そうかえん【総火宴】〔用語〕
 総合火力宴会の略。一般的にはバーベキューと言われる。そのやかましさと言ったら、自衛隊の総合火力演習に匹敵すると言われている。〈へ〉
 演習じゃないから、死傷者も出る。〈3〉
 ごめんよー、スマン(泣)。〈新〉

そうきゅうぐれんたい【蒼穹愚連隊】〔SSソフト〕
 壁を打ち破ろうとして大いに暴れ、遂に果たせなかったという印象を受ける。面白そうなことを色々試しているんだけど、半歩しか前に進まなかったのが残念。背景にポリゴンを使うんだったら、あんなに半端な使い方じゃなくて、先端恐怖症になるくらいに豪快にやってほしかったし、画面の『奥行き方向』の使い方も、中途半端で今一つ不満。設定も、なんというか『湿気った煎餅』というか『借用証書付き』というか……だが、ゲームそのものの完成度からいえば、まちがいなくAクラス。様々なコントローラーにも対応してお茶受け度は高い。〈新〉
 レイストームを見た後に、このゲームを見た俺には、今一つピンと来なかった。『そう言っちまえばそれまでじゃねえか』とか言う奴もいそうだが、事実そうなんだから仕方がねェ。特に『レイヤーセクション2』でサターンもアレだけのことが出来るのを見せつけられちまった後には、どんな言葉も理由にはならねえな。次回作は、当然『レイセク2』以上のことやってくれるんだろうな?〈す〉
 ゲーセンにあった頃からずっとプレイして、発売をずっと心待ちにして、出たダスよ、遂に!。もう三号君サイコー!。実戦モードに惚れ込んで、演習モードに感激!。溢れる涙でモニタが見えないダス!。マルコンでの操作も浮遊感に溢れてウハウハ!。もうこれ以上何も求めないダス!うっひょー!。今日もハイスコア目指すダス!。俺は尽星の一平社員ダスー!。とぉりゃあ!(プレステ版は……ムービーだけかよ……トホホ)〈3〉

そうこうれっしゃ【装甲列車】〔兵器〕
 移動トーチカ。AD大戦略において、敵が首都、或いは戦略上重要な都市に殺到して対処できなくなった場合、これを都市の上に生産して侵攻・占領を阻止する。耐久力が高く、地形効果、毎ターン補給と相まって、敵の集中砲火に晒されてもかなりの時間持ちこたえるので非常に効果的である。これを称して、『座布団戦法』と呼ぶ。しかし、これをやらなきゃどうしようもないところまで攻め込まれるのが根本的な問題。が、筆者はウラルで多用した(爆)。〈新〉

ゾウザリー【ゾウザリー】〔キャラ〕
 『レイノス』をプレイするたびに流れ星と化して死ななきゃならない悲しい軍人。宇宙面で自機を大気圏ギリギリに配置して、チリチリさせながら左右にウロウロしていると味方のアサルトスーツがハエ蚊のように誘われて落っこちていくのが見られる。名付けて、「ゾウザリー2号」(悪魔…!)〈藤〉
 宇宙空間でも「摩擦熱」で燃え尽きる熱血男。〈殺〉
「シャア少佐!助けてください!!シャア少佐!!」
「残念だがクラウン…コムサイにはザクを2機収容する能力はない…しかし無駄死にではないぞ!」
 〈へ〉
 とりあえず死んでくれ。でないとゲームが進まない。(友人・談)〈新〉
 結局、レイノス2には出てこないし。〈す〉

そうぞうりょく【想像力】〔関連〕
 『想像力豊かな人は、感情移入し易い人である』、そう言い切っても過言ではない。必要以上に想像力が豊かな人間は一般的に言われるところの「クソゲー」ですら見事に感情移入できてしまうため、『人知を超えた人間』であると言われることが多いのがちとさみしい。
 CD―ROMゲームに良くみられる過大なヴィジュアルシーン等の演出がユーザーの想像力を削っているのは確かなのだが、演出を要求するユーザーが悪いのか、それを創るメーカーが悪いのか‥‥‥。しかし、演出が過剰に見えるゲームでも、或は全く見えないようなゲームであっても、プレイヤーの想像力を刺激するものが存在する事は事実である。これは本で言うところの『行間を読む』ことの出来るゲームと言えるが、最近のゲームで『行間を読める』ようなモノがあるだろうか。ここんところに根本的な問題があるような気もする。〈新〉
 「クーソーは頭のこやしです」という名言があるが、最近のユーザは化学肥料しか受け付けなくなっているらしい。そもそも、頭が畑じゃなくて工場になってる子供が多いのかもな。〈藤〉
 想像力の貧困さを、制作費や有名イラストレータ、ド派手な演出で飾りたてるのは、とても素敵な方法だ。〈へ〉

そうまたつや【そうま竜也】〔人名〕
 ちゃんと、仕事して〜。〈新〉

ソーサリアン【ソーサリアン】〔MDソフト〕
 悪名高き日本ファルコムのRPG風パズルゲームの移植。音楽の移植度が異様に良いのは、セガ側開発スタッフに古代氏が入れ知恵したからなんて、口が裂けても言えない(笑)。パソコンからの移植である上に最後発となった事から、キャラやシナリオなどに制限があるものの、ゲームの操作性自体は格段に向上している。シナリオは全てMDオリジナル。不条理な謎の解明には血反吐を吐く必要がある。シナリオはもともと追加可能になっていたようだが、MDFDが販売されなかったため、結局隠し機能のまま終わってしまった。〈新〉
 日本ファルコムのヒット作の移植。取り敢えずアクションRPGの体裁を取っているが、あまりにも不条理な謎解きを強いられるため、アクションパズルと思ったほうがいい。ストーリー中に出てくるヒントが貧弱すぎるので、ハマることもしばしば。特に「ツインアイランズ」のシナリオは閉口ものの難しさ。ただ、移植という意味で考えれば、とてつもなく良く出来ている。音楽が古代調の曲をよく再現していたで驚いたが、それもその筈。古代さんに音色を提供してもらっていたからなのだ。マニュアルのイラストは、『ソニック2』でグラフィッカーとして活躍したJUDY☆TOTOYA氏。彼の描いた人魚に心動かされた者は、筆者だけではないはずだ。〈顎〉
 超高速左右往復フラグ立てゲーム。パソコン版をやったことのない人はあまりのユーザインタフェースの悪さに驚くのではないだろうか。なんでパーティ内部で装備や金の交換ができないのか。シナリオの自由度は低いし、魔法が使い勝手悪いし、普通気付かないような隠しアイテムだらけだし、理不尽だらけ。パソコン版より動きはなめらかで速くグラフィックも美しいが、結局敷かれたレールの上を歩くような楽しみ方しかできない。曲のためだけに買うのも良いが…〈藤〉
 速いスピードでやったら、速いスピードでやる気が無くなった。〈へ〉
 マニュアルの出来がいいのと、イラストが可愛かった為に、補修部品としてのマニュアルの注文が殺到したそうな。あいや。〈3〉

ソーサルキングダム【ソーサルキングダム】〔MDソフト〕
 殴って、殴って、殴り捲るメサイアの快作。ゲームシステムはある種完成されたものがあり、覚えやすく、操作しやすい。戦闘は、タクティカル・バトルと銘打ってはあるが、ガキの喧嘩にしか見えない殴り合いである。これは見る度に笑える。笑えるのだが、敵に殴られると妙に腹が立って復讐心に駆られる。敵を倒しても倒されてもクルクルっと回転してポンと消えてしまう。大爆笑である。ゲームデザイナーの勝利であろう。戦闘に気を取られがちだが、魔法も派手。特に最終魔法は、ほとんど反則と言える危険度。是非、続編が見たいが………〈新〉
 歩くのが速いし、敵を避けることができるのが非常に良い。話の展開もテンポ良くサクサク進む。バーミリオン等でストレスをためたあとにやると気分爽快。丸めた新聞紙やスリッパで人をしばくあの感触そのものが味わえる。アクションRPGではなしに、これほどまで暴力本能を満足させてくれるRPGを私は知らない。これで村人が殴れたらもう百点満点をつけるのだが。マニュアルのキャラクタ紹介が少女漫画風なのも笑える。魔法使いが杖でばしばし敵を殴るのがなんかいいぞ。誰かルーンソードのありかを教えてくれぇ〜!〈藤〉
 かっぱえびせんのようなゲーム。さくさく進むから止められない止まらない。で、いつの間にやらエンディング。〈ち〉
 「攻撃」と言うよりも「しばく」と言った方がぴったりくる。爽快感たっぷりのRPG。今日も明日もすかかんこんと、戦闘力がみるみるアップするのが気持ちいい。〈へ〉
 殴る、殴る、殴る!ただ、ただ本能的な恍惚感を憶えさせてくれるRPG。栄光をほこっていたメサイヤ最盛期終盤の作品。〈介〉
 何人気がついたか知らないけど、これってばユニパックの幻の第二弾「フィルディアス・風の鎮魂歌」なのよ‥‥〈出〉
 総猿王国。〈3〉

ソース【source】〔用語〕
 コンパイル言語・アセンブリ言語等・MMLなど、コンパイルやアセンブルなどの一括変換処理を施して、ターゲットに解釈可能な形態にすることを前提に作られた各種人工言語の、人間に解釈可能な状態である事をあらわす呼び方。
 一般に変換過程を必要とするプログラムは、無意味であっても、また内部に致命的な欠陥を有していても、その起動から終了まで一つの完結した過程を必要とされ、プログラムとして成立することから、ソースは『ソースリスト』とも呼ばれる。
 なお、この様な明確な変換過程を必要としない、インタプリタなどの逐次変換型言語では、言語そのものがターゲットに解釈可能であることから『ソース』という呼び方はせず、単に『リスト』もしくは『プログラム・リスト』と呼ぶ場合が多い。〈新〉
 フランス料理はぁ〜、ソースが命ぃぃ〜ッ!〈3〉

ソードオブソダン【ソード・オブ・ソダン】〔MDソフト〕
 直訳すると「ソダンの剣」。どこかの頭の足りない企画者が付けそうな名前だ。〈す〉
 BEメガ誌上で最下位記録を更新しつづけた「キング・オブ・クソゲー」。筆者は、日本での発売が発表されるかなり前に、メッセサンオーで『BUDOKAN』と一緒に、7千円程で購入してしまった。一生の不覚である。平坦な展開、無茶なゲーム性、転がる生首、ささやく小鳥、飛び出す内臓。悪の魔導師を倒すためだかなんだか知らんが、どれを取っても『XDR』も裸足で逃げ出す強烈さである。ただ、気合の入ったクソゲーなので、我々の仲間うちでは愛されている。他の海外ソフト同様、グラフィックには力が入っている。〈顎〉
 「はぁ〜今日もいい天気だ…人でも殺すかぁ…」まさにそういうゲーム。なんだかしらんが熱中してしまう。変かな?私…。〈へ〉
 ちゅんちゅんざくざくおうおうはー。〈藤〉
 キング・オブ・クソゲー。〈殺〉
 クリアは出来る。まだましな方だな。〈新〉

そつぎょう2ネオジェネレーション【卒業2 Neogeneration】〔SSソフト〕
 初めてプレイ、そして‥「先生ってサイテー!」。この一言が放たれたとき私の中の何かが「カチッ」と言う何やらスイッチが入った音が鳴り響いた。次のプレイには恐ろしや、彼女らの将来は先生との結婚×4、アイドル×1そして、「先生ありがとうございました」と教師失格の烙印が押されていた‥‥〈介〉
 卒業したいの、ヨロシク!〈出〉
 ぎゃー!ぐわー!ひぃー!やめてー!〈新〉
 そんなに嫌か、このオープニング?〈す〉

ソニーコンピューターエンターテイメント【ソニー・コンピューター・テイメント】〔関連〕
 略称SCEI。プレイステーション本体及び対応ソフトの開発、販売を行っている。様々な言い方があると思うが、結局、『ソニー』というブランド名の持つ魔力にはどのメーカーも勝てなかったという事になるのであろう。メガドライブユーザーの中にも多かったソニーマニアが、プレステが販売されて一年を過ぎたあたりから、一斉にプレステに流れていったという事実もある。
 企業としての詳細は不明。筆者以上に詳しい人は多いと思うので、他の人に聞いてください。〈新〉
 利益の薄く、リスクの高いゲーム商売を、本社で扱う度胸はなかったようだ。神話の時代は終わったということか?〈へ〉

ソニーマガジンズ【ソニー・マガジンズ】〔関連〕
 履き違えたミーハーというか、薄い二番煎じというか……、現在あるソニーの子会社の中では、一番おポンチっぽい。なんかな〜。〈新〉

ソニーミュージックエンターテイメント【ソニー・ミュージックエンター・テイメント】〔サードパーティー〕
 いきなり「爆伝〜アンバランスゾーン」なんて作ってしまったので、その場で呪いがかかってしまった恐るべきサードパーティー。MD編纂関係者の中にもいるソニーマニアの人間も、これにはちょっと躊躇しているようである。我々は、それを脇で見て大笑い。一部で「ガル・フォース」を出してくれなんて人もいるようだが、筆者はMSXを持っていないので、何のことだかさっぱり分からない。〈新〉

ソニック【SONIC】〔キャラ〕
 セガの針鼠。フレックス・ザ・キャットとは死んでも言ってはいけないようだが、少なくともかつて他の会社から盗んだゲームの主人公を看板キャラにしている某N天とは、大違いである。このキャラ誕生に関するお話(当然、架空のものだが)が、仲々に泣かせるお話なのだが何でもっと全面に押し出さないのであろうか。クレーン・ゲームの景品のソニックは異様で笑える。針刺しにもなる。まさに針鼠。〈新〉
 マスコットキャラのわりには、あまり良い待遇を受けていないような気がする。これも飽きっぽいセガの社風の反映かも。〈へ〉

ソニック・ザ・ヘッジホッグ【Sonic The Hedgehog】〔MDソフト〕
 セガが放った起死回生の一発。音速アクションの名に相応しく、高速処理が気持ち良い。スペシャル・ステージの『キャメルトライ』風回転処理もそれ相応の凄さ、当時としては驚異的だった。ソニックの高速を売りにしていながら、それを生かし切れていない面構成は非常に惜しまれるところ。音楽はどれも何処かで聴いたような気がすると思えるのは失礼か?さんざ苦労してカオス・エメラルドを集めても、あんまりむくわれないのが悲しい。エンディング自体もイマイチ。全体にポップな色調でまとめられているのに、何か地味なのはセガの宿命か?〈新〉
 皆さん御存知のセガの看板ソフト。ソニックの名に相応しい高速スクロールと、それを演出するための小道具の数々は、素晴らしい技術力とアイデアが感じられる。が、それが欠点にもなっている。それは、バネで飛んでいったら穴に落ちて即死とか、転がっていったら潰されて即死などの一発死にが非常に多いことである。マリオブラザーズのような、お子様にも出来る簡単ゲームを目指しているのだろうからこの点には気を使ってもらいたかった。エンディングもけっこう寂しい。あの地味なエンディングでお子様が満足できるのだろうか?〈殺〉
 筆者がこのソフトに初めて出会ったのは90年のおもちゃショー。今までのセガソフトとは明らかに一線を画す鮮やかなグラフィックと画面の動きで、未完成のグリーンヒルをただ疾走するだけのものだったが、期待を持たせてくれるのは確かだった。数ヶ月前から雑誌等で絶賛されるなか、91年7月に発売され、セガとしては奇蹟的に作り上げた「普通」のよいソフトとして評価されている。セガもジャコビニ彗星が地球に衝突するくらいの確率で、頭を使ってソフトを作ることができるようだ。ただ、よいソフトではあるが、セガの宿命かやっぱり難しい。せっかく速さの爽快感をウリにしてるんだから、敵やトラップををいやらしいところに配置しないで、気持ちよく走らせて欲しかったもんだ。〈顎〉
 せっかく足が早いんだから、走らせろ!ちまちま進んだ方が安全でクリアに近いというのはつまらない。〈藤〉
 セガ臭たっぷりのこのゲーム。やってみるといかにもセガだとSFCユーザーの友人の弁。難しいと言うよりもいかに集中力が持続するかどうかにかかっている。お子様にはきついかも。〈へ〉
 ゲーム史上最速アクションの名は伊達じゃない。ただ走っているだけで気持ちいい。しかし結構陰険なトラップが多く、相当長いためどうしても途中で力尽きてしまう。私は面セレクトでさくっと遊ぶ事が多い。悪いゲームではないのだが...。〈ち〉

ソニック・ザ・ヘッジホッグ2【Sonic The Hedgehog 2】〔MDソフト〕
 とりあえず、テイルスが男なのは許し難い。責任者出てこい。ここでも、日本市場のセガ社内での地位の低さが見受けられる。マニュアルをみても、雑誌類を見てもアメリカ市場向けに、あわてて男にしたのが分かってしまうのがねえ。最初から男にしていれば、こんな文句も言われなかったろうに。もっとも、筆者のまわりでは、テイルスは「男装の令嬢」と言う事になっているらしい。〈新〉
 海外での『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の高い業績に気を良くしたセガが、調子に乗って作った第二弾。『ソニック』のスタッフ数名をセガ・オブ・アメリカに出向させ、共同開発となった。トータルなデキは非常に高い。カジノステージなんか時間を忘れて遊んでしまう位だから。…が、難しいのは相変わらず。前作より気持ちよく走れるなーと思うと、その先に必ず敵かトラップが置いてある。エクストラステージもキツすぎ。難しくして商品寿命を伸ばそうとしたようにも取られかねない。セガのソフトとしては群を抜くグラフィックセンスの良さは、何とJudy☆TOTOYA氏が支えていたらしい。少ない色数を少なく感じさせないのは流石ざんす。驚かされたのが二人対戦プレイ。上下で独立してゲームができるのには感心感心。あ、でもプログラムはアメリカの人かも知んない。それなら納得(笑)。〈顎〉
 通称、ソニッ苦痛。前作よりもかなりの点が改良されていて、ゲームとしての完成度はきわめて高い。二人で対戦もいいが、協力して遊ぶとなお面白い。スタンランナーを連想させるボーナスステージや、変化に富んだ面構成など見習うべき点は多い。結局地道な奴が勝つというシステムは1と変わらないが。〈藤〉
 ソニックシリーズの中では一番気に入っている作品。すんなりと先には進ませてくれない一面はあるが、2人プレイは楽しめる。スペシャルステージなど面白いものも取入れている。〈介〉
 まさに十八禁ゲーム。子供には出来んぞ。むずかしすぎるぅ。〈へ〉

ソニック・ザ・ヘッジホッグ3【Sonic The Hedgehog 3】〔MDソフト〕
 値段も安く、お買得ではある。しかしこの様な早いペースで発売することの意義は考えているのだろうか?もう少し大切にしてあげてもいいのではないか。〈殺〉

ソニック・ザ・ヘッジホッグ・シーディー【Sonic The Hedgehog CD】〔MDソフト〕
 ちょっと見では大した進化はないと思っていたが、細かいところへの気配りや完成度の高さは素晴らしく、驚くほどに楽しめる作品になっている。また、バックアップによる中途セーブが採用されたことにより、筆者のような惰弱な人間にも何度もエンディングを拝めるようになった。これは異様に嬉しい。ただし、ボーナス面をクリアしてタイムストーンを回収し、真のエンディングを見るのは例によって至難の技。バックアップがついただけ良しとしなければならないのか……そういえば、アニメーション作がスタッフの中に、何故か江口寿史の名前があった。仕事がなかったのであろうか。謎である。〈新〉

ソニック・ソフトウェア・プランニング【SONIC SOFTWARE PLANNING】〔サードパーティー〕
 社名は単に『ソニック』だけの筈なんですが、分かりにくいので、とりあえずこう書いておきます。あしからず。〈新〉
 クライマックスから別れたゲーム制作会社。会社としてちゃんと独立しているが、ウルフチームと日本テレネットの関係と同様、開発室の違いぐらいに思っていればいい。〈顎〉

ソニック・チーム【SONIC TEAM】〔関連〕
 MDでソニックシリーズの開発に関わってセガに残った一部の企画者、デザイナー達に、新しくプログラマなどを付け加えて発足させた開発チームの名前。ナイツ等を作っている。〈新〉

そねアンドかとう【曽根&加藤】〔執筆者〕
 〈曽〉〈加〉。我々の恐るべき後輩。ゴルゴ13の『ゴールド&シルバー』よりも密接で、フランダースの犬の『ネロ&パトラッシュ』よりも信頼があって、超兄貴の『アドン&サムソン』よりも深い愛を築いた男達。ただ、エロ本の事になると『ケイン&アベル』になる。〈編〉

そのだけんいち【園田健一】〔人名〕
 あれ?、誰も何も書いていないの?。〈出〉

ソビエトストライク【Soviet STRIKE】〔SSソフト〕
 EAの誇るストライクシリーズ。第何段目かは忘れた(笑)。ミサイルの直撃を喰らっても、リペアキット一発で回復するゴッドミラクルヘリ『スーパーアパッチ』を駆り、戦場を徘徊し、撃って、助けて、吊って、ぶつける八面六臂の大活躍で、あっと言う間に世界の危機を独り占め。二転三転するストーリー、危険な作戦、息詰まる戦闘、解けない謎。タイトな操作が要求される作戦と、情け容赦無い敵の攻撃が待ちかまえているが、それを乗り越えた時、このゲームの本当の面白さを垣間見る事だろう。君の生き様を選べ!〈新〉

ソフトウェアレビュー【ソフトウェア・レビュー】〔関連〕
 各雑誌に掲載されているところの、販売直前ソフトの評価の事である。あるソフトの評価の値は、ソフトの出来ではなく、出版社に対する広告料の高さのみによって決まってくる。全体としてきつい評価を与える雑誌は、そのレビュー執筆者の辛辣さを表すのではなく、ただ単に、その雑誌の広告収入の低さを表すに過ぎない。つまり、売れてないだけ。もっとも、これはコンシューマー関係雑誌に限ったことではなく、夕刊紙やスポーツ新聞、女性週刊誌等でも同様の傾向を見ることが出来る。本辞書もまた、これらと同類であることを忘れてはならない。〈新〉
 最近は、インターネットなんかでも、色々なゲームのレビューが見られるようになったんだが、これがまた面白くねえ。心底つまらねえのもある。いいか、レビューってのは、人に読んでもらわなきゃ意味がねェんだ。分かるか?ゲームやって、レビュー書いて、自分一人でニヤニヤ笑って、ウホホのホイって喜ぶんだったら構わねェが、本にしたり、インターネットにアップロードしたりして、人に読んでもらうつもりだったら、一度で良いから書いた文章を自分で読みかえせ。デカい声、出して。スミからスミまで。読めるか?おもしれェか?意味が通じるか?ちゃんと読めなきゃ、書き直せ。馬鹿にしないで、ちゃんとやるんだ。そうでなきゃ、自分達が馬鹿にしているゲームを作った連中にも劣る事になるぞ。だから、いいか、読みかえせ。一度でいいから。〈す〉
 オイラは、面白いゲームに関しては書いて更に面白さを再確認、つまらんゲームは書いて憂さを晴らしてストレス解消。こうなったら、意地でも出した金額以上楽しんでやるのだ!〈へ〉
 あっちゃんが、陸士長に脅されて書くもの。〈あ〉
 ゲームと無関係の独白のこと。〈出〉

ソフトバンク【SOFT BANK】〔社名〕
 元『日本ソフトバンク』。通称『蕎麦』。アスキーと肩を並べるとか、色々言われているんだが、印象として、以前『Oh!mz』を出していた、とか、サターンで何本かソフトを出している。という印象しかない……って、以前Beメガ誌出していたんだから、『セガサターンマガジン』も、ここか?〈新〉

ソフトビジョン【SOFT VISION】〔サードパーティー〕
 実は、ココナッツだったりする。だから「パチンコ・クーニャン」なんて出してたのか………。エリミネートダウン作ったのもここだから、相当に侮り難い会社であることは間違いあるまい。大いなる精進を期待する。〈新〉

ソフマップ【sofmap】〔関連〕
 秋葉原に大量発生しているアメリカシロヒトリやセイタカアワダチソウの様な電器屋さん。〈出〉
 ソフマップの歌
  みなみな売れ売れ みな売り尽くせ
  おのぼりさんには判らない(チャンチャン!)
  みなみな売れ売れ みな売り尽くせ
  外国人には判らない(ピュー)。
  〈へ〉

ソベックのマスク【ソベックのマスク】〔アイテム〕
 『西暦一九九九』に登場。装備することにより、水中での行動時間が飛躍的に向上する。通称『ぶくぶくマスク』。ウオーターパレスでは、こいつの能力を過信して溺死すること数えきれず。水中では操作方法が多少変わるために、敵に攻撃されたりすると混乱して更にドツボに陥る場合が多い(笑)。〈新〉
 「空を自由に飛びたいな!」
 「勇者よ、ソベックのマスクだ!」
 「ラムセス王、これで浮遊感は得られますが…。」〈へ〉

そりゅうしでんせつバリオンゲージ【素粒子伝説バリオンゲージ】〔関連〕
 車輪にマグネットが仕込まれた大きめのチョロQ。セガのトイ部門て、昔は変なものいろいろ出してたんだね。〈顎〉
 な、なんちゅう名前じゃ?、理系の人間だったら大笑いするか、ぶっとぶか‥‥〈新〉

ソルフィース【ソル・フィース】〔MDソフト〕
 早々とメガCD参入を宣言していたウルフチームは、第一作目にX68Kで発売されている『ソル・フィース』の移植で臨んだ。移植に際してOP・EDが追加されたが、わざわざ塩沢兼人と冬馬由美を使うほどのものではない。特に画面書き換えルーチンがお粗末で、その遅さ故に画面が波打っているようにみえる。ゲームの方はX68Kそのままなので、シューティング好きなら買ってもよし。音楽は、MIDI音源から収録したものをCDから流しているだけ。安っぽい音のMIDI音源ほど聞いてて苦痛になるものはない。効果音もPCMで鳴らせってえの。メガCD同時発売ソフトとしては、ちょいと役不足。〈顎〉
 テンポがあわないんだよねえ。うーむ‥‥‥。〈新〉
 そつなくまとめられたシューティングゲーム。爆発音は例によってウルフチーム独特のホワイトノイズ的な低音から飛び出すちょっとこもった「ぱかーん」という爆発。ゲーム内容・音楽に関しては、飛び抜けた難があるわけでもないし褒め挙げる点も特にあるわけではない。あえて言うなら、難は敵弾が小さいと言う事と二面の自機に襲いかかるマニピュレイターの腕部分の当たり判定が無い事。褒める点としては一面のボスの多関節稼動か。ただ、多関節稼動はROMバージョンでも実現できていたから、ちょっと考えてしまう。〈へ〉

ゾンビリベンジ【ZOMBIE REVENGE】〔DCソフト〕
 ゾンビを『拳』や『蹴り』や『足四の字固め』で倒す、良い意味で「セガらしい」センス炸裂アクションゲーム。難易度の高さやダッシュ攻撃命なところは「ゴールデンアックス」を彷佛させる。家庭用移植にあたってオリジナルモードが追加されているが、「ガンモード」は比較的簡単、「ベアナックルモード」は超難易度と、銃の必要性が痛感できる。欠点は、笑いを取るプレイを試みると高確率で即死すること。しかしそれでも毒島力也(探偵物語コスチューム)を選んでしまうのは、このゲームの魅力の大半が「奴」にあるためと言っても過言ではない。「…きれいな満月だ…」〈矢〉