーとキャラクタの意識の乖離を起こす事になり、結果的にプレイヤーの感情移入を妨げる結果を引き起こすことになる為に、シナリオやキャラクタの設定については充分な検討を必要とする。
 三人称視点のRPGは、様々なノウハウの蓄積もあり、シナリオ・グラフィック・プログラムのそれぞれが基礎的な部分について、意志疎通を行えば、あとはそれほど大きな混乱も無く開発を進めることが可能である。また、現在までに積み重ねられた様々な表現手法や演出を取り入れることが可能である。
 しかし、現在、ゲームの提示する壮大な世界観を、プレイヤーに対して高密度に提供しようとするあまり、プレイヤーキャラに極端な性格設定をせざるを得なくなり、それ故に、プレイヤーとキャラの感情の乖離を引き起こす結果となっていることも少なくない。過大な情報量のために、プレイヤーがその情報を処理しきれなくなっている場合も多く、これら問題の解決が緊急の課題となるであろう。〈新〉

サン・マイクロシステムズ【Sun Microsystems】〔会社〕
 ワークステーションとかJavaで有名なメーカー。マックユーザの間では、「役人とサン・マイクロシステムズは動かない事山の如し」で有名。〈へ〉

3メートルうちゅうじん【3メートル宇宙人】〔兵器〕
 こいつが兵器なのか、キャラなのかは意見の別れるところ。南極仕様ということで、ちゃんとスキーを履いているところに注目。子供の頃、こいつが載っていた本を読んで、その晩寝つけなくなったという思い出を持つ人は少なくないはずだ(笑)。〈新〉

サンリツでんき【サンリツ電気】〔サードパーティー〕
 現在の「シムス」。『ファットマン』なんてのを出して、それっきりだったからとうに滅んだものと思っていたら、さにあらず。ちゃんと名前を変えて生き残っていた。びっくり。詳細は「シムス」の項を参考にされたし。〈新〉