11/04
お題目:地獄の鬼も呆然
年末が近づいて、ますますぐったり&しょぼぼんな現況、いかがお過ごしでしょうか?
わしは、益々叱られっぱなしでガックリです(笑)。なんとかならんかな〜。
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「悪いことをすると、地獄に落ちるんです。」
「少なくとも、儂ら全員は間違いなく落ちれるな。」
「でも、サービスカウンターで申し込みをすれば、地獄ポイントカードが貰えます。」
「ポイントカード!?」
「地獄の責め苦が、5%〜20%のポイント還元!。たまったポイントで、更なる責め苦が待ち受ける!!」
「………それは、全然嬉しくないぞ」
「でも、地獄には、オニケットがあるんです。」
「オニケット!。」
「オニケットには、徹夜で地獄の門が開くのを待つ亡者たちが並ぶんです。」
「……で、どうなるんだ?。」
「開場すると、亡者たちが一斉にオニケット会場になだれ込みます。」
「で、どうなる。」
「自分の選んだジャンルの拷問で行列をつくります。」
「………ジャンル?」
「例えば、SFとか、文芸とか。」
「…なんか、電車・バス系の拷問ってヤだな、はねられたり、轢かれたりしそうで。」
「メカミリも嫌だと思います。」
「旅行系の拷問も分からない。」
「……美少女・成人向け拷問………」
「うう、なんかすげー怖い。」
「怖い拷問サークルって何かあります?。」
「ジュネ系。」
「それは、地獄じゃなくても怖いです。」
「むしろ鬼の立場で怖い。亡者が激怒して鬼を殴るんだ。『○×△』は『△×○』とは違うのよー!、ってな。」
「乗算法則が成立しないって、なんか行列計算みたいですね。」
「まあ、行列は事実だな。計算できるかは別にして。」
「亡者が共同で責め苦を追うシステムもあるそうです。」
「……亡者が『俺、今日は7回も針地獄回ってきたぜ』とかいうのか?」
「一人1日一回限りの限定もあるので大変です」
「どういう地獄なんだ、一体?」
「で、オニケットは三日間開催されるんです。」
「ふむ」
「1日目は、天国から人が落ちてきます。二日目は、ごく平均的な地獄ですが、三日目は、鬼も逃げ出す。」
「初日の天国ってなんだ?」
「企業スペースです」
「うわぁ。」
「全員西館に走って、エレベーターに乗って天国へいきます」
「………」
「どうしました?」
「じゃあ、あのエレベーターは蜘蛛の糸か?」
「突然崩落して全員地獄に落ち戻ります。」
「………………」
では、次回の更新をお楽しみに。
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