04/30

お題目:亜生命戦争異聞#2
「先生!」
 ヤンの部屋全体に轟く大声は、古池から心地よいうたた寝を吹き飛ばした。
「あ?、ああ。」
 寝ぼけまなこのまま、何かを探してテーブルの上で手をさまよわせる古池にヤンは実に適切な助言を与えてくれた。
「眼鏡は頭の上です。」
 古池が驚いて頭に手を伸ばすと、確かに眼鏡は頭の上に鎮座していた。
「すまないね。」
 ヤンはそんな古池の言葉を気にする様子もなく、一抱えもある資料を机の上に置き、古池に突きつける。
 古池はまだ覚め切らぬ頭を振り、資料の上に手を置いた。
 言いたいことは分かっている。しかし、それでも古池は聞かざるを得なかった。
「全部見るの?」
「あたりまえです!」
 わざと聞こえるような足音をたて、ヤンは研究室の窓を開けてまわる。
 この部屋の中に怠惰と堕落が漂っていると言わんばかりだ。
 窓を開けた拍子にガラスが割れてしまうのではないかと心配しながら、古池はヤンの抱えてきた資料に目を通した。
 しかし、どうにも集中することができない。
 ここ数日の寝不足のせいだろうか。
 それとも、この暖かい日和のせいなのだろうか。
 古池は浮かびかけた欠伸を噛み潰す。
 窓を開け終えたヤンは、窓際に腕を組んで立ち、古池を見つめる。神経質で、痛々しさすら感じさせる。
「あー…」
 お茶でも、と言うつもりだった古池だが、ヤンの全身から立ち上る陽炎のような威圧感に押されて、その言葉を飲み込んだ。
『まず全部見ろ』。そう叫んで暴れ出しそうだ。
 計画の第二段階である、目標惑星の選定は最終段階に入り始めていた。
 いま古池の手もとにある資料は、十数年前から毎年送り出されている準光速無人観測機によってもたらされた、太陽系外惑星の詳細なしかしほとんど整理されていない資料だ。
 様々な情報がてんでばらばらに記された、膨大な生のデータ。
 目を通したところで、何か得られるわけでもない。新たな発見があったわけでもない。
 委員会は一体私に何を判断させようというのだろうか、『光あれ!』と叫べとでも言うのか?
 資料のページを繰る。
 惑星コード、AX101。惑星名、アヴァロン。
 自転周期、25時間33分12秒。公転周期、336日21時間6分45秒。太陽定数1.4カロリー/平方センチ…
 数え切れないほどに繰り返され、脳に刻み込まれた情報。
 その数値が語りかける姿、星の情景は手にとるように想像できる。
 草も樹もない、荒涼とした赤黒い大地。
 どこまでも蒼く、しかし未だ生命の存在を許さぬ海。
 酸素も、主星からの紫外線を遮るオゾン層もなく、青く澄み渡るだけの空。
 何もない。在るだけの星。
 今はまだ……
 研究室の扉が数回ノックされる。
 気がついたヤンが、扉を開ける前に、陽気な声と共に男が大股で入ってきた。
「古池!」
「ん?」
 古池は顔を上げようともしない。相手が誰かは、ノックする前から分かっていた。
「教授、どうしたんですか?」古池の代わりに、ヤンが訪ねる。
 教授と呼ばれた四十絡みの男は、自らの来訪に反応しようとしない古池に腹を立てるでもなく、古池の大きな机の端に腰掛けて、山積みの資料を手に取る。
「いちいち馬鹿正直に読むこともないだろうに。」パラパラとめくって資料の山の上に戻す。「書いてある内容なんて、そうそう変わりゃしないんだ。」
「色々事情があってね」
 古池は目だけでヤンの方を見る。ヤンは恥ずかしそうに肩をすくめた。
「うちの助手に爪の垢でも煎じて呑ませたいよ。」男は羨ましそうに言った。
 助手に対する不満をここでこぼされてはたまらない。資料を繰る手を止めて、男に向き直る。
「で、どうした?」
 男は思い出したように手を叩く。
「そうそう。そうだ、古池。ダンツが呼んでたぞ。」
「何?あのボケ爺さんが何の用だ?」古池は驚いて聞く。
 男は机から降りると腕を組んだ。陽気な顔の眉間に皺が浮かぶ。
「随分難しい顔をしてたからな。何があったんだか。」
 男の言葉を最後まで聞く前に、古池は立ち上がると壁の衣紋掛けから白衣を取る。
「ローレクト、君は?」
 名前を呼ばれた男、ローレクト教授は腕組みしたまま肩をすくめ、苦笑して答える。
「お付き合いしましょ。」
「よく言う。」
 簡単に身なりを整えた古池は、机の上の資料を指さす。
「ヤン、すまないがしばらく出る。その間に、地表への入射γ線量と近傍恒星の状況に関する情報だけ抜き出しておいてくれ。」
 二人はヤンの答えを聞かずに部屋を出た。
 一瞬の嵐が通りすぎた後のように、研究室は静まり返った。
 残されたヤンは、自分の持ってきた山積みの資料を見つめ、そして肩を落としてため息をついた。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/29

お題目:QuickPoll
「おゆるしください、ごしゅじんさま」
▼コマンド?
1)ゆるしてあげる
2)ゆるしてあげない
3)なさけようしゃしない
4)きっくあたっくでんこうぱんち(皇帝専用)

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/28

お題目:骨を埋める
 骨を埋めております。
 何がどう骨を埋めているかというと、3Dモデルに骨を埋めているわけであります。
 最近の映画に使われるような最新鋭のソフトの場合は、骨の他、筋肉を埋めて、その上に皮膚を被せるといった、想像を絶するような(そして数年後には我々の手に入る範囲に届くような)機能を誇っているわけなのですが、筆者の使っているソフトは中の下といったミッドレンジのソフトで、せいぜいモデルに『ボーン』と呼ばれる『骨』を埋め込むのが精いっぱいだったりします。
 それでも買った当時は清水の舞台に向けて耐熱タイル無しで大気圏突入をブチかますような決心が必要だったのですが…
 この『骨』、ボーンは、モデルの中に埋め込む(正しくはソフトなりの方法で、モデルとボーンを関連付ける)と、まるでモデルの中に本当に骨が入ったかの様に動かすことができるようになるのです。それまでは、人間や動物のような、皮膚を持ち、複数のパーツに分割できないようなモデルを滑らかに動かすことは至難の技でした。しかし、ボーンの登場で、その様なモデルが自在に動かせるようになり、3DCGの表現力が一気に高まったわけです。
 しかし、そんな便利な機能にはどこか落とし穴がある訳で、いざ実際に使い初めて見ると、見事な混乱が全力疾走でやってきました。
 ボーンには、関連付けられたモデルに対してどれだけ影響を与えられるかを決める『有効範囲』とどれだけ影響を与えるかを決める『強度』など、いくつも設定しなければならないポイントがあります。これをうまいこと設定できないと、ボーンはモデルを奇妙奇天烈な形に変形してしまうのです。
 有効範囲の設定をしくじって、曲げなければならない部分が曲がらず、曲がってはいけない部分でゴキっと曲がったり(肘でなくて上腕に謎めいた関節が発生する。手首ではなく、手のひらが回転する等)、強度設定が甘くて関節が布のようにめくれ上がり、変なひだをつくって気色悪いシロモノになってしまったり………
 言葉で言えば、骨を埋めることは簡単ですが、いざこれを実行してみると、異様なまでに大変なわけです。
 そーです。筆者も、まだ骨を埋め終えていないのです(笑)。
 埋めてしまわなければ、モデルを動かせず、動かせなければムービーができません………間に合うのかなぁ………

 いよいよゴールデンウィークと相成ります。次回の更新はGW後になる可能性が高めですが、近畿圏でMacユーザーで当サイトを見られている方(そんなヘレン・ケラーみたいな方、いるんでしょか(汗))はiWeekでお会いしましょう。

 んでもって、今回の判定もの(汗)。
 あなたのレゲーマー度チェック庄田殿のところで一度取り上げられていたことを掲示板で教えていただき、さらにびっくり。ちゃんとチェックしてたはずなんだけどなぁ。とか書いておいて、数年後、もう一度同じページとりあげてたりして(笑)

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/25

お題目:流行り物
 掲示板の方で、ちょこちょこと話題に上っている『占い』というか、なんというか、そんな判定もののアドレスをブックマーク代りに〜

●守護ロボ占い
●あなたのプログラマ度診断
 ちなみに掲示板でも書きましたが、管理屋さんの結果です。

>あなたのプログラマ度結果(V1.1b-3)
>あなたのプログラマ指数は110.5です。

>【判定】
> 普通のプログラマとして充分な知識と経験と素質を持っているように思います。 これから研鑽を積んでスター・プログラマ(笑)を目指すもよし、足を洗って規則正しい生活を送るもよいでしょう。
> でも足を洗ったからといって、豊かな生活をしていけるかというと、現在ではyesと簡単には答えられませんね。それならば好きな道を進めばいいんじゃないかな?

 うーむ。渋めの結果(笑)。
 しかし、この判定というか検査と言うかをつくったのが、(リンク先のサイトでも示されていますが)80年代工学舎のI/OやPioのプログラムやイラストの投稿などでその名前をよく見たりすとらん氏であった事を知った管理屋さんは、時代の流れにショックを受けたのでした(笑)。


 窓から差し込んでくる橙の西日が武雄の輪郭を黒板に描き出している。
 下校時刻はとっくに過ぎていたが、武雄は家に向かう気にはなれなかった。帰れば、晶子と顔を合わせることになるからだ。
「何だってんだ……」
 武雄はため息をついた。
 正直なところ、晶子の挙動には理解し難いところがあった。
 入学以来、男子用の制服を着て通学したり、そのくせ、事あるごとに武雄の所にころがりこんできたり………。
 しかし、今日ほどあからさまに『仕掛けてきた』のは、初めてだった。
 ある記憶が、頭の中に浮かび上がってくる。この一年、必死になって忘れようとした、思い出さないようにしていた事だ。
 頭を振って、その記憶を追い出そうとする。
「おい、下校時間はとっくに過ぎてるぞ!」
 驚いて振り返ると、担任教師の土岐が首を出していた。
「なんだ、神野か。どうした、妹と帰らなかったのか?」
 その言葉を聞いた瞬間、怒鳴り出しそうになったが、意味のないことに気がついた。土岐先生には何の他意もないのだ。
「……あ、はい。」
 土岐は教室に入ってくると、戸締まりを確認しはじめた。
 ここではこれ以上時間を潰すわけには行かない。武雄はディバッグを背負うと、教室を出ようとした。
「神野も、あんな妹さんじゃ大変だろ。」
 担任教師の背中越しの声に振り向いた武雄は、暫く考えてから答える。
「どーして、あんなになっちゃったのかわかりませんよ。」
 その答えを聞いた土岐は、武雄の方に振り返って笑う。
「年頃の妹としては、『兄さん』の動向が気になって仕方ないんだろ。」
 そう言ってから、再び戸締まりを確認しながら、付け加える。
「まあ、麻疹みたいなモンだ。妹さんが他の男の子に興味を持つまでの辛抱だよ。」
「そんなモンすかね?」
「さてな。俺には弟しか居ないから、正直なところ、分からんよ。でも、そんなモンじゃないのか?」
 そんなものなのかもしれないが……武雄は土岐に一礼して教室を出た。

 学校を出たところで、家に帰る気になれるわけでもなかった。
 夕焼けがゆっくりと夜闇に場所を譲り、空は段々と明るさを失っていたが、それがまた武雄の気持ちを重くした。
 風も強い。
 校庭の桜も、広げたばかりの若葉と共に枝を大きく揺らしている。
 さて、どうしたものか。
 居もしない誰かを待つように、校門の前に立つ。
 街に出るには、少し軍資金が足りない。足りないどころか、全然ない。
 親からの仕送りはまだ先だ。
 春休みにやったバイトの給料が支払われるのはゴールデンウィーク前、もうすこしかかる。
 お金が無いなら無いで、昔流行った青春ドラマよろしく、夜の公園でブランコをこぐのもいいかもしれないが、今の世の中、そんな事をした日には、一発で不審人物扱いだ。
 しかし家に帰るのは抵抗があった。
 ……誰か暇な奴、居ないかな。
 友達の家にでも転がり込もうかと携帯電話を取り出す。
 格安の料金で契約しているために、自分から電話をかけることはまずないが、支払いはどうせ月末だ。
 フラップを開き、文字盤を確認しようとしたところで緑色のELが点滅し、貧弱な矩形波の三和音が『今日のお料理』のテーマを奏ではじめた。
 慌てて受信ボタンを押す。
「もしもし」
 相手は答えない。
 いたずら電話か、間違えて名乗ろうとしていないのか。
 いずれにしろ、ロクなモンじゃない。切ろうとしたその時を狙い済ましたかの様に、聞き慣れた声。
「みぎ。みーぎ。」
 驚いて、右の方を見ると、校門の脇に人影が見える。
 だが、誰かは声で分かっていた。
「晶子!」
 妹は、携帯をたたみながら歩いてくる。ワイシャツと学生ズボンのままだ。間違いなく、武雄のお古である。
 理由を付けて叱りつけてやろうかと思ったが、妹を見つけたとき頭のてっぺんまで達した怒りは何故か言葉をつくらなかった。
「何で帰らなかったんだ?」
 気抜けした風船のように、ため息まじりに訪ねる。
「風が強いから…」そう聞こえた。
「え?」
 思わず聞き返す。
 晶子は何も言っていないという素振りで答える。
「別に?」
 風の音を聞き違えたとも思えなかったが………武雄は妹の顔を見つめた。
 兄の視線に、ばつが悪そうにしていた晶子は、突然走り出した。
「おい?晶子?!」
 あっと言う間に遠ざかる。
 後ろ姿を追って武雄も走り出す。しかし、寝不足が祟ってか、思うように進まない。
 学校のフェンスの端で立ち止まった晶子は、ノロノロと追いかける兄に叫んだ。
「遅れた方が、食事当番だよ!」
 畜生、そう言うことか。
 言うことを聞かない足に力を込め、武雄は妹の後ろ姿を追った。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/22

お題目:アクセス解析…
 いままで機能を失っていると思い込んでいたアクセス解析用cgiが実は機能を維持していたことを昨日の宴会中発見しました(笑)
 せっかく動いているわけだから、ちょっと見てみよう、と確認してびっくり。このページでは比較的更新されているところのこの『What's New』と、最近はあまり目立った更新のない銀河帝国書院や全然更新していない『ネットディクショナリ』のアクセス件数がほぼ同じだったのです。ガーン。これはびっくり。
 『ネットディクショナリ』は、既に完売した本のネット上での公開な訳で、そんなにアクセスがあるモンだとは思っても見なかったのですが………
 そーいえば、本来このサイトって、同人サークルであるところの『銀河帝国書院』の活動の広報や告知を行う為のものだったんですよねぇ。すっかり見失ってました(汗)。

 それはそれとして、ネットディクショナリ、せっかく閲覧して頂いている方が多いのに、ちっとも更新されないのもアレなので、少しづつ手を加えていこうかと考えております………とはいえ、そう告知しているこの『更新記録』が一番読まれていないという事実。うーむ(笑)。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/21

お題目:多少錯乱
 えー、ちょっと間が空いてしまいました。申し訳ない限り。
 んなわけで、少し前に(4/13)当サイトもなんと、一万ヒットを突破し申した。閲覧にいらっしゃる皆様には感謝感激雨霰〜、とか言いつつ、全然それらしい感謝の気持ちも見えないような見えるような。
『えーい!斯様な始末では、閲覧いただく皆様に申し訳が立たぬ!』。〈新〉の大脳元老院では急遽関係者が召集され、この件に関して断続的な協議が行われた。
 数分の後、結論を得た大脳元老院は、海馬及び前頭葉に以下の様な報告書を提出した。

『大脳元老院は、創作を司る前頭葉と、記憶を司る海馬に対して、純愛と敬愛と慈愛にまみれた波乱のショートストーリーを執筆・掲載することを勧告する』

「すまないが、今日は………」
 武雄の目は青黒い『くま』で縁取られている。肌に艶はなく、寝不足はありありと見て取れた。
 しかし、それで納得できる筈もない。
 万全を期すため体温を計り続け、準備万端整えた上で、更に『今日こそは!』と気合いを入れて来たのに、『疲れてるから』の一言で終わりにされてはたまらない。女の意地が許さない。断じて、絶対に。
「ど、どうして?」
 見えない手で首を締めつけるような視線を避けつつ、武雄は口ごもりながら歯切れ悪く答える。
「どうしてって、あいつが入学してから、毎日毎日……」
「あいつ?、あいつって誰よ!」
 ますます鋭くなる視線。痛みさえ感じる。その場から逃げ出したくなってきた武雄の耳に、更に嫌な音が忍び込んできた。
 それは、校舎の反対側。廊下の向う側から小気味よいリズムを刻みながら着実に近づいてくる。
 今なら逃げ出せる、そう思っていたものの、目の前の視線に突き刺された様に身動きが取れない。
 底の薄い校内履きの音と共に既に、あいつの姿が見えてきた。
 どんな手を使ってでも止めさせようとしながら、今やとうとう見慣れてしまった、あの格好。
 さっぱりとしたショートカット、白いワイシャツ、そして学生服のズボン。
 何で、あんな………
「お兄ちゃん!」
 満面の笑みを浮かべて、何の疑いも無く、全くの無防備にジャンプする。
 歓喜の放物線は、そのまま武雄の胸に飛び込んできた。
「っわわぁッ?!」
 武雄は必死に受け止める。が、ほんの一瞬遅かった。体制を整える暇もなく、そのまま後ろにひっくり返る。
 全体重を預けられた反動を全身で受け止める。肺に蓄えられた気体がすべて排出される。後頭部に衝撃を受け、目の前に星が飛び散る。
 身動きが取れなかったのは数秒の間だろう。しかし、ショックの反動からか武雄は校舎に響く大声で叫んだ。
「ば!、馬ッ鹿野郎!」

 大股で廊下を歩くその姿は、少なくとも楽しげではない。
 だが、今は俺の方が被害者だ。
 武雄はその後ろ姿に言い放った。
「おまえ、少しはしゃぎすぎだぞ!入学の時、ちゃんとした制服だって買っただろう!」
 後ろ姿は立ち止まる気配も見せない。
「晶子!」
 武雄は遂に妹の名前を呼んだ。
 晶子、と呼ばれた後ろ姿は、ようやく振り返り、兄の目の前に立った。
 一瞥しただけでは少女とは見分けの付かないボーイッシュなプロポーションと、顔かたち。
 男性生徒より、むしろ女生徒から人気があったのは、兄として複雑な気持ちだったが、まさか同じ学校に入学したとたん、こんな事になろうとは……
 自慢の妹だったはずなのに、どこでどう間違ったのか………
 数歩進んで、兄の前に顔を突きつけた晶子は、いかにも憎々しげに舌を出す。あまりに子供っぽい『あっかんべー』と言う奴だ。
「あんなの、きつくて嫌だ。」
 どうしてこんなに、かわいげがなくなってしまったのか。
 妹を持つ兄特有の感情が、その名前と共に武雄の口を割って出てくる。
「晶子!」
 2度目に名前を呼ばれた少女は、一瞬だけ年相応のいじらじさとためらいを垣間見せると、次の瞬間には少年の様な表情を取り戻す。
「そんな事、ボクに言える?」
 一瞬の言葉の意味を捕らえるためのタイムラグ、そして沈黙。
 困惑した表情を見て、晶子は小悪魔的なうっすらしたほほえみを浮かべる。
「お兄ちゃんの首筋は美味しかった、って言い触らしちゃおうかな〜」
 武雄は真っ青になる。
「あ、き、て………手前(てめェ)…!」
 言葉だけは暴力的だが、実際、武雄に打つ手が無かった。いきなり最終兵器を持ち出されるとは、思ってもみなかったのだ。
「味わってしまいましたから。」
 わざとらしく、廊下に響くような声で晶子は言い放った。
 もちろん、兄妹以外の誰に通じる筈もない。
 事情の知らないものが聞けば、下校途中にラーメンでも喰った程度にしか思えまい。
 ここで晶子は再びささやくように、兄に言った。
「………せーらーふく着せたかったら」
「着せたかったら?」
 武雄は妹の言葉を継ぐ………これは挑戦だ。心の中で身構える。
 晶子は芝居がかった仕草で兄に背中を見せ、体重を片足によせると、ズボンの尻を引っ張る。
「ンふ」
 艶っぽく、悪戯っぽく笑う。
 よりによって学校の、こんな誰に見られるかわからない校舎の中で…………!
 完全にコケにされ、プライドを傷つけられた男の怒りが脳髄に染み渡る。
「ぶ…ブッ殺す。」
 その一言を見越していたかの様に、晶子は振り返ると、しっとりと潤んだ声で兄にそっと耳打ちする。
「コ・ロ・シ・テ」

 この話に続きは無いというとこで(汗)。だめ?(^^;

 ところで、銀河帝国書院は、五月の456日に、大阪アメニティーパークで開催される、iWeek『世界制服.com』の一員(という名目の元に…)として強襲する予定であります。
 今回は、Mac World Expoにて公開され、好評を得たgShot(開発途上バージョンは、ここからダウンロード可能です。(フリーウェア))の『ほぼ完成版』であるところの『iWeekスペシャル版』を引っ提げての参加です。とはいえ、事実上の完全版になる可能性が極めて高かったりするので、いけいけごうごうです(意味不明瞭)。それにともない、『銀河帝国書院』のページがちょっと変更されたり、にぎやかになったり。むぬう。
 そんなこんなで大騒ぎではありますが、お楽しみ頂けたら嬉しいな〜、とか………ダメですね、寝ます(笑)

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/11

お題目:銀河皇帝出撃準備
 んなわけで、MacWorldExpoにて、暫定版の公開を行ったgShotが、ようやっと本公開の準備にたどり着きました。
 小さな改修だけかと考えていたら、意外と潜んでいたバグやら何やらで、結構大幅に手を加えたところもあったりするのですが、実際に完成したものを見る限りでは、そんな苦労の形跡は全然見えないという………。この完成版のgShot、ゴールデンウィーク、大阪で開催されるiWeekにて公開の予定です。
 さて、そのgShotで主演キャラを務めている銀河帝国皇帝、最近関東への再上陸を果たされた『げんちゃん』にインタビューしてみましょう。

〈新〉「まずは、おめでとうございます」
〈介〉「人を勝手に主演にしておいて、何がおめでとうかにゃ?」
〈新〉「おめでとうございます。」
〈介〉「………」
〈新〉「さて、シューティングゲームには初登場ということですが、何か緊張したところなどはありましたか?」
〈介〉「緊張も何も、ボクの肖像権はどうなっているのかにゃ?」
〈新〉「その件につきましては、これを…」(と、お年玉袋を渡す)
〈介〉「?、何かにゃ………………三十円?こんな小銭貸したっけ?」
〈新〉「皇帝の肖像権料です。」
〈介〉「………………」
〈新〉「無事、お受け取り頂けたということで、これで我々が独占的に皇帝のキャラを自由に使用できる権利を得たことになります。」
〈介〉「ちょっと待つにゃ。それは一体どう言う状況でこんな話しに展開しているのかにゃ?!」
〈新〉「えーと、この条件で満足頂けない場合は、長井様と同じ契約しか残っておりませんが。我々としても、そちらの方が良いと………」
〈介〉「うっわー!、こっちで良いにゃ!満足にゃ!ほら、げんちゃん大満足!」
〈新〉「初の主演で心踊る銀河皇帝猊下の単独インタビューでした」

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/06

お題目:ぎゃー!『Cross Over Eleven』が、いつのまにか最終回〜!
 本日2回目の更新ですが、気にしないでください。拙者が長年愛聴していたNHK-FMのラジオ番組、『クロス・オーバー・イレブン』が終わってしまっていたのです。ううう〜、ショックだ。うう………
 思い起こせば、中学生の頃から高校受験のためと称して夜更かしし、夜11時から流れる津嘉山正種氏の静かな語りと静かに流れる音楽を毎晩心待ちにしていたものだが、それからはやン十年。よくぞ今までと思う一方、この様な番組が消えてしまったのがまた残念でもあったりして………うう、DJだか何だか知らないが、曲の解説なんか聞きたくないのだ〜!、汝らの近況やら音楽観なんぞにこれっぽっちの興味もないのだ!拙者はただただ純粋に曲を楽しみたいだけなのだ〜。
 洋楽好きになった一つの原因でもあり(詳しいかどうかと言われれば、良く聴く曲の名前も良く分かりません、と答えますが)、買ったチューナーはFM専用という偏った嗜好を持つようになった最大の要因でもある『クロス・オーバー・イレブン』の終了は、しばらく聴きたい曲を聴くための番組を探し求める旅の始まりとなるのは間違いないでしょう。そしてそれが、目的地の存在しない旅になるのかもしれません。

 そして、いままで素晴らしい時間を提供してくれたスタッフと、津嘉山正種氏に感謝を込めて……

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/06

お題目:小ネタ清算
 えー、本日は、小ネタの清算です(笑)。
 他に色々やらなきゃならない事はあるのにな〜………現実逃避、現実逃避。

●墨攻野郎A-TEAM
 いきなり変なネタ。『墨攻』って小説がありまして(マンガ版もそこそこだったのですが、原作小説の方が面白かったっす)、そこから来ているんですが………やってる事同じだし(笑)。TV版A-TEAMと同じ様な展開でOK、さらに変な兵器出し放題、ほとんど詐欺な展開で問題無し(笑)。しかし、理解できる人が少なくて没。

●『八時ちょうどの梓2号で私は、私は、貴方から、旅立ちます〜』
 えー、太平洋戦争末期の日本軍の特別攻撃隊、つまり特攻隊の最初の部隊は『梓特別攻撃隊』と申しまして………没になりました。

●油ファイバー
 語感だけで意味不明(笑)。どこかで使うと思いますが………

●ざかり亭
 これは一回使ったネタです。宇宙の帝王が経営するパブ。STOPキーを押して声を中断させては行けません(笑)。

●フィーッシュ!
 元ネタは、『グランダー武蔵』ですね。魚を釣り上げるときに、キャラが叫ぶ謎のかけ声と言うか、間の手と言うか………で、なんで小ネタかというと、この『フィッシュ(Fish)』という言葉には、『ホモセクシャルな男性からみた、本物の女性』という意味がありまして、つまり釣った魚がFishだったわけで、『グランダー武蔵』にはヤオイ本やショタコン本が多かったのでして………(没です)

●番町皿屋敷=ウルトラマン・アグル
 これは、まんまですね。恨みを抱いて、井戸に落ちるとアグルになって沸いて出てくるという(笑)。この場合、伊衛門殿は雪の夜、崩れかけた社の中でお菊の声を聞き、出てきたところを光の巨人に踏み潰されるわけですな………誰が分かるんだ、こんなネタ!ってな訳で没。

●SATURNIC SMILE
 『The MEGA Dictionary “Saturn's wake”』の仮題。更にその前は『The MEGA Dictionary++』だったのですが、これはDEAD or ALIVEで使われてしまったので、没。んでもって、このSATRUNIC SMILEも、Saturn's wakeというもっとインパクトのある名前の登場で没になりました。

●WING is not GNU.
 GNUがGNU is not UNIX.の略だと聞き、では、GNUではないものもあって良いではないかと考えたもの。ちなみにWINGでもZINGでもDINGでもRINGでもKINGでもかまわなかったりします(笑)。これはどこかで使いたいネタですよね〜。Tシャツにでもしようかな(笑)。

●心霊寿殺師・太郎丸
 誤変換で思わず笑ったので保存していたもの。褒め殺しというか、何と言うか。めでたく殺すイカす奴。こんな奴に殺されたら、末代までの笑い者間違い無しでしょう………でも、使いどころがなくて没。

 他にも、色々探したら探しただけ出てくるボツネタ、どんなもんだったでしょう。
 世に駄洒落・バカネタのネタは尽きまじ、とか言った感じで、現実逃避時には、再び小ネタの清算をするかも知れませんが………それはその時次第ということで………どうなることやら(しかし、何やっているんだ拙者は………)。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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04/05

お題目:サービスエリアは楽し
 んな訳で、無事北陸遠征が終了しました。とはいえ、今回は神戸遠征、九州遠征とは異なり、ほとんど純然たる旅行であったのですが、それでも、銀帝のメンバーが動けば、周囲に天変地異が起こるのは毎度のパターンだというわけで、色々と起こってしまったりしまいました。
(今回は飛騨高山〜安房峠に向かう途中、突如雪となり、松本経由での帰還を断念。高山〜下呂温泉〜中津川〜諏訪というルートを取らざるを得なかった。帰着後は、東京でも25年ぶりに桜が満開になってからの雪。これにはさすがに仰天した。更にその後、静岡で地震が起こったりして………)

 それはそれとして、今回の色々ある写真の中で、一番ウケたのがこの一枚。北陸自動車道、尼御前岬SA内の売店なのだが、これは一体なんだろう(笑)。『ポケットサンド・手作り永久冬眠』………?何が何だか分からないが、注文する勇気も無く、そのまま流れていきました。誰か、このSAに寄ったら、注文してみてください………(無理か)。
 今回の遠征では、高速道路・自動車道路上にあるSAの他に、一般道のSAに相当する『道の駅』を多用しました。ここのお土産やさんは、どこを見ても楽しく、また微妙に変てこなものの宝庫でもあります。「ステーキうどん」(高い!)「下呂コーヒー牛乳」(名前が嫌)「宇宙もち」(毛利さんも食べた宇宙食。しかし、何故か安房トンネル開通記念品)などなど、記録するのを忘れるほど強烈なシロモノも多くあり、見逃せません。価格は別にして、まともっぽいものであれば、味も行ける方なので気になる方は是非買ってみる事をお勧めします。多分、大いに笑いが取れるでしょう。

 また、今回の金沢遠征においては、皇帝御用達のゴッドなブックストアなどを確認することも出来たのですが、肝心の兼六園や金沢上跡などは、遠征参加者の体調不良と雨の為、取材を断念せざるを得ませんでした……晴れてたら、多分花見だったでしょう、残念無念。
 これ以外の様々な色々については、折を見て話題として提示していくことになると思いまする。次の遠征目的地はiWeek狙いでの大阪です。gShotの完全版を含めたCD-ROMを引っ提げての突撃となります。関西方面の方は、是非。

 とか何とか行っている間に、SNKが爆沈したり、すさまじいバスが街を席巻していたりしている模様です。なんか凄いなぁ………
 今回の更新では、また、リンクページも更新されております。我らが尾崎豊中殿のHP、PS3否公式HPのホームページアドレスが変更になったことによるものです。どうぞご確認ください。

 簡単な更新のつもりが、何だか山盛りになってしまいましたが、これがアップしてみると、意外とそうでもなかったりして………(笑)
 次は横シューです(爆)。え?ヴィジュアルノベル?MacOS Xの勉強が終わってからね………うう………

 では、次回の更新をお楽しみに。

Number of hit:9473+14500くらい


03/27

お題目:メイド・妹・巫女・けもの
 以下は三月十日に行われた総合火力宴会での会話を一部脚色の上再現したものである。

〈新〉「…では、メイド・妹・巫女・けものの四つのうち、今後の成長株は一体どれだと思いますか?」
〈A〉「そのジャンル分けは正しくないな。」
〈新〉「正しくないって?」
〈A〉「大雑把すぎる。」
〈新〉「これで大雑把ですか?」
〈A〉「世界地図を指さして、『この角を曲がって三軒目です』って言うくらいに大雑把だ。」
〈新〉「…じゃあ、どんなジャンル分けで行けばいいんですか?」
〈A〉「そうね、ボク的に言えば、例えば巫女だったら『何かに取り憑かれていて、夜になると性格が豹変してエッチになる巫女さん』『山奥の神社に一人っきりで住んでいる世間知らずで高飛車で主人公についずけずけとした物言いをしてしまう巫女さん』『内気でもの静かだけど、いつも様々な物の怪や悪霊と戦い続けなければならない運命や血脈を背負った取っても優秀な巫女さん』の三つぐらいは抑えておきたい。」
〈新〉「………………何か、物凄く具体的ですね。」
〈A〉「馬鹿言え。これは最低ラインだ。この程度じゃまだアウトラインだ。」
〈新〉「じゃあ、妹の方は?」
〈B〉「あれはねえー、あんまりいいもんじゃないぞ」
〈新〉「………ホントに手を出したんですか?」
〈B〉「手を出すような気にはなれないよ。うるさくて、扱いにくくて、勝手で、わがままで、見慣れているからつまらない。」
〈新〉「………(つまらなくなければ手を出すのであろうか?)」
〈B〉「ロマンってのが無いよな」
〈新〉「はぁ」
〈A〉「メイドはもっと難しいな。あまりにも広すぎる。」
〈新〉「じゃあ、けものは?」
〈A〉「特殊性が高いからなぁ。単体での扱いは難しいぞ。マニア性も高いから、いろいろな意味での危険性もある。メイドや妹の『味付け』として使うべきだな。ただ、巫女さんとの親和性は低いから注意だ。」
〈新〉「うーん。」
〈C〉「メイドはー、巨乳で〜、パッキンな奴がいいっす。」
〈新〉「お前は黙ってろ。」
〈C〉「そんで、ハイヒールのかかとで、踏んで踏んで踏んで〜!」
〈新〉「………………それは、メイドなのか?」
(以下、延々と続く)

 では、次回の更新をお楽しみに。

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03/26

お題目:「しすぷり」
〈新〉「シスプリってなんだ?!」
〈介〉「って、のっけから何かにゃ?」
〈新〉「だから、シスプリって何なんだ。流行っている様だが?」
〈へ〉「聞いたことはあるけど?。」
〈介〉「知らないにゃ。」
〈新〉「………それじゃ話題が続かないだろう。」
〈介〉「でも、知らないにゃ。」
〈新〉「調査を開始するとかして欲しいところだが。」
〈介〉「それは管轄外。興味も無いし。そういう場合は自分で調べるのが鉄則にゃ。」
〈新〉「………(検索エンジンで調べる)。うーむ、シスプリとは『シスタープリンセス』の略称らしい。」
〈へ〉「ふーん。」
〈介〉「シスター?!」
〈新〉「妹からメールが届くらしい。詳しいことは、まだ分からん。」
〈介〉「い、いも!!、な!何たる事にゃ!この皇帝の目の届かぬ辺境の地で、ボクの愛すべき占有物である所の妹どもが勝手放題にどこの馬の大腿骨とも分からぬ周囲の男どもに愛敬を振りまいていたとは!ぬう!許せんにゃ!これは具体的な処罰の対称として考えてしかるべきにゃ!」
〈新〉「おいおい(汗)、妹と聞いたとたんそれか?」
〈介〉「(〈新〉の発言を聞いていない)ここは積極的に取り締まりにかかる必要があるにゃ!特許庁と法務省に妹これすなわち銀河帝国皇帝であるところのボクの独占権が認められなければ海老責め、水責め、抱かせ石のフルコース、市中引き回しの上、終生遠島を申しつける必要があるにゃ!いや、それだけでは物足りないにゃ!ここでは具体的な方策を練らなければならないにゃ!」
〈新〉「………………」
〈へ〉「ところで、結局シスプリってどんなゲームなの?」
〈新〉「いや、よく分からん。大畑さんがアルジェナ終わった後に、監督やるらしいけど………ZD-NETに載ってるな。」
〈へ〉「それ、ゲームの内容じゃないよ」
〈新〉「そうなんだか……肝心の内容がわからんのよ。検索しても、何かよく分からない。とにかく、メールが届くらしい。」
〈へ〉「メールが届いて、妹で、プリンセス?」
〈新〉「そうすると、兄貴はプリンスか?………古代祐三?」
〈へ〉「シスプリは古代綾乃さんのゲームって事なの?」
〈新〉「……どう考えても違う様に思えるが…、理論的には正しいような。」
〈へ〉「根本的に間違っていると思う。」
〈新〉「では、メールが届くという点に着目してみよう。その内容がゲームの進行に関わるらしい。」
〈へ〉「ネットゲームみたいだね。」
〈新〉「とにかく、登場するキャラクタの心情や状況がメールに示されていて、それを読んだプレイヤーが萌えるシチュエーションにハマる様だ。交換日記みたいなものなんじゃろか?」
〈へ〉「…テレクラとイメクラを混ぜたような?」
〈新〉「……うっ……危険なまでに的確な気もするし、全然的外れのような気もする。」
〈へ〉「でも、仮想の存在であるキャラからメールが届いて、そのメッセージを基準としてストーリー展開する訳でしょ?」
〈新〉「うーむ。ブツを見ないと結局何も言えないか。」
〈へ〉「でも、これってWindows用でしょ。」
〈新〉「SoftWindowsで出来ないか?」
〈へ〉「ToHeartでも苦しかったのに………そもそもFWB、SoftWindows放棄しちゃったじゃん。」
〈新〉「ぬぐわー!そうでした!拙者ら、またもハズレを引いてしまったのですよ!」
〈へ〉「借りたWindows2000機は?」
〈新〉「2000だぞ。エロゲーは無理だ。ついでに言えば、P2の300Mhzじゃねえ………」
〈へ〉「そうだねぇ………」
〈新〉「まー、仕方ない。シスプリは諦めよう。」
〈へ〉「……諦めるって、なにかするつもりでいたの?」
〈新〉「………………」
〈へ〉「………………」

〈介〉「…それだけでは、まだ充分とは言い難いにゃ!妹の純粋性を保持するために、純粋な妹を臨界状態で維持可能な大型ヘリカルコイルの建造を進めるにゃ!、これを達成するためには様々な極限技術を新規に開発する必要に迫られる事になるにゃ!この開発と建造のための予算に充てるために、新たに銀河帝国妹建設国債を発行するにゃ!妹建設国債は、償還期限が二年で、利率は基本的に…」

 では、次回の更新をお楽しみに。

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03/25

お題目:9000ヒット御礼
 遂に9000であります。一回カウンタがリセットされている事を考えると、だいたい23000ヒットという事になります。
 毎度の事ではありますが、あんまし更新のない、見るべきところが妙に少ないページにも関わらず、毎度閲覧して頂いている皆様には、感謝の言葉もありません。
 本来なら、今やっているもろもろを次々と公開するべきなのでしょうが、これがまた色々あって公開し難かったり、oh!Xみたいに色々あったおかげで公開するタイミングを逸したりしているわけです(汗)。いや、まずいとは思ってるんですけどね……。(原因の一つとして、管理屋があまり公開に積極的でないという点があったりしますが、最近は何とかしようと善処中です。)

 んなわけで、Objective-Cの勉強をしようとして、その難解さにいきなり爆沈したり(それでもC++よりは取っつきやすいと思うのですが)、Mac OS Xに移行しようとして、既に自分のマシンが対応機種から外れていることに気がついて唖然としたり、LANを構築しようとしてWindows2000でTCP/IPのコンパネを開いたら(開いただけ)、メモリ例外を吐き出してシェルごとお亡くなりになり、やり場のない怒りを感じたりしておりますが、これからもご愛顧頂ければ幸いです。

 ここ三週間ほど、思いっ切り風邪を引いたり、税務処理(主に計算…)に手間取ったりして通販事務などが遅滞しておりますが、今月末までには全ての処理が完了する予定です。お待たせしている皆様には、もう少しお待ち頂ければ幸いであります。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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03/06

お題目:oh!X 2000年春号
 今さらアレですが、oh!X 2000年春号に新田と平野が記事とイラストを描いております(^^;。既に店頭平積み状態ではないとは思いますが、探して見てやってくださいませ〜。ちなみに、どこの記事か、どのイラストかは極秘です(見れば一発で分かるとは思いますが)。こう言うもんは、リアルタイムな話題なので、本来はすぐに書くべきなのでしょうが、今回はgShotがらみでそれどころじゃなかったりして、すっかり遅れてしまいました。oh!Xの方は次号は秋予定………やはり来年になってしまうのでしょうか(笑)。
 ともかく、Macintoshでゲームとかプログラムしてみたい、と考えている方には、出来る限り役に立つ情報を詰め込んでありますので、みてやってください。
 しかし、こういった初心者向けの開発関連記事がMac誌に蹴られて、DOS/V Magazine別冊に載せてもらえたとは……笑えないなぁ(汗)。

 さて、今回は更にLinkページも更新しました。maruan殿のヲタMac(WATER Mac)庄田殿のShoda's hobby pageChaos Atomic殿のManifest Destiny HP(これ、全角英文字じゃないとダメなんですか(^^;)、壱郎太ハカセ殿の太肉金八チームNETWORKと一気に四箇所追加です。

 んなわけで、今週末は総合火力宴会です。むごーん。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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03/05

お題目:更新記録っぽいもの
 お久しぶりでございます。
 まずは、Mac World Expoにて『バカムービー研究会』にお越しいただいた方に心より感謝申し上げます。
 あのお祭りの後も何やらで色々と忙しかった訳ですが、現在も確定申告などで忙しかったりする状況が続いております。うわーん。

 さて、そんなこんなでヤミナベCD-ROMに収録された銀河帝国書院のシューティングゲーム、gShot(開発途上バージョンは、ここからダウンロード可能です。(フリーウェア))は大変好評で、色々嬉しい限りなのですが、その半面、徹夜して作成したCD-ROMが一発で完売して青い顔になってしまったのもまた事実。Macintoshでゲームを求めている人が多いのか、それともお祭り騒ぎの高揚の中で買っていかれたのか、今一つ判然としない部分が多くありますが、何にせよ、次回作への意欲となりました(会場で『発送する』とお約束した方へ、現在、バージョンアップ作業中です。三月下旬には発送の予定ですので、それまでお待ち頂ければ幸いです。告知が充分でなかった事をお詫び申し上げます。)。
 なお、gShotでありますが、現在大規模なバージョンアップ作業中です。とはいえ、内部的な事であり、見た目は一部を除きほとんど変わりありません。が、安定性その他が向上する予定です。このバージョンアップが完了した後、本公開となる予定です。もうちょっとお待ちください。

 次回作についてですが、既に企画はまとまりつつあり、実質的な作業に入る準備をしております(とか書いていますが、企画と作業に明確な区分は無く、適当に進めている訳ですが……)。どんなものがいつ完成するのか、作り手にも全く分からない毎度の行き当たりばったりが続いておりますが、gShotとはちょっと毛色の変わったものになりそうです。どうかご期待ください。

 ………なんか最近、堅いか変に短い更新ばっかりだなぁ………少し錯乱しても良いのでしょうか?>各位。

 では、次回の更新をお楽しみに。

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02/21

お題目:Mac World Expo
 明日(もう今日か?)より週末〜週明けまで、Mac World Expoに参加します。とはいえ、基調講演などという高級感あふるる貴族の集い(ノーブル・ギャザリング)やら、開発の為なら初心者をメイスで撲殺する開発関係の講演(デベロッパーズ・アセンブル)やらに参加できる筈もなく、一般参加でユーザーズグループの一角に拉致監禁というていたらく(笑)。それでも、件のシューティングゲームはほとんど完成というわけで、なんとか持っていけるはずです。その他、ユーザーズグループの活動の成果を奇妙なまでに納めまくったCD-ROMは、金曜日と土曜日の二日間に頒布する予定です。
 んなわけで、いつも通りの更新の鈍さが、例によって更にパワーアップする予定ではありますが、御用とお急ぎの無い方は、『世界征服.com』でお待ち申し上げておりまする〜m(__)m(巨大なアドバルーンが必要以上に目立つ予定です)。
 では、当日、会場でお会いしましょう。
 では、次回の更新をお楽しみに。

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02/18

お題目:(無題)
*へんじがない ただのしかばねのようだ*

 では、次回の更新をお楽しみに。

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02/13

お題目:魂の叫び(二回目)
「たすけて……」

 では、次回の更新をお楽しみに。

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02/07

お題目:ロボットの魂
「心を持つロボットを創ることは可能なのですか?」
「いいえ。不可能です。心を持つロボットを創り出すことは、未来永劫できないでしょう」
「それでは……?」
「心を持つロボットは、決して創り出すことはできません。それは『生まれる』のです。」
「……!!」
「それが彼らが失敗した理由なのです。」

 では、次回の更新をお楽しみに。

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01/09
お題目:コミックマーケット59
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 さて、一ヶ月ぶりの更新でありまする。既にコミケ終了から二週間近く経過してしまいましたが、恒例のコミケ歳時記(笑)、行ってみましょう。
 細かい記憶違いなどあるやもしれませんが、そこはそれ。ツッコミなどありましたら、掲示板かメールにて……

  • 12/28
     昼過ぎに皇帝到着。前回は、うちでグースカ寝てから出発したが、今回は少し余裕がある模様。新田は恐ろしいことに、この時点でまだ原稿が完成していなかった。2時頃、平野到着。平野は既に自分の新刊のコピーを終了させており、あとは製本だけで済む。新田はひたすら原稿を作成(ペン入れと原稿の取込みは終わり、この時点ではトーン代わりのグレイスケールでの彩色を行っていた)。皇帝は午後四時半頃、会場のビッグサイトに向けて出発。平野は製本を開始。新田はひたすら彩色……。
     午後八時すぎ、平野は自分の新刊の作成を完了。新田もようやく原稿が完成。しかし、いつも使うコピー屋は既に終了しており、何よりこれから新宿まで足を伸ばすのは不可能と判断。近所のコンビニを行脚する事にする(結果的にこれが良かった事になるのだが……)。
     まず、明日売る在庫を車に搭載。その後、ファミリーレストランで腹ごしらえをしてからコンビニに突入。さすがにコピーする枚数が多い(16ページ×100冊分)ので、平野と新田で二つのコンビニに別れてコピーすることにする。
     最近のコピー機は、『コピー機』と言うより、スキャナ&プリンタに近いものがあり、一回原稿をスキャンすると、あとはひたすら刷ってくれる。印象としてはリソグラフに近い。かかった時間も3/4くらいだ。
     自分の分を終えて、平野の待つはずのコンビニに向かうと、コピーがまだ終わっていない。なんでも、コピーをはじめた途端、トナーが無くなって、その補給に手間取ったらしい。それでも、残すコピーはあと三百枚程となり、もう少しで終わろうかというところでコピー機本体でなくて、コピー機につながったコインマシン(お金を入れる奴)にエラー表示(笑)。本体のエラーには慣れた店員も、これにはなす術無く、撃沈。しかたなく、新田が最初に行ったコンビニを再度襲撃。コピーを再開する。
     コピーし終わった原稿と大量のコピーの束を車に載せようかと駐車場に置いてある車を確かめると……なんか傾いています。
     慌ててタイヤを確認すると……パンクしてます。左後輪。
     SMEEEEEEG!!!
     平野もこれには唖然。去年のベイブリッジに引き続き、今年も年末に厄落としと相成りました(爆)。いつも使うガソリンスタンドは、年末年始で通常より営業時間が短く、既に終わっているし、タイヤ専門店などに向かうほどの時間的余裕もパンクした車で運転する根性もない。仕方なく、自力でタイヤ交換することを決定。ぐわー。ぎょえー(しかし、もし新宿、またはその行き帰りの高速でこのパンクが起こっていたら……!)。
     コピーは無事終了するも、無事でないのが帰り道(笑)。普通なら5分と掛からぬ経路を30分(本当はもっと短かったのかもしれないが、体感的にはもっと長く感じられた)かけて帰宅。
     製本は仕方ないので、平野に任せ、新田は寒空の下タイヤ交換。しかも照明といえば、屋根も無い吹きッさらしの駐車場の道路をはさんで反対側にある蛍光灯一本の街灯と平野から借りた一番小さいマグライトだけ。去年のベイブリッジの上もインパクトがあって寒かったが、今回もまた寒い。心まで寒い(笑)。
     ブチブチと文句をタレながらも、慣れてしまったタイヤ交換。あっという間とは言わないが、そこそこで交換完了。平野の製本を手伝う。しかし、この時喰らった寒気で、新田はものの見事に風邪を引くことになった。
     色々あって本が完成したのは12時近く。
     翌日の準備などドタバタしているうちに、1時近くになってしまった。酒を飲むと、翌日に残りそうだったので、呑まずに寝る。

  • 12/29
     コミケ初日。午前5時に起床。簡単に身支度して出発は5時半くらい。コンビニで昼用の弁当とこまごました食い物を買う。途中の牛丼屋で朝飯を食べるが、寝ボケが完全に抜けておらず、平野はせっかく頼んだ生卵を半分こぼし、新田は紅生姜を肉より多く山積みにして何だか分からない物を創り上げた。
     高速は、スペアタイアが無いこともあって、安全運転に撤する。会場着は8時半頃。いつもに較べると、ゆったりした入場となった。
     当日になってカタログを入手して驚いた、隣りが『日刊オードリー』で通路を挟んで向いが『ヴァフィヨーン団』。濃いと言うには、濃すぎる配置。あるいは故意か(笑)。どっちにしろ、凄い密度である。さらに近隣に羽田いかお氏の『いかミサイル』もあったりして……ゲーム系ってこんなに顔見知りが多かったか?と驚いたりする。
     今回はまた『ミトクルー漫画部』(今回は間違えなかったぞ)との相互委託も考えていたが、東館に足を向ける時間が取れず、やかぜ氏とも連絡が付かなかったために断念。
     まるとの姐御の『まんが同好会』にも挨拶してくるが、なんとなくぐったりしている。平気かいな……。
     顔なじみのスタッフの方に挨拶してまわる。そのうち開場(なんていい加減なんだ!)
     さて、本来、これはコミケ前に告知するもんだけど……今回の銀河帝国書院での頒布物は以下の通りでした。

    • Mental and Damage vol.1(新刊:平野まさのり個人誌)
    • Viva!Dreamcast!!(新刊:毎度の銀帝コミック)
    • “きっと愛のせいね!”THE MEGA Dictionary POLTERN
    • "Saturn's wake"THE MEGA Dictionary BRAVO!(残部僅少)
    • 十二音序曲(メルクリウス・プリティの小説本・コピー)
    • Reference of THE HYBLID FRONT
    • 時を継ぐもの〜アナザーファンタシースター3(ジャンク品)
    • 『浪人生は眠らない』(ラブひな本・成人向け

     『時を継ぐもの』は、98年の夏コミの際、サークル入場時に土砂降りに見舞われ、その時カバーの一部が水濡れしてしまったものなどのジャンク品。新刊を買ってくれた人や、どうしても欲しい!と言ってくれた人、『いくらなら買いますか』と聞いたら『いくらでも』と答えてくれた気っ風の良い人とかにタダ〜三百円で売る。うちのサークルは時々こう言う無謀な事をするのでお見逃し無く(笑)。
     東館の混乱は知り合いのスタッフを経由して色々と聞いているので、サークルめぐりは西館中心。しかも、挨拶巡りする予定のサークルリストをものの見事に忘れてどこにどんなサークルがあったのかサッパリ……
     さて、肝心の売れゆきの方は、結構好調。前回もそうだったが、とにかく『K.G.O.B.』や『マンハッタン計画』というサークル名から、『銀河帝国書院』へ移行したことの告知が徹底しておらず、『白本』や『最終版』以降の新しいメガディクショナリを手に取るのは始めてと言う人が大変多く、心苦しい限りであったが、そのせいもあって二つのメガディクの売れゆきは好調。BRAVO!は最後の一梱包を残すのみとなってしまいました。
     通販などに関する情報の変更などもあって、銀河帝国書院のページが更新されていますので、御確認下さいませませ〜。
     二冊の新刊はいずれも午後には完売と相成った。そんな訳で、一段落付いたので周囲をウロウロしたり、サークルの方に入らしていただいた方々とぼそぼそ。
     いつもお世話になっておりまする、131の栗林殿。
     やっぱり6ボタンパッドが一番だと思いまする、Shoda's hobby roomのSHODA殿。
     あんましお話できなくて申し訳ないっす、Manifest DestinyのChaos-Atomic殿。
     リンク待ってまする〜、小松屋呉服店の桜花殿。
     ホームページが黄色いです、胃痛新聞社のレインボー殿。
     サークル情報ありがとうございました、PHANCHOS殿。
     だから、無理は止めてください『我らが姐御』まると殿(ホームページ作らないんですかぁ〜)……
     拝名堂本舗の拝名殿はいらしていただいたのか確認できなかったのですが、年賀メールも頂いて嬉しい限りでありまする。妖精辞典完成待ってますよ〜って、拙者も原稿書かなきゃダメっすか(汗)

     他にも様々な方々にいらして頂いてるんですが、拙者のFIFOな頭ではどうしても覚え切れないのでありまする〜。何卒、ご容赦を。
     さて、周囲のサークルがPSO談義に花を咲かせる中、DC購入当日にドリームパスポートの、そのあまりにアレなシステムに怒髪天を突き、GD-ROMに天誅を下してしまった新田と、実物を見てDCそのものの購入もためらう平野は、自らを『PSファンでなくPS3ファンである』と再確認した次第でありました。
     そもそも新しい冒険が欲しいんだったら、トモダチとるんたったで楽しめる程度のネットプレイなどといったぬるま湯に満足しないで、資金支援者無しで自分で会社をたてるとか、新しいゲームを自ら開発するとか、金属バット片手に歌舞伎町に突撃するとか、もっとアグレッシブな方法があるだろうに……そもそもネットプレイなど、対戦プレイと同じで所詮はシナリオライターとシステムデザイナーの敗北宣言ってのが(以下削除)、あくまで現段階での個人的見解なので念のため。

     閑話休題。
     ともかく、初日はさほど体力を消耗することも無く無事終了。
     しかし、ここでふと気がつく、頼まれていたスタッフ分と、翌日に挨拶する予定のサークルの方々の分の本まで全部売っぱくってしまっていた……この後、平野はともかく新田が先輩方から殴る蹴る愛を語る等の暴行を受けたのは言うまでもない。

     閉会後はとっとと帰還。なんて器用なことができるわけも無く、多少なりとも得た利益を食い物に変換しつつ帰宅。ついた頃には、ほとんど何も無くなっていた(笑)。二日目は委託サークルも無い為、挨拶まわりだけできればよいので、正午頃に開場入りするつもりで寝る。

  • 12/29
     コミケ二日目。起きたら昼だった(笑)。  昨日の夜から悪化し始めた咳が止まらない状態。ゲホゲホやりながら会場入りしたのが午後2時前後、もうサークルめぐりも変な本探しへったくれも無く、取り急ぎBiTmap Publishingに向かう……が、既に目当ての本は完売。今度は西館へ。馬超中心なサークル笑止千万にご挨拶。ここも新刊は既に完売……うう(後で見せてもらったが、今回も途轍もない本だった……)。StudioMaruanでヲタMacの方にご挨拶〜。とかしているうちに閉会。遅くなって会場に着いたこともあり、何もできないで閉会してしまいました(笑)。

     帰りはスタッフをしている先輩後輩らと合流。五反田駅の近くで低予算の大宴会を楽しみ、O大尉のアパートで、DC版の『クイズ・ああ!女神様』『CCさくら』(正式名称失念(^^;)を見せてもらう(O大尉は両方とも巨大パッケージ版を購入していた……)。
     その後、新田と平野は帰宅し、大晦日の昼過ぎまで惰眠をむさぼった上、新田はしっかり風邪を引いたのでした(笑)。

    (後日談として、大晦日〜正月にかけて皇帝がブッ倒れていたり、ラーメン街道を探し求めて放浪した上に正月休みでラーメン屋が全滅していたり、DCソフトを買いに町田さくらやに行ったが、帰ってきたら何故かターンXのプラモを持っていたり、狂言を見に行ったりと色々あったりする。)

 今回も、本サークル『銀河帝国書院』に御来訪頂いた皆様には、感謝のことばもありません。今後ともどうかよろしくお願い致します。
 でも、次回の冬コミは、タイヤがパンクしたりしません様に……(切実)。

 では、次回の更新をお楽しみに。

Number of hit:5122+14500くらい